jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

Happy Birthday! 2Year’sOld

アウシュビッツ並みの厳重体制



5月5日は、我が「エンちゃん&ジェルちゃん」の2歳の誕生日でした。

 

はっきりとした誕生日の日付は分かりませんが、ペット保険に加入する際に、語呂良く

2匹とも「ゴーゴー!」にしたのでした。

 

私は、他の猫ちゃんの騒動でエンちゃん&ジェルちゃんの誕生日をすっかり忘れておりましたが、エンちゃんは勝手に2歳のバースディパーティをしていたのでした!

 

詳しくは・・・

 

3日の夕方、帰ってきてエンちゃんがいない!と背筋に冷たいものを感じながら、

「エンちゃん!」と呼ぶ声に反応して上から「くーんくーん」と子犬のような鳴き声が聞こえるではありませんか!

 

思わず踏み台を昇り屋根の上を見ると、なんとエンちゃんが嬉しそうに、モンローウォークでふんふん♪♬とばかりに鼻歌を口ずさみながら屋根の上を軽やかに縦横無尽に歩き回り、時折、ころころと転がって喜んでいる姿を発見したのでした。

 

こちらは脳卒中を起こしそうになりながらも、冷静になり、チュールを持って「エンちゃん!チュール!」というと、「ワンワン!」と鳴きながら近づいてくるものの、捕まるのを警戒してすっと逃げます。

 

しかし忍耐強く待っていると、ようやく近づいてきたエンちゃんの首根っこをつかみ、無事に捕獲致しました。

 

急きょ、残っていた鳥網をベランダに張って、その日はなんとか事なきを得ました。

 

しかし、翌日、ふと気づくとエンちゃんがなんと今度は、ベランダの柵の上を歩いているではありませんか!

 

高さ3メートル弱くらいのところですから、飛び降りたら簡単に脱走できる場所です。

 

(しかし、なぜかエンちゃんはいつも脱走できそうな場所からでも、外に逃げようというそぶりは見せません。外の世界は怖い、と認識しているようです。エンちゃんは自分のテリトリー内だけで思う存分自由を楽しみたいようです)

 

きっと、鳥網が緩んでいた所を潜り抜けたのでしょう。

 

こちらは心臓発作を起こしそうになりながも、柵の上から首根っこをつかんで、今回も無事にエンちゃんを捕まえることができたのでした。

 

これはなんとかしないと、必死になりホームセンターに駆け込み、今度はベランダの雨よけシートを購入し、試行錯誤をしながら柵の上に張ってみました。

 

シートが大きすぎて、すっかりベランダ全面を覆ってしまっておりました。

 

これでは視覚がさえぎられてしまい、エンちゃん&ジェルちゃんは景色が臨めずにストレスに感じる、と思い、半分に折って張ることにいたしました。

 

 

しかし、張っている最中にクローゼットに隔離していたエンちゃんが扉を突き押し開き、窓を無理やりこじ開け、ベランダに出ると、目にも止まらぬ速さでパネルをよじ登り、またしても屋根上に飛び出してしまったのでした。

 

その早業は、まるでイリュージョンのようで、誰にも止められないものでした。

 

そして今回は何度呼んでも近づいて参りません。

 

そのうちに、紺色の夜空には新月後の細い美しい上弦の三日月がうっすらと現れました。

 

するとエンちゃんは、その上弦の三日月に向かって、「アンアンヤンヤン!」のような不思議な声を発しながら、何度も何度も飛び跳ねて、まるでそこに飛び乗ろうとしているかのようでした。

 

うっすらと月の光を浴びて飛び跳ねる、その様子は幻想的でまるで夜空を飛ぶ妖精のようにも見えました。

 

そんなエンちゃんを見たのは初めてでした。

 

あまりにも自由自在で楽しそうで、見ているこちらもエンちゃんが乗りうつったかのように楽しくなって参りました。

 

確かに屋根の上というものは気持ちの良いものでしょう。

 

屋根の上で軽く吹き抜けていく空気は新鮮で冷たく、部屋の中の空気とは口の中に残る風味が違います。

 

そして家々の照明が美しい夜景を見下ろす気持ちは格別な勝利者のように違いありません。

 

勝ち誇ったかのように勝利の舞を繰り返すエンちゃんを気が済むまで、しばらく放っておこうと思いました。

 

そのうちに12時を過ぎて、5月5日になっておりました。

 

