jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

過去回帰の日々でした・・・


2021年もいよいよカウントダウンに入って参りました。

 

思えばあまりにもあっという間の一年だった気が致します。

 

でもあまりにも多くのことが起きた為に3年分くらい長い一年であったような気も致します。

 

2021年もここ4年間の例にたがわず、猫騒動に巻き込まれた日々でした・・・

 

2022年は、もう猫には振り回されない!と言いますか、猫に関わる人達に振り回されることなく芯をより強くしよう、と決意致しました。私の動物さんへの過剰な同情癖という弱い部分につけ込み、ルシファーが入り込んだ人々が、私を振り回し、もてあそび、嫌な仕事を全部丸投げして去っていきます。そういうことは、もうさせない!と強く心に決めました。来年は天界の本業を9割にし、猫ボランティア活動は1割にしよう!と決意しております。

 

(先日から吉田松陰の呪いを再認識するような出来事がありました・・・思い返すと猫活動を始めてから6人のY田さんという方とやり取りを強いられています。Y田さんは最初は、親密な感じで近づいて来て懐に飛び込むようなアプローチを見せ、次第に、私を否定するようになり、最後は激しくバッシングし、後ろ足で砂を掛けるように去っていくのです。先日、あるY田さんは市役所にわざわざ赴き、私の会が依頼者に金銭を請求している、また譲渡金まで不当に受け取っている、と通報したというのです。市役所の方から、これは真実ですか?と質問され、卒倒しそうになりました。。。この丸5年間、一円すら依頼者から頂いてもいない、譲渡金はもちろん、掛かった費用だけ頂いている、と身の潔白をお伝えし、すぐに納得してもらいましたが、実の実、それを通報したご本人、Y田さんが、猫一匹につき、3万円から5万円の捕獲料を依頼者に請求し、混乱を招いている、ということをあちらこちらで聞いていました・・・。そして今は、Y田さんへの苦情通報が多くなり、市役所は、どうぶつ基金の無料チケットをY田さんに渡すのを止めているそうです。その腹いせに私の会が違法なことをしている、と訴えに行ったのでしょう。。。私はお仲間の告げ口は致しません・・・情けない・・・もう吉田松陰の呪いは解除します!)

 

 

今年は、猫のことを通じて過去を振り返る時間が何度もありました。

 

特に11月がそうでした。

 

仔猫が2匹、ある公園の近くに現れたから、なんとか保護して欲しい、という依頼の電話があり、その仔猫を捕獲保護するために、奔走した一か月は、特に過去を振り返るという時間をたっぷり頂いておりました。

 

一か月後、仔猫は結局、一度たりともかげも形も見掛けすらしませんでした。

 

まるで、精霊のようにふわふわと神出鬼没に現れ、幻のように消え去っていったかのようです。

 

姿を現したのには、まるで私を誘い出すような目的があったのでしょうか・・・

 

仔猫を捕獲しようとした夜がちょうど満月であった為、私は、誰もいない公園の築山の頂上で、一点の曇りもない深いインディゴブルーの夜空でちょうど頭上に輝く黄金の満月を仰ぎ、思う存分大声を張り上げ、鳳凰を呼び、天界の無限の恵みを頂くワークをすることができました。

 

昼間は、仔猫の足跡を追って、公園中を調査し、駅の方まで足を伸ばし、仔猫情報を仕入れようとしておりました。

 

その際、懐かしい様々な記憶がよみがえって参りました。

 

実は、私は高校生の頃、3年間通学で使っていた駅がそこにあったのです。

 

また通学路は、その仔猫がいたという玉川上水沿いでした。

 

そこを松本さんとご一緒にあちらこちら歩いている間に、駅前のかつて本屋さんであったところも通り掛かったのでした。

 

思い返すと、3年間、ほぼ毎日のように立ち寄っていた小さな本屋さんがそこにあったのです。

 

同級生情報によるとその書店は、著名な作家「松本清張」の息子さんが経営している本屋さんであったそうです。

 

私など、その本屋さんで厚かましいことに、何時間も漫画や雑誌や単行本を立ち読みさせてもらっていましたが、いつもレジに立っている、息子さまと思われる中年男性は、長時間居座っている私をとがめることもなく、まるでそこにいないかのように存在感を消し、地味に静かにたたずんでいらっしゃいました。

 

その書店で星新一大先生のショートショートにもめぐり逢えたのでした。

 

もちろん、その書店では学校で必要なあらゆる参考書も購入させてもらい、高校生時代はなくてはならない書店でした。

 

現在は、入り口のシャッターが閉じられており、ただの空き家になっているようです。

以前は心躍るような新刊の雑誌などがところせましと飾られていて大きく華やかに見えた本屋さんの入口は、実は小さな間口だったのだな、と懐かしさの中に寂しさも感じておりました。

 

その書店の脇になぜか、おしゃれなベンチが置かれており、真夜中に公園内で捕獲器を設置した後、そのベンチでぼんやりといろいろと回想しながら、朝日が昇るまで瞑想をするように静かに過ごしておりました。

