jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

米袋ベィビーズ

 

容赦のない太陽光が地上を厳しくも愛ある浄めをしてくださっています。

 

外に生きている動物さん達は、ぐったりとして元気がないように見えます。

 

いつもネコさんフードを横取りしようとして待機しているカラスさんさえも姿を現しません。

 

自然界に生きるのというのは過酷なことですね。

 

しかし、それを不平不満を言わず静かに受け入れている動物様方のお姿は尊く凛として美しいと思います。

 

小川町で大発生していたネコさん達の捕獲保護が始まり、もう3か月も経とうとしております。

 

すでに35、6匹を不妊去勢手術を施し、たしか27匹を保護し、おうち探しと譲渡も半分以上は進んでいます。

 

保護のご協力を頂きました皆々さまには感謝しかございません。

 

あとはすでに手術済みで放してしまった黒白マスク柄の「マスク君」とインスタグラムで大人気の「工場長」似の「工場長君」を保護してしまったら、ここは撤退しようと思っております。

 

しかし、この2匹はすでに2回も捕獲器に入った経験があり、なかなか警戒心が強く、捕まろうとしません。

 

そうしている間に、他のいろいろな場所から脱走ネコさんの捕獲の依頼や病気ネコさんの捕獲、怪我ネコさんの捕獲依頼が飛び込んできて、落ち着くことができません。

 

皆、私のことを広報で見て知っていた、とか、チラシを見て連絡してきた、とのことです。

 

ご依頼されたら、絶対に最後まで責任を持って対処する、というのがネコボランティア活動を始めた時から決めていたことですから、お断りすることなく受け入れております。

 

それでも、市役所の方々からはなにをやっても罪びと扱いされることがふがいなく、腹立たしく思いますが、これも試練のひとつと思い、意識の中から排除したいと思います。(あちらは市民の税金で有償で働いているのに、こちらを無報酬の下請け業者扱いまたは無能な部下のような扱いをして参ります・・・勘違いも甚だしい・・・)

 

小川町で生まれてしまっていた7匹の子ネコちゃん達は、一匹を残し、おうちが見つかったとご報告があり、本当に嬉しく思います。

 

3月31日の深夜にたまたま通りかった住宅街の暗がりの中でキラキラと光る眼を見つけてしまったことから始まった大騒動でした。

 

そして、20匹ほどの妊婦ネコさん達を保護した結果、7匹の子ネコ達が生まれるだけで済んだのでした。

 

もし、その妊婦ネコさん達が一斉に産んでいたら、100匹近くの子ネコ達が、その新興住宅の小さな一角で食べ物と水と寝床を求めてうろついていたかと思うと、背筋も凍る思いで、そうならずに済み心から安堵しております。

 

現在おその隣の畑で大きな開拓が始まっており、重機が戦争のような大騒音を立てて土を掘り起こしています。そんなところで子ネコ達や母ネコ達が安心して暮らしてはいられなかったでしょう。

 

これも天界の思し召しを感じます。

 

また子ネコの捕獲に際しても、奇跡の出来事がありました。

 

5月に商店街で初めての出店のお話があり、数人のボランティアさま方とエンジェルAさんのネコ活動啓発展示物を展示していたところ、それも偶然通り掛かった男性が、声を掛けてこられ

 

「持っているアパート近くで長年餌やりをしている迷惑な人がいる。そこにたくさんネコがいて今年も子ネコが産まれている」

 

というお話をうかがい、どこなのか聞いてみると、なんとちょうど現在捕獲作業をしている場所にほど近い、畑の地続きの場所だと判明したのでした。

 

私はいてもたってもいられず、その場所をグーグルマップで誘導してもらいながらすぐに自転車で駆け付けると、どこからか甲高い、絶対に数匹の子ネコ、と思われる声が響いて参ります。

 

声の発生場所をたどって行ってみると、農家さんのビニールハウスの中から、可愛い小さな頭がちょろちょろと現れました。

 

「子ネコ!」と声をあげていると、古い平屋の中から高齢のいかにも農家さんらしきお姿をした男性が現れ

 