そういえば!5月5日はエンちゃんとジェルちゃんの誕生日だった、ことに気が付いたのです。

 

なにか特別なフードを買ってこようと思っておりましたが、他の猫ちゃん達のフードばかりに気を取られて、すっかり忘れていたのでした。

 

しばらく遊んでジャンプが静かになった頃、もう一度、チュールを持って、エンちゃんを呼ぶと、今度は素直に近づいて参りました。

 

すかさず手が届いた片耳を掴み、引き寄せると観念したエンちゃんが、御用!となりました。

 

ものすごく厳重に屋根を覆ったために、もう2度と屋根に昇ることはできないでしょう。

 

2歳になるまで、十分に屋根上から下界を見下ろし、堪能して満足したエンちゃんでした。

 

2歳のバースデイクレージーナイト!でした。

 

もう今世では絶対に上がることはないでしょう!たぶん。

 

2歳前の記念の夜となりました。

 

2歳おめでとう!

 

エンちゃん!ジェルちゃん!

 

Happy Birthday!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫ちゃんの新・家族

 

この数日、猫ちゃんシェルターに猫が「0」になったおかげで、できなかった設備の設置、大片付け、大掃除に、そして自分の仕事もできて、以前は当然であった時間がなんと有難いと感謝の気持ちがわいて参ります。

 

猫ちゃん達がいる時は、逃げられたら危なくできなかった窓と扉をいじっておりました。

 

余っていたケージのパネルを組み合わせて網戸を作って窓に設置し、猫ちゃん達に太陽光と新鮮な空気を送り届けることができそうです。

 

そして雨が漏れる扉の上にレジャーシートを被せて雨漏り対策をしておりました。

 

埼玉県の猫ボランティア仲間さまは、次は多頭飼育の猫達や長毛外猫、そして瀕死の状態の老ご婦人が置き去りにしたオオム(鳥は動物園に引き取られたそうです)と3匹の猫達などをこちらによこすと、息巻いていらっしゃいましたが、しばらくはまだ時間がありそうですから、鬼のいぬまの洗濯のごとく、できなかったことを必死でこなしております。

 

猫ちゃん達は時に、「鬼」!「ルシファー」!と感じてしまいます。

 

可愛いけれども試練をたくさんくださいます。

 

まさに猫を通して心身魂の修練をさせられる「ネコ道」です。

 

でも、「ネコ道」が天界の必修選択課目だとしたら、「人間のパートナー問題」を選ぶ代わりに、こちらを選んで正解であった!と思います。

 

今、あちらこちらで産まれている子猫ちゃん達はとても人気があり、保護したい方が多いようで、子猫達はその方々にお任せをし、こちらは引き取りてがなかなか現れない、ハードルの高いちょっと問題あり大人猫と、老猫預かり専門になりつつあります。

 

しかし、多頭飼育家庭から引き出された猫ちゃん達は、人間不信であり、慣れない環境で心をかたく閉ざし、かなり心身を溶解させるのは難しいものがあります。

 

無理やり新・家族に引き渡しても、行った先のご家庭で、しばらくはハードな状態であるそうで、それでも良いとお優しい方々はおっしゃってくださいますが、渡したこちらの方が申し訳なく思ってしまいます。

 

やはり猫は普通に愛でたいものだと思うのです。

 

多頭飼育で飼い主から愛情をもらえなくても、自由に放っておかれても、無理に環境を変えるよも、もう繁殖をしないで済み、雨風をしのげて、食べるものにも困らなければ、それで猫生を多くの仲間とのびのびとまっとうすれば良いのではないかな、と思ってしまいます。

 

こちらのそういった意見は、ポリシーのお強い猫活動の方には分かっていただけなかったのですが、猫の気持ちを感じると、そのままにしておいて欲しいと訴えてくる感じがするのです。

 

猫の家族を見つけるというのは、並大抵のことではありません。。。

 

家族探しのプロセス一例を書き出すと・・・

 

まずは、猫のベストショットを撮るために、ずっと猫を見張り、写真に撮ったものを加工し、4つの有名猫サイトに掲載し、一匹につき問い合わせてくる昼夜かまわずやってくる何十件ものメールとやり取りを繰り返し、その中の良さそうな方々に面接にお越し頂き、何人もの方々と面談を繰り返す中で、一番良い印象であった方を選び、お届けし(Hさまご夫妻大活躍)、数週間のトライアルの間にやはり、何度もやり取りを繰り返し、トライアル成功の後は正式譲渡となり、決定したご家族さまからは、1週間に一度近況報告と写真を送ってもらい、そこにコメントをする・・・