 

しかし、自分はなぜにここの高校に通っていたのだろう・・・と心中に問いておりました。

 

高校受験の時、多くのクラスメートがこの私学を落ち止めにするから、一緒に受けようと強く誘われて、学校のことを調査もすることなく、意志もなく、皆と一緒に受けただけ、な感じでした。

 

公立高校の方も、やはり押しの強いクラスメートが親友だから一緒の高校に行きたい、だから一緒に受けよう、とかなり強引に誘われ受けただけでした。

 

受験前に、ちょっとだけ通っていた塾の講師のお話では「あの公立高校は名前さえ書けば受かるよ」と言われていたほどの、お気楽高校だったと思います。

 

その受験の際の名前記入に関して、今でも実はトラウマがあり、お恥ずかしいお話ですが・・・。

 

白状をすると。。。

 

受験用紙に当然のごとく、自分の名前を書く欄があり、そこに「ふりがな」とあったところに私は確か、「カタカナ」で自分の名前の振り仮名を記入してしまったのです。

(どちらか忘れてしまいましたが、フリガナ、と書かれていたのに、ひらがなで書いてしまったのかも知れません・・・)

 

「ふりがな」とあったら、「ひらがな」で「ふりがな」を記入しなければならなかったところを、「カタカナ」で記入してしまった為なのか、または点数が合格点に到達しなかったのか、その高校から見事に蹴落とされてしまいました。

 

きっとこいつは名前すら書けない奴とみなされたに違いありません。

 

(名誉のために書いておきますが、私は、中学の時は規模が小さい学校でしたが、常にトップ20人の中に入っていたはずなのです。受験前に急にアホになったのでしょうか・・・)

 

誰にも話したことはありませんが、自分の中で、今でもトラウマであり、そして密かに笑い種にしております。

 

それで、名前さえ書けば受かると言われた公立高校に落ちて、10人位が受験したその落ち止め私立高校に、私一人だけが通う破目になりました。

 

私以外は全員、そのふりがな高校に受かっていました。ヨカッタヨカッタ

 

しかし、自分の意志とは関係なく、通うことになった私学の方が、そのふりがな高校よりもちょっとだけ、偏差値がマシであった為に、周囲からは「そこにいけて良かったね」と言われましたが、自分には感慨も何も起きませんでした。

 

しかし、私に異常に依存執着していたひとりのクラスメートがふりがな高校に行くことになり、離れることができてほっとしていた気がしておりました。

 

入った私立高校では、あまり話の合う同級生がおらず、孤立していましたが、半分の生徒はとっても優しくおっとりとした生徒が多く、心配りも気遣いもある生徒ばかりでした。それで当時から、動物さんにしか興味のない奇人変人であった私に対しても特別扱いをすることなく、皆が穏やかに受け止めてくれました。

 

あまり(失礼ながら)賢い生徒達はいませんでしたが、私も好んでいた洋楽や洋画が好きなクラスメートが多く、それらを理解するために、共に英語だけは頑張ろう、といっていた気がします。

 

思い出すと、通学に時間が掛かる高校には、超怠惰で引きこもりがちであった私はあまり通っていなかった気がします。学校でも図書館にこもっていたり、どこかでぼんやりとしていて、あの3年間は、自分が自分でなかったような、記憶がかすかであり、あいまいで、もしかしたら、宇宙人かなにかに魂を乗っ取られていたかのような、または亡くなった人達に憑依されていたような、奇妙な3年間でした。

それでも、通学途中で立ち寄った場所で、「遠藤周作大先生」のワークショップに出くわすこともあり、やはり必然の日々であったと思います。

 

 

2012年に、田園調布のセラピールームを畳んだ後、今度はどこに引っ越そうか、天界の大天使ミカエルに訊ね、東京の地図を広げ、何度も何度もミカエルに訊くたびに「コダイラコダイラ・・・」と聞こえた気がしたのです。

 

東京の23区内も考えていたのですが、何度訊いても「コダイラ」と返ってきた気がしたのです。

 

それがなんであるのか、ここに来なければならなかった理由は、いまだに分かりません。

 

ただ、高校までここに強制的に来させられて、今回も住み続けることとなった理由はいつか分かるのだと思います。

 

西宮時代は、市のマークの六芒星に呼ばれ、震災後の浄化をさせて頂きました。

 

田園調布の時代は、渋沢栄一氏から呼ばれ、古墳の高次元宇宙界エネルギーを頂き、キリストと聖母マリアのメッセージを受け続けておりました。

 

今回の小平は、精霊猫に呼ばれたのでしょうか・・・猫に関しての活動での影響力は結構大きいものがあります。しかし、いまだに疑問を天界に問い続けております・・・

 

もしかしたら、高校の3年間があまりにも怠惰であった為に、そのリベンジをさせられているのかも知れません・・・・

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エンちゃん&ジェルちゃんに会う為だよ

 

 

 

 

 

12月28日

12月28日。(書きかけていたもの・・・)

 

朝から穏やかに晴れていて日差しが暖かく、一足先に春が来たかのようです。

 