「この子達のかあちゃんが3日前からいなくなっちまったんだよ。パンの耳をちぎってあげてるけど、くわねえんだ。息子がちいせえ魚をやったら少しは食ったが」

 

とおっしゃいます。

 

小さい魚というのは、乾燥シラスだったようでしたが、そんな塩辛いものを子ネコに与えていたのかと思うとぞっとしながら、

 

「この子達を連れていっても良いですか?」

 

と訊ねると

 

「全部連れてってくれ!」

 

とおっしゃいます。

 

慌ててきてしまった為に、キャリーバックもなかったため

 

「何か箱とか子ネコを入れるものはありますか?」

 

と訊くと

 

「これしかねえ」

 

と大きな紙でできた米袋を手渡して参りました。

 

その土埃にまみれた米袋をいただき、ちょうど持っていたちゅーるを手に持ち、おびき寄せると、飢えきった子ネコ達がぞろぞろ出てきてちゅーるにかぶりつき、つぎつぎに手で捕まえて、米袋に放り込みました。

 

最後の一匹がなかなか捕まらずにいると、

 

「知らねえ人だとダメだ」

 

と男性が出てきて、シラスを持ち、必死になって最後の一匹を手づかみで捕まえてくださいました。

 

私もパニック状態でしたが、Hさまにご連絡をして車で来ていただき、その米袋をお渡しし、シェルターまで持っていっていただきました。

 

Hさまも、その米袋の底に手を当て「あったかいね」と和やかにほっこりとする瞬間がありました。

 

その後、保護した子達は歯は生えているものの、こちらのシェルターで保護するには、あまりにも小さく、やはりベテランのミルクボランティアさまにお願いすることとなりました。

 

あとはすべてお任せで、その大ベテランのNさまのおかげさまで、薄汚れてやせ細っていた子ネコ達はみるみるうちに美しく成長し、とても素晴らしいご家族さまのもとに旅立っていったようです。

 

すべてに感謝

可愛く成長してくれました!

 

悲喜こもごも・・・

 

日本列島 梅雨空の下 関東もしっとりと肌に優しい、しかし、むずがゆいじめっとした日が続いております。

 

あっという間に、2025年も半分が過ぎ去ろうとしています。

 

気持ちも気分も天候と同じように上がったり下がったりしながら、日々が知らぬうちに過ぎております。

 

感謝の気持ちと共に、時折、人間界の理不尽さに怒り心頭になると「自分もまだまだ小さいな」と嘲笑してしまいますが、ふと上から「大きかったら人間に生まれてないだろ!」と聞こえてきた気がし、小さいからこそ人間の修行をするために、ここにいるのだな、と勝手に解釈し、そんな小さい自分も「許して進ぜよう」と慰めております。

 

 

ここ数日も、またまたネコ関連で、学ばせられることが多く起きておりました。

 

とても良いことは・・・

 

先日、埼玉県のボランティアさまから依頼された、無責任多頭飼育家庭から救助された八割れ子ネコちゃんが、やってきたと思ったら、翌日、あっという間に旅立ってしまったということです。

 

その多頭飼育家庭は、高齢の耳の不自由なご夫婦家庭で、不妊去勢手術をされずにいたつがいネコちゃんから、次々に子ネコ達が産まれてしまっていたそうです。

 

あるボランティアさんがその事情を知りながら譲渡していたそうで、知り合いのボランティアさんは激怒していました。

 

まったく、そんなこともあるのですね。

 

その子ネコちゃんは、エンジェルAさんが、ご厚意でお宅の塀に市内で募集中のネコちゃん達の写真をずらっと展示してくださり、連絡先まで掲示してくださっていたおかげで、つながったご縁でした。

 

エンジェルAさんは常にご自分のことだけでなく、他の人達やネコちゃん達のことを思いやっていらっしゃるところが、本当に素晴しいと思います。

 

たいていの方々は、ご自分が抱えているネコちゃん達で精一杯で他の人のことなど考えが及ばないのが普通です。

 

本当にお心が広いお方なのでしょう。

 

それはとても有難いことでした。

 