 

ということを繰り返しております。

 

時には、脱走されたという悲惨な事件もあり、その場合は捕獲器を持ってどこにでも捕獲に参ります。

(過去に5件の脱走事件がありました。こちらに伝わっていないだけでもしかしたら他にもあったのかも知れない、と心配になります)

 

今年に入ってからも何匹送り出してきたのか、整理してみると、覚えている限りでは

・・・

 

1,片目の黒ちゃん(埼玉県の公園で産まれて放置されていた女の子)・・・近くのアメリカ人のご主人と臨月の奥様ご夫婦のもとへ

 

2,片目の白黒ちゃん 同上、埼玉県の公園で産まれて放置されていた女の子)、アメリちゃん (もと老婦人から置き去りにされ、その後、ご近所のアイドルであったけれども大けがをして私に捕まった女の子)

・・・新吉原近くにお住まいの楽しく情の深い70代ご兄弟のもとへ

 

3,メイちゃん(ランボリギーニ亀おやじから虐待を受けていた長毛ラガマフィンの女の子) ・・・超エリート歯医者さんのもとへ(この方は現在、同業者にインターネット上でねたみやっかみを受けて叩かれています)

 

4,ミケルちゃん(47匹多頭飼育から引き出された三毛猫女の子) ・・・お近くのとってもご親切な60代のご夫婦のもとへ

 

5,いっちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出された長毛男の子)、にいちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出された茶白女の子)

・・・川崎大師お近くで保護猫3匹を飼っていらっしゃる、博愛精神の素晴らしいご夫婦さまのもとへ

 

6,まるちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出されたキジ白男の子)

・・・帰国子女で大学の講師をしていらっしゃる神奈川の優秀な女性のもとへ

 

7,エイト君(公園に寝泊まりしていた30代のちょっと発達障害系男性が大事にしていた「しゃもじ」と呼んでいた陽気で懐っこい八割れ男の子)

・・・練馬区のお優しくお優しくお若いご夫婦のもとへ

 

8,ミケルちゃん(私の餌やりをしている空き家に突然現れた老三毛ちゃん。とても慣れていたために、その家の長男さんと協力をし、抱っこして捕まえて不妊手術をした女の子)

・・・新宿で24時間営業をしているとっても人情のある居酒屋(猫膳)さんご夫婦と優しい一人娘さんのもとへ)

 

9,チャーリー君(埼玉県の餌やりさんについてきてお宅まで入ってきてしまったという超甘えん坊で陽気な茶色男の子)

・・・自動車の照明器具の会社で働いているという町田在住、きれいな若くてちょっとオタクなお姉さんのもとへ)

 

10,トム君(上と同じ、餌やりさんのお宅に入り込んできたヘルニアを持っていたけれども元気で陽気で甘えん坊のキジトラ男の子)

・・・厚木にお住まいのとっても心優しいご家族さまのもとへ

 

11,ちゃびちゃん(ご近所で重篤な病に倒れて飼えなくなってしまった方からのご依頼、八割れ8歳女の子)

・・・最近、奥様と三毛ちゃんを同時に亡くしてしまい意気消沈していらした埼玉県の60代のお優しい方のもとへ

 

他に、蒲田のお若いご夫婦のもとに行った黒ママが去年のお届けであったのか、今年に入ってからなのか、どちらであったか・・・

 

他にももしかしたらいたのかも知れませんが、記憶がどんどん消え去っていくために、覚えきれておりません・・・

 

新しいご家族さま方は地上の天使かと思えるくらいになかなかお目に掛かれないような素晴らしい方々ばかりです。

 

この猫ちゃん達が元いた環境と比べると天国と地獄、明と暗、雲泥ほどのドラマティックなシンデレラストーリーです。

 

そう思うとやはり、可哀そうなところにいる猫ちゃん達を一匹でも救い出して、明るい幸せな猫生を送らせてあげたいかな、とまたむくむくと野心と欲が出て参ります。

 

矛盾にあふれる心境です。。。

 

 

 

幸せちゃん

幸せ過ぎ!

楽しい~

外が見られて幸せ!