しかし、2階のお隣の方が早朝帰って来て停めてあった車を何気なく見ると車体の全体に雪が積もっていて、車体下からつららが恐ろしげに垂れ下がり、午後になっても溶けていません。

 

部屋の中は日中でも8度になっていました。

 

お隣さんはいったいどこに行っていたのか・・・若いから長野にスキーにでも行っていたのかも。いつもソプラノの高音であいさつをしてくるお隣さん。玄関の扉が開きっぱなしなことがよくあり部屋の内部が、ちらっと見えてしまうことがあります。すると階段の全部の段に置かれている大きなぬいぐるみが視線の中に飛び込んで参ります。本当にこの地球の人間達はユニークな人達ばかりだと思います。自分も周りからは、奇妙でミステリアスな人間と思われていることでしょう。

 

毎晩、ワンワンきゅーんきゅーんと鳴きながら散歩を要求してくるエンちゃんを抱っこして、畑道を歩いていると、自転車のライトを照らして見る人々は皆、ぎょっとして振り向いて参ります。

 

近所ではきっとでかい犬のような猫を抱いて散歩している奇人がいるから、気を付けるように、と噂されていることでしょう。

 

今日は久し振りにPCの前にゆっくりと座ることができました。実は、先日松陰神社にあるお墓を参拝した日から胃痛が始まり3日間治まらず、吉田松陰の呪いではないかと思っておりましたが、ようやく今朝くらから治まって参りました。クリスマスだというのにほとんど何も食べられませんでしたが、かえってキリストの痛みを分けて頂いて良かった気が致します。

 

昨日までは、例年のごとく怒涛の日々でした。

 

そんな中で合間をぬってで、ようやく年賀状をポストに入れることができました・・・。猫家族の方々にも送った為、とても時間が掛かってしまいました・・・。元旦にはお年賀が着かないかも知れません。申し訳ございません!

 

一年と少しの間の猫家族の方々には72枚の年賀状を出させて頂きました。一家族に一匹から4匹の猫を届けていたと思うとこの一年ちょっとで、100匹くらいの猫を新家族に旅立たせたことになります。

 

結構すごい数だったのす。。。

 

以前、長年猫活動をやっていらっしゃる女性が、10歳から仔猫を拾いはじめ、40年間で400匹くらいの猫を家族に出した、と自慢げにおっしゃっており、すごい考えられない、と驚いておりましたが、もしかしたら、こちらも、もう400匹くらいには到達しているのかも知れません。

 

そうなると、もうお役御免で良いかな・・・

 

この猫活動を始めて、猫と言う存在は、実際には存在していなく、実は「現象」なのかも、と思い始めております。

 

猫に出会う前の2017年以前私は、ほとんど猫など見たこともありませんでした。

 

それに引率で行ったカナダのホームステイ先のお宅で、そこで飼われていたきれいな長毛の猫につい触れようとした際に指先を爪で引っ掻かれ、滞在中の2週間の痛み続け最後まで治らず、ひどい目に遭ったと思い、それからというもの、猫が恐ろしくなって避けていたこともありました。

 

それが2017年からは、私の目の前にわらわらと蜘蛛の子を散らしたように、出て来るわ出て来るわ・・・

 

天界が私を修練させるために、猫を道具として使って目の前に落として来ているとしか思えませんでした。

 

実は、その時まであった可哀想な人達への過剰なほどの同情癖が薄れつつあり、人間にはあまり心を動かされなくなった時に、今度は、天界は動物さんを使い始めて、可哀想な動物さんを目の前に落とし始めてきたような気がします。

 

それまでは私の目の前に同情心をあおるような惨めな雰囲気のホームレスさんや、気の毒な方々がやたらと現れていたのですが、猫のことが始まると、いっさい、そういう方々を見なくなりました。

 

団地のおっちゃん夫婦をはじめとする、生活保護家庭の人々を目の当たりにし、人依存の体質に呆れ果てて参りました・・・長年続けていたホームレスさま支援寄付も止めようかな・・・と・・・)

 

私の視界が変わったのかも知れません。

 

天界はあの手この手で人の心を動かそうと致します。だんだん、その天界の手の内や手段が分かり始めて参りました。

 

 

でもまだまだ猫のことは続いております。。。

 

先日のクリスマスの25日は、今年最後の猫のお届けでした。

 

松本様のご主人様の恰好良いBMWで、長毛もふもふ君とその可愛い妹ちゃんを横浜奥地のお宅まで搬送して頂きました。

 

その直前にお車の下の方が擦れて傷がついてしまって申し訳なく思いましたが、それは何か大きい事故から守って頂いていたような気が致しました。

 

年末で結構道が混んでおり、往復5時間半も掛かってしまい、ご夫妻さまに大変お時間を取らせてしまいました。

 

お届けしたお宅は、元新聞記者のお父様と奥様の住んでいらしたお宅で昭和レトロで品のある高級調度品と海外出張した際のお土産の置物の品々がたくさんあるお宅でした。現在、ご夫妻はお年を召してそれぞれの施設に入られてしまっているそうです。その大きな一軒家を娘様が引き継がれてお住まいでした。