そのエンジェルAさんの捕獲器に、先日、出産を終えたばかりのアライグマが入ってしまい、その際、なぜかお母さんアライグマが脱腸していたらしく、捕獲器の中で大暴れをし、腸がどんどん出てきてしまうところをAさんが直視してしまい、大いにショックを受けていらっしゃいました。

 

捕獲器の中のお母さんアライグマは暴れながら、自分の腸を喰いちぎり、ものすごいほどの出血をしていたそうです。

 

動物病院で処置をお願いしたところ、もう手遅れで、安楽死しかないという無情な診断となってしまったそうです。

 

お優しいエンジェルAさんはご自分も母であるところから大いにお母さんアライグマに同情して泣いていらっしゃいました。

 

しかし、これもエンジェルAさんへの次なる段階に昇るための試練であった気がします。

 

そばには子アライグマも3頭おり、その子達を置いて天国に旅立つことになってしまったのでした。

 

本当に自然界は厳しいですね。

本来は日本にいないはずのアライグマが、日本各地で大発生しており、行政が率先して害獣駆除対象としてアライグマを捕獲しては殺処分を推奨しているそうです。

 

その処分の仕方も、なんと撲殺をするという原始的な方法らしく、とてもとてもそんなことの手伝いはしたくありません。

 

もともとアメリカやカナダから、ペットとして輸入したアライグマを、飼いきれずに外に逃がしてしまった人達の深い罪の結果です。

 

すべては人間が悪い・・・人間こそ地球の害獣だ、とつくづく思います。

 

私も含めて罪人です。

 

罪人は処分されるべき!でも、まだもうちょっと罪滅ぼしをしなくてはならないので、生かされているのでしょう。

子アライグマちゃん 3頭入っていました・・・

 

 

 

 

 

真面目で優しいお父さまのお宅に旅立ちました

 

Happy Birthday to St. Geoge

6月12日は、特別な記念日として大事にしている日です。

 

Happy Birthday St. Geoge

 

以前は、しっとりした雨の日本を離れてゆかりのある、外国まで飛んでいき記念日を祝っておりました。

 

この8年間は、ネコさま関連で身動きができずにおり、心の中だけでお祝いしております。

 

一年に一度のこの日くらいは静かに瞑想しながら過ごしたいところですが、やはりネコさま関連で早朝からずっと電話が鳴りっぱなしで落ち着きません。

 

それでも、無事にこの日を迎えられていることに感謝しかございません。

 

昨晩も遅い時間の捕獲最中に、暗く厚い雲のすき間から黄金の輝きを放つ満月が、少し顔をのぞかせ、労をねぎらってくださいました。

 

感激です。

 

しかし、昨日のミーティングでは、ギロチンで首を落とされ、刃で心臓をえぐられたように深く傷ついておりました。会場の椅子に座り冷たく暗い深海の底に沈んでいる貝になったような気分で耐えておりました。

 

最初から、司会の方は、ここに犯罪を犯している人間がいる、と私と分かるように延々と罪状を読み上げてくださり、これは公開処刑であると感じておりました。

 

悪人は処罰されなくてはならず、もうすぐ私を団体から追放するということでした。

 

それはそれで良いことだと思います。

 

この終わりのない、苦しみしかない連続の日々を向こうから追い出してくれることで、解放されるなら心の底から有難くそれは本望です。

 

この3人の処刑人にずっとにらまれ続けた2時間半に感じていたことは、キリストがゴルゴダの丘で鞭打ちの刑に遭い、その後、十字架に磔にされた気分と同じ、ということでした。

 

キリストも、どれだけ人を助けていたにもかかわらず、弟子達からも見放され、病気を癒した人々からは石を投げつけられたり腐った野菜を投げつけられたり最後の最後は、翻った人間に裏切られ侮辱を受け続けていたそうです。その気持ちが痛いほど感じておりました。

 

かくいう私もキリストほど、偉業はなにもしておりませんが、この8年間、一日たりとも自分の時間を持つことなく、ネコさまと市のために、心身をすべて捧げてきたつもりでありました。正月さえも実家に戻ることも許されず、朝から深夜早朝までネコのお世話に明け暮れた日々でしたが、市役所の人達にとっては、ねぎらうどころか「だからなに?お前は悪人だ処罰する」といった態度を取られました。

 