 

終わり良ければすべて良し

 

昨日は、ご近所さまから家族探しを依頼されていた、おばあちゃん猫」を新・ご家族さまにお届けにいって参りました。

 

 

そのご近所さんというのは・・・

 

私の為のハードな試練のお方でした・・・

 

以前、私の捕獲器を隠してしまったお方です。

 

その方との始まりは、私が作ってポスティングをしたチラシを見て、依頼の電話をしてこられてからでした。

 

その方が

「庭で餌やりをしている親子猫の娘猫を引き取って欲しい」

と頼んでこられたために、その子の家族を見つけて差し上げたのでした。

 

その娘猫ちゃんは現在、岡山でとっても幸せな愛され猫ちゃんになっています。

 

しかし、その猫を保護していた男性は、当初から言動が奇妙であり、失礼ながら精神疾患があるお方だと思っておりました。

 

ただ、こちらは猫を大事にしてくださる方は、貴重であり、むげにはできない、と思うため、その方にはできる限りのお手伝いをさせてもらったのでした。

 

しかし、こちらが親切な言葉を掛ければ掛けるほど、馴れ馴れしくなり、甘えと依存が徐々に始まり、わがままも助長させてしまったのでした。

 

猫を飼っていて、精神を病んでいる方との付き合いというものは、大変難しいものです。

 

猫を人質に取られているようなものですから、簡単に切り捨てるわけにも参らず、爆弾を抱えるかのように、当たり障りなく接するしかございません。

 

その方の言動も、精神を病んでいる方の特徴のひとつでした。

 

良くしてくれる人に対して、子どものように反抗し、こちらを試す「試し行動」のような態度を取るのです。

 

更にその方はヘビーなアルコール依存症とたばこ依存症をお持ちで、仕事もせずに朝からずっと酩酊状態になっている様子でした。

 

こちらとしては、たくさんの猫を抱えていらっしゃるその方をむげにもできずにおりましたが親切な言葉を掛ければ掛けるほど、横暴になり、そしてストーカーのように待ち伏せをされたり、玄関で居座り続けられたりと、迷惑行動も酷くなってきてしまったのです。

 

異常な行動を助長させたくなく、無視し続けるしかなかったのですが、今年になって急に電話があり、いつになく神妙な口調で、

 

「血を吐いた、救急車を呼んだからあとは頼みたい」

 

という旨の連絡がありました。

 

以前より、おそるおそる禁酒を勧めておりましたが、こちらのアドバイスなど、「うるせー!勝手だろ!」と歯向かって叫んで参りましたので、それ以上は何も言えず、様子を見守るしかありませんでした。しかし、いつかはこうなるだろうという予想はついておりました。

 

その方は入院先でもこちらには傲慢な依頼をしてこられました。

「パソコンを持って帰って保管してくれ、バイクのカギを持っておいてくれ、猫に餌をやってくれ」という風にいろいろと頼んで参りました。

 

もちろん猫ちゃん達には罪はありませんので、「家に残された猫ちゃん達に餌やりは致しますが、大事なものを預かって何かあったら困りますから、保管はできません」と断ると「なんだと!盗まれたら弁償しろよ!」と電話口で勝手なことを叫ぶありさまです。

人にものを頼む時に、そういう言い方しかできないとは、ご自分の立場をまったく分かっていないご様子です。

 

しかし、猫ちゃん達は気の毒ですから、毎晩、置いて行かれた鍵を開けて、猫ちゃん達のお世話に約2週間ほど通っておりました。

 

家の中は、まるで失礼ながらホラー映画さながらの惨状でした。

 

散乱したおびただしい山積みの私物と猫の餌に、猫トイレの糞尿、そしてその隙間に、飲みかけの缶酎ハイの缶が転がり、あちらこちらにたばこの吸い殻に、そこに吐血した血があちらこちらに飛び散り、・・・と入る度に「ギャー!わー!」と暗闇の中で叫びながらの作業でした。

 

ため息をつきながら、多少は片付け、吐血物は洗い、猫が安全に過ごせるようにと気を使いました。

 

しかし、その猫爺から、時々掛かってくる電話では、「電気つけっぱなしにするな、しっかり戸を閉めろ」とわがまま放題、言いたい放題に命令する言葉がこちらの神経を逆なで、腹立たしいこと限りなく、しかし、その猫爺がどうなってもたとえ死んでも構いませんが、残される猫が気の毒であり、心を静めて、対応しておりました。

 

天界は、

 

「すべて良くなるためのこと、負の出来事が正となる」

 

とおっしゃっていた気がしました。

 