 

猫初心者であるとおっしゃっるその方は、まだ不安が大きく、毎日、電話が掛かってきて、質問攻めではありますが、2匹はとっても良い性質の子達ですから、きっと大丈夫であろうと思います。

 

あとは、一月3日にお届け予定の仔猫ちゃん2匹と、まだまだ凶暴さが残るルーシーちゃんと怪我をして保護されたさび猫ちゃんに風邪を治さなくてはならない白キジちゃん一匹だけが残っております。

 

増えたり減ったりしながら10匹前後いた猫ちゃん達は、残り3匹になりました。

 

人間の手を介さなければ、不幸な猫を幸せにはできません。

 

人間の手というものは、やはりすごいと思わされます。

 

カオス状態になっている部屋を数時間内に片付けて掃除仕上げる度に、そう思います。

 

猫は部屋をめちゃくちゃにすることは天才的にすごいのですが、それを整理整頓できるのは、人間の手にしか与えられていない技術です。

 

猫を幸せにできるかどうかも人間次第です。

 

そう思うと、まだまだ試験は続くのでしょうか・・・

 

すべての存在に天界の最高最善の愛と光を

 

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妹ちゃん


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ちょっとなさけないお顔が可愛い、居残り組君




 

 

 

 

 

 

クリスマスの小さな奇跡

12月25日 イエス・キリストの誕生日 すべての存在にキリストの無償で無条件の愛と光が降り注がれています!

 

昨晩、クリスマス・イヴに猫ちゃんの小さな、いえ、大きな奇跡が起きました!

 

私の誕生日である11月7日に捕獲保護され、それから一か月半以上、ケージの中にずっと入れられたままであった、激しく獰猛で絶対に人を寄せ付けなかったルーシーちゃんが、なんと身体をゆだねてすっかり触らせてくれるようになったのです!

 

感動の奇跡の動画がこちらです。

 

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こんなに獰猛な猫は最初から元の場所に帰したら良かった、と何度も後悔しておりました。

 

松本さまも大変な思いをされて、毎日毎日、病人に給仕をするようにスプーンでちゅーるをあげていらっしゃっいました。

 

その日々の忍耐が報われ、ルーシーの心に気持ちが届いたのでしょう。

 

慣らすのに何年も掛かるであろうと諦めていたのですが、なんと、クリスマス・イヴの夜に態度が激変したのです。

 

これもイエス・キリスト聖母マリア、大天使ラファエル、聖フランチェスコのもたらした奇跡に違いありません!

 

 

 

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最初の日のルーシーちゃん

 

Merry Merry Christmas Eve

 

12月24日

 

ようやく本番のクリスマス・イヴの日です。

 

すべての存在に天界の偉大なるマスターであられるイエス・キリストの無償で無条件の慈愛を!

 

 

街の華やかで美しいクリスマスデコレーションも2か月間飾られているとだんだん色あせて見飽きられてしまったかのようです。心が躍るクリスマスソングも、繰り返し聞いていると耳に慣れ過ぎました。

 

今日と明日が本番であるはずなのに、街ではすでにしめ飾りが飾られています。

 

すべて前倒しで焦っている人間らしい、感じもします。

 

ヨーロッパのキリスト教圏では12月1日から、子どものいる家庭でアドベントカレンダーが飾られ、一日ごとにカレンダーの数字の部分を開けていくと中に、クリスマスに関係したおもちゃなどが、隠されていて子ども達を喜ばせる、というものがあります。だんだんクリスマスに近づいていくワクワク感があるようです。でも日本は多様性柔軟性文化ですから、あまり関係ありませんね。

 

学生時代、名古屋から訪問してきた知人を12月25日の夜に表参道に連れていき、クリスマスの夜景を見せてあげようとしたら、駅を降りた途端に街は薄暗く落胆してしまいました。なんと全部クリスマスの飾りが取り払われた後でした。残念無念、という経験があります。

 

 

でも今日と明日は、宗教に関係なく、すべての存在にキリストの愛と光が注がれることでしょう!

 

Merry Merry Christmas!

 

そして、昨日は、Hさまご夫妻のお車で「慣れ慣れ黒ちゃん」と「可愛いたっちゃん」を世田谷区の邸宅にお連れすることとなりました。

 

その2猫ちゃん達の新しい家族になってくださった若いご夫婦は、ものすごいほどの幸運の持ち主の方々でした・・・

 

黒ちゃんたっちゃんは世田谷の富豪プリンスになりました!