天界がおっしゃる通り、大手術をして戻ってきた猫爺はすっかり大人しくなっておりました。医師から2回、死の宣告を受けたそうで、真剣にご自分がいなくなった後に残される猫のことを考えるようになったそうです。

 

そして禁酒を宣言致しました。 

 

一回でも飲むと死ぬ、と言われたそうです。

 

そして飼っている猫ちゃん達を一匹ずつ新たな家族を探して欲しい、とも依頼してこられました。

 

それで、昨日、とっても素晴らしいご家族さまが見つかり、その方のお車で埼玉県のお宅まで猫ちゃんをお届けに行ってきたのでした。

 

その方は、実はつい最近40年も連れ添った奥様を亡くし、その49日が終わった直後に愛猫ちゃんも旅立たれてお一人暮らしを余儀なくされたお方でした。

 

こちらの猫サイトを見て、何かが

お優しいお父さん


ものすごくハートに響いたそうです。

 

インテリで紳士な方にもかかわらず、とても謙虚で礼儀正しいお方でした。

 

富士山が眺められる高層マンションの一室で、きれいに片付いた日当たりも良いお部屋で、ともに穏やかに静かに過ごされることでしょう。

 

おめでとう!

 

ちゃびちゃん!

(以前の猫ちゃんのお名前。車中で、亡き魂はつぎの子に入りますよ、とお伝えすると、亡き奥様が名付けた前の猫ちゃんの名前を今度の子に、そのまま使うとおっしゃっていました)

 

 

 

 

 

 

5月4日・・・

昨日書き掛けていたものです・・・

 

 

5月3日の憲法記念日のおめでたい日に、我が「ネコ道の会・小平」の(今のところ)最後の残りの2匹を、素敵なご家族さまのお宅に無事にお届けすることができました。

 

またまたHさまご夫妻の大活躍により、ゴールデン・ウイークの真っただ中である、結構な渋滞の中をご主人の直感とドライビングテクニックで、奇跡的にするするとかき分け、なんと一日で2か所も同時にお届け完了することができたのでした!

 

今回も、ご夫妻の小気味よく品の良いユーモアたっぷりの夫婦漫才、プラス、奥様のたくさんのためになる豆知識を拝聴しながらの楽しいドライブでした。

 

その合間に、超がつくほど甘えん坊のチャー君とトム君の甘え声の大合唱が合いの手として混じり合う、大騒ぎな車中でした。

 

チャー君は、どんな人に対しても、ハグハグチューキス抱っこ・・・が病的なほどに止まらない、人間依存症猫なのですが、猫に対しては、これもまた異常なくらいに敵対心を持っている猫なのです。

 

そのために、どの猫ちゃんとも絶対に会わせることができず、トム君とも一触即発の仲でひやひやものでした。

 

チャー君とトム君の顔合わせの時に、ケージから脱出してしまったトム君を追いかけ、死闘の争いをしてしまい、仲介に入った私まで興奮した両猫が襲い掛かってきて、ようやく引き離したあとには、トム君の黒い毛玉と下痢うんちゃんが部屋中にまき散らかっており、私は、引き合わせたことを大いに後悔したのでした。

 

車中で我慢しきれなくなったチャー君は、キャリーから飛び出し、茶色い長い毛をあちこちにすりつけながら、落ち着かずに、前に行ったり後ろに行ったり外を眺めたりと大騒ぎでした。

 

この子がいると、可愛く癒されるのですが、構って甘えが激しくうるさく、帰ろうとする度に「帰るな~助けて~」と悲鳴にも似た声をあげて大騒ぎをするために、後ろ髪がひかれる思いで、帰るに帰れず長居をすることになり、また他の猫を受け入れられないし、と本当に一刻も早く旅立って欲しいと心から願っていたのでした。

 

きっとチャー君は前の飼い主さんから捨てられたのが原因で分離不安症を持っているのでしょう。

 

(その為に、私の焦りをついてきたルシファーの誘惑により、先日、ものすごく怪しげな自称3つの会社を経営する社長、というおっさんに騙されてしまい、チャー君を翻弄することになってしまったのでした・・・

 

最初からそのおっさんは怪しげ満載でした。

 

虚栄心、慢心、空威張り、自尊心ない分虚勢を張る・・・そんなネガティブな修飾語が似つかわしい方でした・・・これも私を試すルシファーの誘惑だったのでしょう。

 