 

まだ若干27歳というご主人は、なんと亡きお祖母さまから、大きな家を丸ごと贈与されたとのことです。贈与する為に、生前にお祖母さまが、その方を養子とされていたそうです。

古い家はフルリフォームされたそうで、そのお宅の真新しくセンスの良い壁は遠くからも光り輝いて目立っておりました。

 

奥さまは、学生時代の同級生だったそうです。新婚でそのお宅に住むことになり、しかも、まだ新しい車までご主人のお兄さまから頂いたという、なんとなんとウエディングギフトが世田谷の新居と車という超ラッキーカップルなのでした。

 

最初に、お二人はこちらにはロシアン兄妹をご希望で来られたのですが、お二人がロシアン兄妹を見ているところに、黒ちゃんが突進してきて、もうアピールをし出し、自らの柔らかい肢体を惜しげもなく、お二人の目の前でくねくねと何度も投げ出し、シルクのような滑らかな黒い毛皮をお二人に押し付け、触らせて、

「僕僕!僕を見て!僕をもらっていって!」

と真剣なまなざしでお二人を見つめて声を出して叫んでいたのでした。

 

お二人の心が動き始めたところに、私がすかさず、黒ちゃんと同じくらいの歳頃のたっちゃんも見せようと、エアコンの上を安全地帯の定位置にしているたっちゃんを引きずり降ろして無理矢理、お二人に抱っこさせました。

 

すると意外にもたっちゃんは嫌がらず、素直にお二人に抱っこされ、そのふわふわの毛皮とドラえもんのような丸顔と真ん丸お目めに、ノックアウトされたお二人は、即答で

「この子達にします」

とおっしゃられたのでした。

 

その後、不思議な現象が起きました。

 

それまで他の猫に興味がなくクールであったたっちゃんは、お二人が帰られた後、急に黒ちゃんに対して、恋する乙女のようになってしまい、エアコンの上から降りて来て、黒ちゃんに甘い声で囁きながら、思いを伝えられずにもどかしい、と言った風に一日中、黒ちゃんを追いかけ、何度も何度も身体をぶつけたり舐めたり抱え込んだりしようとしておりました。

 

黒ちゃんの方はそれを嫌がり、逃げ腰でおりました。

 

その恋するたっちゃんとつれない黒ちゃん、2猫を昨日、お連れすることとなったのですが、出発前に、なぜか2猫とも強烈にキャリーバックに入ることを拒み、Hさま奥様を蹴り上げてお怪我をさせ、私にもあちこちを蹴って傷だらけにしてくれました。

 

あとで見てみると身体じゅうひっかき傷だらけになっておりました。これも可愛いたっちゃん達の思い出の傷としてとっておきます。

 

しかし、あんなに暴れていたにもかかわらず、たっちゃん達は邸宅に着くと、すぐにまるでずっと住んでいた家のように落ち着きはらい、黒ちゃんは若奥様にべったりとなり、たっちゃんは、置いてあった巣箱のような楽器の中にすっぽりと入り込み、日当たりの良い畳の部屋で、そのまま寝落ちしておりました。

 

この強運のカップルさんは保護猫を迎えようとしてから、幸運がどんどん入り込んできたようです。

 

たぶん、黒ちゃん達が自分の住む家を用意するために、お二人に幸運を与えたのではないかと思います。

 

川越の市場で産まれて、皆から餌をもらっていた黒ちゃんは、ピノ君(アイスの名前から命名)になり、小平の引っ越しセンターの倉庫で産まれていじめられていた、たちゃんは、雪見君(アイスの名前から命名)となり、陽だまりの中の幸せな猫生を手に入れたのでした。

 

メデタシメデタシ

 

そのお宅は松陰神社前にほど近く、帰りにHさまご夫妻と共に松陰神社を少しだけ、参拝させて頂きました。

 

実は、今年、松陰神社前に猫ちゃんをお届けするのは2回目です。

 

ふと思ったのですが、今年、豪徳寺近くのお宅に「元祖たっちゃん」をお届けし、またたっちゃんの爪切りに伺い、その訪問の際に2回も、井伊直弼のお墓のある豪徳寺に参拝することができたのです。

 

今回、その井伊直弼の命令により「安政の大獄」で30歳未満の若さで命を絶たれた吉田松陰のお墓に立ち寄ることができたのです。

 

ご先祖さまから、吉田松陰にしでかしてしまったことを詫びて欲しい、と言われたような気がし、お墓の前で軽く謝罪をさせて頂きました。

 

吉田松陰は、通称は寅次郎であったことをそこで知りました。

 

来年の寅年に何か関係するのかな、とふと思っておりました。

 

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ラッキーカップルさん

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黒ちゃんとたっちゃん、おまけにちょびちゃん

 

2の日

 

本日、2021年12月23日は、

 

「団地猫 グレーテル、ミケル、ジョヒエル」捕獲保護記念日です!

 

2017年12月23日から、すべては始まりました・・・これで丸4年間、猫の活動をしたことになります。

本当に・・・・無言・・・

 

以下は、昨日、書きかけていたところ、「猫に迷惑している苦情電話」があり、心が折れ、ストップしていたものです・・・

 

 

 

 

 

2021年12月22日。

 

なんと「2」が5つもある貴重な日ですね!