電話番号を調べ固定電話の方にいきなり電話をかけてきて、とうとつに先祖が代々地主であるという家系自慢、アメリカ人の奥さんが交通事故で急死し(疑惑を持ってしまった・・・)残されたイギリスの寄宿舎に入っているという優秀な2人の子ども自慢、3つの会社を神奈川と東京で経営しているという自慢をしたあと、夜遅くに、「今しかいけない」と強引にやってきて、あいさつもそこそこにトイレに駆け込み、無作法にも3時間も居座り、猫達と遊んだ挙句に、すぐにでもチャー君が欲しいとおっしゃってきたのでした。普段は疑い深い私なのですが、つい、大金持ちの社長の家に行ったらこの困ったちゃん、チャー君は幸せかも知れない、と目先の欲望に目がくらみ、次の日にお届けすることになってしまったのでした。松本さんのお車で到着したその自慢の家は、もともと工場であったらしく、一階には、たしかにベンツがずらっと4台ほど並んではおりましたが、あたり周辺には、車のパーツゴミが山積みになっており、2階にある家の方も、まるで盗賊が荒らしたごみだめのような有様でありました。迎えてくれたおっさんは、下着姿のようなだらしない姿で、ふてぶてしく、いきなりちゃぶ台にどかっと座るとなぜか紙パックのコーヒー牛乳を汚れたマグカップについで飲みながら仕事を続け、自分の話をしだし、こちらの話に耳を傾けようともしませんでした。失礼ながら見渡すと仕事場のリビングには大きな、しかも朽ち果てたような窓があり、そこに傾いた網戸は一応ついてはおりましたが、そこにのぞむ大きなベランダはなんのゴミか分からないような生活放置ゴミだらけでした。こちらが、「そこから脱走しそうなのですが対策は?」と訊くと「脱走なんかするものか、逃げても帰ってくるよ。普通の家はこんなに広くないだろ、広い家からは逃げないもんだ」と開き直ってふんぞり返り、「猫のトイレは?」と訊くと、「ふん!」と指さしたその先には、亡くなったワンちゃんの犬トイレが汚れたままの姿で置いてあり・・・つまり猫を飼う準備が万端であると、大嘘をついていたのでした。思わず松本さんと顔を見合わせ、「連れて帰りましょうかね」とうなずくと、「失礼いたしました」と深々と頭を下げ慇懃無礼な挨拶をし、ハウスダストでくしゃみが止まらなくなったチャー君を再び、キャリーバックに押し込み、連れて帰ってきたのでした・・・行き帰りの若葉の緑がまぶしい山々の景色が救いでした。きっとチャー君共々、ドライブを楽しむ為だけの一日だったのでしょう)

 

そして、チャー君の新しいご家族さまは、まだ20代後半の若くて元気、かつきれいなお姉さんでした。インドアタイプで仕事以外はほとんど家にこもっていらっしゃり、猫を愛でたい構いたい、というお方で、チャー君にはぴったりの家族さまでした。

 

チャー君はお姉さん好みの漫画の中にいそうなコミカルでユーモラスで、ストーカー男子です。

 

お姉さんは新築ペット専用マンションにお住まいで、ご自分でもおっしゃる通り、オタク系なコレクションがたくさん飾ってある素敵なお部屋でこれから、ひとりと一匹でお互いに思う存分濃厚濃密な愛の時を過ごしてくれるでしょう!

 

チャー君!

 

苦労した甲斐がありましたね!

 

             きれいなお姉さんに首ったけ!

 

早速探検!

 

 

そしてトム君のご家族さまも、この世に、こんな良い方々がいるなんて、地球を捨てたものでない、と思えるくらいに皆がそろって天使系という優しい上品な方々なのでした。

 

トム君は、実は競争率がかなり高く、閲覧は合計4000を超え、申し出てくださった方々は10数件あり、ご見学の方々も次から次へと来られ、皆さま、とってもいい感じの方々ばかりであったのですが、最終的に、天界のお導きにより、このご家族を選ぶことになったのでした。

 

トム君にとっては最高最善のご家族であったと思います。

 

トム君は4,5か月の雄で、一歳くらいのチャー君とまったく同じ経歴の持ち主でした。

 

チャー君とタイミングを少しだけ時期がずれていましたが、埼玉県の猫の多いある場所に突然現れて、チャー君と同じように、餌やりさんのお宅までついてきて、家の中に入ってきてしまったということです。

 

トム君の場合は去勢手術をした際に、ヘルニアがあることを発見されついでに手術をして頂いたそうなのですが、その縫い傷が大きく生々しく痛々しい子でした。

 

しかし、そんなことはお構いなく、トム君は元気いっぱいでおおらかに遊ぶ子でした。

 

同じ家から脱走してきたのかも、と思い、チャー君とトム君を一度顔合わせをしたところ、前述した通りの取っ組み合いの大喧嘩が始まり、トム君の黒い毛が部屋中に飛び散り、ついでにトム君の脱糞のおかげで、大変な大騒動となったものでした。

 

今回、偶然にも2つのご家族候補は同じ方面の方々で、旅立ちの日も一緒、という奇跡が重なったのでした。

 

これも天界の天使達のおはからいでしょう。

 

トム君のご家族さまは、ご両親とも見るからにお優しい、穏やかな方々で、2人のお嬢さんたちも可愛らしくお育ちの良いお世話上手な方々でした。

 

トム君の場合は、面談の次の日のお届けにもかかわらず、ご家族さまは、きっちりとすべて整えてくださり、トム君を迎え入れてくださったのです。

 

終わりよければすべて良しです。

 

おめでとう!

 

チャー君!

 

トム君!

 

天界の奇跡に感謝!

 

 

素敵な親子さま

 

新月の後のさわやかな朝です。

5月になりました!

 

今朝は昨晩の雨の浄化の後、さわやかな五月晴れの朝を迎えました。

 

今年になってから、何匹の猫ちゃんが目の前を通過していったのか、記憶にとどめられないほどです。

今日は2匹同時に猫ちゃん家族にお届けです!
一応シェルターは0になりました。。。今だけ・・・

 

PCを開いて打っている時間がなく、Facebookの録画機能で記録しております。

 

もし宜しければ、ご覧ください。

 

しかし

 

私の呪いの声を聞いてはいけません。

ギャー

 

でも毒には毒を!

 

で反対に良い作用をするかも知れません。。。

 

(20+) Jupes Jupes | Facebook

4月も終わろうとしています。

今日で4月も終わりですね。

 

2022年も3分の1が過ぎ去ろうとしているのですね・・・

 

相変わらずルシファーの化身の猫ちゃん達?!に翻弄され、磨かれている日々です。

 

本当に猫の活動は「ネコ道 ねこどう」と心から納得させられます。

 

昨晩も4月を洗い流すかのような滝のような雨に打たれ滝行をしたような清らかで心地良い、いえ、嘘をついてはいけません。全身からしたたり落ちる雨水に対して毒づき舌打ちをしながら、なめくじ野郎と戦い水にふやけたフードを回収し天界に悪態をついておりました。

 

(ストーカー並みにしつこいなめくじ野郎に、いろいろ対策をした結果、料理の下ごしらえのように塩コショウを振りかけるのが結構有効です。沈黙の中、断末魔の声にならない声を発しながら、もだえ苦しみ縮んでいくなめなめ野郎をサディストのまなざしで見つめて満足感を覚えている自分がおります。ひどい!人間はひどい!あと重曹も効き目があります)

 

しかし、あまりにも激しい雨は避けて、小降りになってからいつもの公園に行くと、定位置の植木の下で雨をよけながら正座をして私の自転車音を心待ちにしていた白黒ママちゃんの姿を見出し、2時間以上も待たせた罪悪感でいっぱいで謝りながら、待ってくれたお詫びにウエットフードを2倍のサービスで許してもらいました。

 

なめなめ野郎だって生き物です!差別してはいけません!と心が叫んでおります。

 

なぜにいつも餌やりの時間に、雨が降るのか調べてみると、夕方から雨が降るのは、日中に温められた空気が太陽が沈むと共に急に冷えて起きる自然現象のようですから仕方がございません。

 

せめて猫ちゃんの食事が終わる頃に降って欲しいと願わざるを得ません。

 

 

ネコ道の修行を継続している自分へのねぎらいに新しい自転車を購入致しました。

 

この数年間で、ぜいたくにもすぐに消費してしまうのが、長靴と靴下と自転車、そして掃除機です。

 

他のものにはいっさいお金を掛けないケチケチしみったれ生活をエンジョイしているのですが、かけるところにはかけてしまうために、結局、プラスマイナス0です。

 

続く

太陽と雨パワー

今日は少々雨模様ですが、時折、薄明るい太陽さまが顔をのぞかせていました。

 