 

にゃんにゃん・・・

 

昨晩は何も考えずに買ったものの合計が「777円」でした。単純に喜んでおりました。

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777

 

昨日まで、仔猫ちゃん達や捨て猫ちゃん達の大騒動がありましたが、猫ちゃん達の守護精霊のおかげで奇跡の連続となりました。

 

それらの目撃証言者となった松本さまも「猫の奇跡!猫の恩返し!」と驚いていらっしゃいました。

 

あまりにもスピーディな急展開で、心も追いつかない程です。

 

まずは最近に起きたことを振り返ってみると・・・

 

数日前に、商店街のリサイクルショップの方から、

 

「昨晩から見掛けない黒猫が現れた。しかも背中にけがをしているから病院に連れていって欲しい、その子は首輪の取れた跡があり、捨て猫と思われる。そして手で捕まえられるほど慣れているからすぐ捕まえられる」

 

と松本さまにこういう内容のお電話があったそうです。

 

その黒猫ちゃんは私の餌やりの場所からも近い場所でしたが、まったく心当たりがない子でした。

 

松本さまが懇意の行きつけの病院にお連れくださると、その子が暴れ脱糞し、ちゃんと診断も治療もできなかったそうですが、他の猫に噛まれたとみられる傷はもう治りかけていたそうです。また獣医さんによると、推定年齢がまだ一歳にもならない若い猫であったとのことです。

 

とりあえず、保護することとなりましたが、その子は長い間、何も食べていなかったようで、これでもか、というほど、与えたフードを食べ続け底なしのようでした。。。しかもかなり黒い毛皮が汚れ果てており、どこかをさ迷い、縄張り意識の強い他の猫ちゃん達から噛まれて追い払われ続けて、流れてこちらの方に行き着いたのでしょう。

 

この商店街では、猫に優しい方々が多く、店先にフードを置き餌にしてくださっている方もおります。きっとその匂いを嗅ぎつけてやってきたのでしょう。

 

以下、その黒猫ちゃんの起こした奇跡です。

 

この度、母猫ルーシーの産んだ3匹の仔猫達のうち、2匹は家族が決まったのですが、残りの男の子の黒猫はなかなか行き先が決まりませんでした。

 

そこに急にお問合せがあったのですが、なんとその方は、山梨の長野よりの別荘地に住んでいらっしゃるご夫婦でした。

 

今年の11月、たった3歳で白血病を発症した黒の男の子猫が急逝し、ご夫妻ともども、息子を失ったようで毎日毎日、嘆き悲しみおかしくなりそうであったそうです。

 

奥様は62歳でご主人は59歳であるそうですが、他の近くの団体さんからは、年齢の理由で断り続けられていたということで、最終的にこちらにお問い合わをしてこられたのでした。

 

当日、奥様は4時間も掛けて電車で訪問して来られました。

 

こちらの男の子黒ちゃんも、いつになく奥様の前に出て来て大人しく撫でられており、奥様は、この黒ちゃんを見た瞬間にとても気に入ってくださいました。

 

以前の黒猫も「黒ちゃん」と呼んでいたそうで、運命を感じられたそうです。

 

そして、後日、ご主人様とご一緒に黒ちゃんをお迎えに来られることになったのです。

 

そして、先日、私がロシアン4家族を江戸川区にHさまご夫妻と共に、お届けに行っている間に、ご夫妻が来られ、松本さまが対応してくださっている時に、事件が起きました・・・

 

ロシアン家族をお届けに行った帰りは、道路が混んでおり、なかなか進まず、そこに松本さまからお電話があり、

 

「早く帰って来れない?黒ちゃんが逃げ回って捕まらないのだけど」

 

とおっしゃいます。

 

Hさまご夫妻が、頑張ってくださり、無事に到着すると、黒ちゃんが逃げまどい、逃げる時にお迎えに来られたご主人の指2本を噛み、出血であちらこちらに血が飛んでいるカオス状態になっていた部屋でした。

 

そこで、私は黒ちゃんを説得し、別の部屋に追い込み、そっとハードキャリーの入口を開け、そこに入るように促すと、意外なほど素直に黒ちゃんは、キャリーに自ら入ってくれたのでした。

 

なぜに最初にそんなに暴れたのか、信じられないほどでした。

 

その騒動の間で、なんと元黒ちゃんのご主人の方は、怪我をしていた捨て黒猫を気に入り、この子も一緒に連れて帰る、という展開になったのです。

 

事の顛末は、ご主人が黒ちゃんに指を2本噛まれて出血し、松本さまが、ドラッグストアに包帯などを買いに行かれている間に、怪我捨て黒猫ちゃんが、ケージから出てきて、ご主人の指の辺りに頭をこすりつけて慰めていたそうなのです。

 

ご主人は、元自衛官であり、怪我をした時の対処法なども知っていらして、傷口を猫が舐めたら、ばい菌が入ることを知っていらして、舐めさせないように何度よけても、黒ちゃんは何度も何度も来ては、ご主人にすり寄って慰め続けていたそうです。

 

その健気な姿を見て、ご主人はすっかり心を掴まれてしまい、この黒ちゃんが欲しい、ということになったということです。

 

しかし、奥様は仔猫の方がどうしても欲しい、と主張を曲げず、でも猫は一匹しか飼えない、なぜならケージに2匹も入れられないから、とおっしゃったそうです。

 

そこで松本さんがベテランの手腕を発揮してくださり、

 

「この怪我をした黒ちゃんには、前に亡くなった黒ちゃんの魂が入ったに違いないわよ。黒ちゃんの恩返しよ。怪我猫ちゃんはケージフリーで大丈夫、猫は2匹で飼った方が絶対に良い結果になるわよ」

 

と説得してくださった結果、では2匹を引き取りましょう、という結論に達したそうです。

 

それは、凶暴になってしまった黒ちゃんを捕まえている間に、すべて話がまとまったようです。

 

逃げられないように、ビニールひもでグルグル巻きにされたキャリーに入った仔猫の黒ちゃんと、余裕の顔で、自らキャリーに入っていった怪我猫黒ちゃん達は、夕日の輝く中で、真っ赤な車に乗せられた2匹は無事に別荘地のログハウスに出発して行ったのでした。

 

なんと帰りは2時間掛からずに到着したということで、奇跡の連続を感じました。

 

後日、聞いたお話では、そのご主人は肺がんを発症していたはずが、以前の3歳で亡くなった黒ちゃんを飼っていた間にすっかり完治していたそうです。

 

それも、きっと亡くなった黒ちゃんの恩返しであったでしょう。

 

今回の度重なる偶然の奇跡はまるですべて最初から脚本があったかのようでした。

 

・ご夫妻が来られる一日前に怪我黒ちゃんを保護した。

 

・仔猫の黒ちゃんがいつになく暴れたおかげで、怪我猫黒ちゃんが、ご主人にアプローチできた。(もし、スムーズに黒ちゃんが捕まっていたら、ご夫妻はそのまま一匹だけお連れして帰られたでしょう)

 

すべて仕組まれ脚本通りの展開になったとしか思えません。

 

亡き愛する黒ちゃんが起こしてくれた

 

3匹の黒ちゃんストーリーでした・・・

 

メデタシメデタシ

 

すべてのことに意味がある

 

すべて最高最善の結果となる

 

と再度、認識させて頂きました。

 

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黒ちゃん

 

 

 

 

満月おめでとうございます!

12月19日、本日は今年最後の満月ですね!

 

地上のすべての存在達に天界の最高最善の愛と光と無限の恵みと祝福を!

 

今朝は、昨日までの大騒動があった、猫ハウスの大掃除をしていたら、4時間もかかってしまいました。

 

満月の日の大掃除で、すっきりと清らかで気持ち良いエネルギーになりました。

 

しかし、昨日6匹減っているはずであったはずなのに、なぜに?

 

なぜに?

 

このカオスのような状態は!

 

最近、部屋に入る度に

 

「予想外です・・・」(絶句!)

 

という決まり文句になって参りました。

 

最近のグループもかなり慣れてきて、私の前でもかなり図々しくなりつつあります。

 

皆が図々しくなってくるとお別れが近づいてくるというパターンが分かって参りました。

 

「とにかく早く出ていけ!」

 

と心の中で叫びます。

 

このところ、なぜかPCの周囲におしっことうんちをされます・・・昨日は特大のごりっぱなうんちゃんが、私の留守中に鎮座しておりました。。。

 

しかし、昨日までに起きた奇跡の出来事を思い出すと、そんなことはどうでも良い、小さいこと、と思えて参ります。

 

 

昨日は、Hさまご夫妻のリフォームされたばかりのきれいなお車(この間、追突事故があり、修理されたそうです。しかしお身体にはなにもけがもなく天界のサポートと猫ちゃんの恩返しの奇跡を感じます)で江戸川の新しいご家族さまのところに「ロシアンブルーミックス家族 4匹全員」をお届けしてまいりました。

 

Hさまご夫妻の最高最善のサポートに感謝!

 

 

ロシアンブルーミックスの仔猫達の募集では、なんと閲覧総数3000件以上、お問い合わせ約50件、訪問して来られた方々約30名でした。

 

倍率3000倍。東大合格よりも難関の譲渡率です。

 

昨日のご夫妻に思わず、

 

「おめでとうございます!お二人は東大合格よりも難関であった仔猫ちゃん達を手に入れられました!」

 

と祝福のお言葉をお伝えしましたが、お二方は「えーすごい」とは言いつつ、あまり実感が湧いていらっしゃらないようでした。

 

生活保護夫妻が多頭飼育をしていた都営団地の押し入れに閉じ込められて飼われていた、白サビママとグレーとクリーム色の仔猫達、ロシアンブルーもどき家族は、予想以上に美しく魅力的で驚くほどの反響を呼んだのでした。

 

掃き溜めに鶴とか、トンビが鷹を産んだ、というようなことわざを用いたくなるような希少な猫ちゃん達でした。

 

実は、橋の下で3人の子達を育てていたという元ホームレス奥様は、電話をしてこられ泣き叫びながら、「クリーム色の子を返して~!」と、駄々をこねていましたが、冷たい私は、きっぱりと、