最近、太陽さまがどれほど有難いものか、身に染みて感じます。

 

特に餌やりをしていると、雨の日はかなり憂鬱になり、イラっとしてしまいます。

 

以前はわざわざ雨の日にカフェに行き、心地の良い空間から、外のしとしと降る雨を眺めるのが好きであったのですが、最近は、雨の日は全身したたるほどの水の洗礼を受けるために、泥臭い、おしゃれとは程遠い日となります。

 

猫ちゃん達が毛が濡れる為に雨が苦手であるのを受けてしまったようで、天気予報で雨マークを見つけると、心がどんよりとしてしまいます。

 

しかし、雨の日に外に出ると、空気が水によって洗われて新鮮ですっきりとし、雨のかすかに甘い香りが肺の中から全身の血液に回っていくようで、そこは気持ちが良いものです。

 

餌やりの場では、誰も立ち入らない場所に3月の中旬、桜の木が2本満開の美しい姿をまるで、こっそりとご褒美をくれたかのように披露してくれました。

 

まるで秘密の花園のワンマンショーのようで有難く、桜の花を愛でておりました。

 

それに雨が降らなければ、今の季節の目にも鮮やかなクリーム色がかかったライト・グリーンの若葉の新緑は拝めません。

 

私はきっと過去世で水星(大天使ラファエルの支配する惑星)にいたことがあり、また龍であったこともあるようで、水にとても縁があります。

 

近くに水がないと息も絶え絶えになってしまいます。

 

時折、急にのどの渇きを覚えて、思考も行動も停止状態になることもあり、やはり水がとても必要と感じます。

 

でも、太陽のエネルギーもすべてのものにとって、とっても重要、と思う今日この頃です。

 

晴れた日の餌やりでは、それだけで、心の底からなんと軽やかに動ける、天界に感謝感謝!と唱えながらおこなっております。

 

本当に太陽エネルギーの恩恵を感じることがとても多くなってまいりました。

 

身近なところでは、Hさまご夫妻のおかげで、ベランダをオープンスペースにして頂いたことで、エンちゃん&ジェルちゃんが、毎日朝から晩まで意気揚々として室内外を出たり入ったりを繰り返しております。

 

ひんやりした朝など、窓を閉めていると、エンちゃんなど窓の側に行き「ワンワン!」と鳴いて開けるようにせがんでまいります。

 

エンちゃんの言いたいことやリクエストは、ものすごく分りやすくまるで人間の子どもと会話をしているような気持ちになります。

 

(しかし、この子を甘く見てはいられません。あまりにもやんちゃな娘で、時々困り果てて外に放り出したくもなります。ついこの間は、キャットフードがしまってあった戸棚を無理やりこじ開け、隠しておいたウエットフードのパウチに歯で穴を空けてしまい、パウチが3つほど腐敗してしまっておりました・・・部屋の中にしばらく魚の腐った臭いが消えず・・・私の疲れ果てた怒りの声が部屋の中で何度もムナシクこだましておりました・・・)

 

太陽の光は、動物さんと植物さんにとっても心身に重要な影響を与えてくれる、と感じたことには、以前は何度も膀胱炎を繰り返していたエンちゃん&ジェルちゃんが、ベランダに出るようになってから、いっさい、症状がなくなってしまったのです。

 

本当に分かりやすく有難く結果に出ております。

 

エンちゃん&ジェルちゃんは、ハイパースーパー元気になりました。アリガタヤアリガタヤ

 

そして驚いたことに、2月種をまいていて、最初はまったく芽が出なかった猫草が、ベランダに出した途端に、芽が出始め、そして青々と伸びて参りました。

 

何度もエンちゃん&ジェルちゃんの噛み付き、ひっくり返しの洗礼を受けながらも、イキイキとミズミズしい葉っぱを思いっきり伸ばしています。

 

なんと2か月以上も枯れずに、状態を保っているのです。

 

普通、猫草は室内で、一週間から2週間くらいしか持たず、すぐに先端から茶色く枯れていき、猫からは見向きもされず、そのままカラカラと軽くなり、ご臨終となります。

 

ベランダに出しっぱなしで特に何も手を加えていない、猫草さんが太陽の光を浴びながた、2か月も緑の状態を保っていることに奇跡を感じます。

 

今日も雨のパワーを頂く為に外で激しい雨に打たれながらフードを配ります・・・

 

 

2月からそのままの姿の猫草さん