 

「だめです。ご自分の猫だとおっしゃるのなら、この子に掛かった医療費全額お返しください」

 

と言い放つと、やくざのような風体のご主人は、

 

「俺は一円も金がねえぞ!猫なんかあきらめろや!」と電話の向こうで奥様を諭してくださり、ことは一件落着となりました。

 

しかし、恨みの念はかなり飛ばされているのを感じます。

 

この一家の方々は生き物をなんだとお思いなんでしょう。

 

人間の子も無責任に生み続け、その子達まで皆生活保護を受け、日本の税金の恩恵に依存し続けているという・・・

 

猫まで産ませて他人に任せきりで良いところだけ頂戴しようとしている・・・

 

この依存体質は一生治らないでしょう。

 

あきれ果てて対話の相手にもしたくありません。

 

こういう方々でも地球の必要なパーツの一つだと思うと、イラっと来ますが、バランスを取るために、負の要素となってくださっていると諦めます。

 

この人々と関わってから、本当に大変でした。。。ワンちゃんの去勢手術から、家族募集など・・・

 

しかし、グレーの3兄弟姉妹を、ペットサイトに出すと、来るわ来るわ、一斉にお問い合わせが飛び込んで参りました。

 

訪問していただいた皆様は、ご立派なバックグラウンドがあり、猫を譲渡するのには、支障ないとても良い条件の方々ばかりでした。

 

しかし、皆さまがおっしゃることは、口をそろえたかのように「ロシアンブルーが欲しかった」「可愛い仔猫を一匹だけ欲しい」「見た目が可愛いから欲しい」「子どもの教育の為に欲しい」「先住猫の遊び相手として欲しい」と同じようなことをおっしゃいます。

 

うかがっていると、見た目が絶対、という方々ばかりでした。他の仔猫達をお勧めしても、「やっぱり飼うなら猫は可愛くないと。。。」など、臆せず、はっきりとおっしゃいます。

 

その方々が帰られた後、心中では「ご自分も容貌で差別されたらどんな気がするでしょう?もしかしたら、あなた方は見た目にコンプレックスを抱いていらっしゃるから、求めるものは美しいものばかりなのでは?」と思ってしまっておりました。

 

心理学的にも、外見コンプレックスを抱いている人は、美しいアイドル的なものを信仰する傾向がある、というものがあります。

 

今回は、ほとんどの方々がそんな感じで、会ってお話をしているだけで疲れてしまいました。

 

その中で今回のロシアン一家のご家族に選ばせて頂いた方々は、仔猫達にお乳を吸われているお母さん猫を一目見た途端に

 

「お母さんよく頑張ったね。この子達を引き離さないからね。家族全員でうちに来てね」

 

と涙を流しながら、おっしゃった奥様とそのご主人様でした。

 

ご主人様は、お若いころ、友人から拾った病気のシャムネコを託されてしまい、その子を助ける為に、何十万円も費やしたけれども亡くなってしまい、その悲しさから、もっと多くの気の毒な猫達を助けたい、という思いが始まり、それからというもの、可哀そうな猫達ばかりをお世話し続け、現在、4匹の保護猫をすでにお世話されている、というお方でした。

 

奥様も感化されて、おふたりで保護猫達を大事に大事に育てていらっしゃる方々でした。

 

やはり候補の方々の中で、唯一、優しい光のオーラを放っている方々であり、このお二人に最終決定したのでした。

 

募集を停止しても、いまだに、「ロシアンブルーが欲しい」とアクセスしてこられる輩が多くいます。本当に現金な方々です。ロシアンブルーが欲しいのなら、ブリーダーさんのところで数十万円で購入して欲しい、と思ってしまいます。

 

昨日、ロシアン家族のお届けでおうちに伺うと、そこは、南向きの角部屋のおうちで一番日当たりが良く、眺望も良いお部屋を、4匹専用の部屋にしつらえておいてくださっていました。

 

またなんと、こちらで使っていたものとまったく同じケージを新調してくださっており、キャットタワーもキャリーも、なにもかも新しく購入しておいてくださり、その意気込みを感じておりました。

 

先住猫ちゃん達もおっとりとした穏やかな子達で、大事にされている、と感じておりました。

 

数多くの候補の中から、この方々を選んで心から良かった、と思います。

 

ロシアン家族は、ものすごく強く、こちらにいた時も我が物顔で、お母さん猫が、仔猫3匹を引き連れ、部屋の中をかっぽし、大きい仔猫達を蹴散らし、フードを家族占めにしていた方々です。

 

さすが!団地押し入れ育ち!サバイバル精神も最高で生き強い!

 

新しいお宅でも王様一家と君臨し、末永くお幸せな一生を過ごすことでしょう!

 

本当にこの結末でよかったです。

 

家族のいる部屋の窓からはスカイツリーもどきの塔が見え、反対側の出窓からは本物のスカイツリーが見えました。

 

ロシアン家族の新しい生活を祝福しているようでした。

 

続く・・・・