市役所の統計で、助成金を増やし続けた結果、金額に比例して清掃局が処理するネコの死骸が減り続けている、と得意顔にすべて市役所の手柄という発表をされました。

 

その助成金を支給されたボランティアさん達が外のネコの捕獲手術保護をしているプロセスはまったく無視され、机上での数字の統計で、きれいに終わらせ、都からも市はお褒めを受けているのでしょう。

 

その陰にどれほどの自己犠牲が払われているかなど、事務所にいて現場を見たことのない方々には想像もつかないことでしょう。

 

この時期は、大雨、泥道、ナメクジ、蚊、蟻、ゴキブリが天敵です。その中での過酷な作業をまったくの無償で、というより、自らの労力とお金をはたいて活動をしているのです。

 

行政の方々は市民の税金から報酬を得て義務を果たしていらっしゃいますが、こちらは雇い主のいない自己負担の塊です。

 

だからそれで?という言葉がどこからか聞こえて参ります。

 

数時間の冷酷な仕打ちで、これで汚い私を処罰してきれいに終わらせようとする市側の態度に怒りがふつふつと湧いて参り、遂に最後の時間に、思いを少しだけ吐露してしまいました。

 

「自分は8年間、すべての時間と労力と経済的なことを犠牲にしてこの活動をしている。

 

餌やりも、夕方から深夜まで及び、捕獲活動も深夜から早朝まで行っている。

 

この苦しみを自分ができなくなった後に、後継者の方にすべて丸投げすることはとてもできない。

 

なぜなら、あまりにも自分の生活を投げうち、自己犠牲の塊になって活動しなければならないことを分かっていて、この同じ苦しみの継承を無責任にできない。

 

こちらは行政主導型のネコ活動を願っている。

 

市役所にネコ専門の部署を作り、その予算も出してもらい、市民の経済的労力的な犠牲を減らして欲しい。

 

また心あるひとりが全部犠牲を払うのではなく、多くの市民で、負担をシェアしていただくようにご立派なHPで呼びかけて頂きたい」

 

という旨を絞り出すような声で訴えたところ、シンとなり、すぐにどなたも明瞭な答えをくださいませんでした。

 

おひとりの議員の方だけは、

 

「優しい人が全部引き受けてしまって、他の人が甘えて何もしない状況が生まれている」

 

とおっしゃってくださいました。

 

また市役所のおひとりも、

 

「イベントなどでボランティア募集を掛けることは大いにやります」

 

とおっしゃいましたが、要はそういうことではないのですが、やはり次元が違い過ぎるのでしょう。まったく噛み合うことはありませんでした。

 

仕方がございません。

 

もうお手上げで、すべて天界にお任せするしかございません。

 

どんなに悪人に仕立てられ、罪をなすりつけられても、これは耐え抜くしかありません。

 

しかし、この苦しみの時間もあともう少しで終わる気がしております。

 

罪人のまま、悪名を着せられ、悪評のまま、そのうちに静かに去ることに致します。

 

あとは天界がお達しをくださることでしょう。

 

私はこの地上ではもう何も望まず、なにも要りません。

 

天界で、大マスターであるキリストに

 

「よくやった」

 

と死んだ後にねぎらってもらい、光の源に帰れたら、それだけが望です。

 

St. Geogeさまも私の帰りを静かに待っていてくださることでしょう。

ラクル・カードでもGOD LOVEを頂きました!

 

6月の満月おめでとうございます!

 

6月11日は、満月ですね!

 

あいにくの梅雨空で、満月は拝めなさそうですが、今月も無事に満月の日を迎えることができて感無量です。

 

6月12日は、勝手にソウル・メイトと呼んでいる方のお誕生日です。

 

その前日の満月に何か意味を感じます。

 

今日は市役所のミーティングが開催されるのですが、1月31日の市役所のミーティングの日、その会議中にみーちゃんが脱走したこともあり、少々、ミーティングトラウマになっております。

 

今回ミーティングの日の前に、約半年近くの時を経て、みーちゃんが見つかったことは、大きな意味を感じ、そして奇跡の他になにもございせん。

 

今、保護してくださっているお方が、ドン・キホーテさんの店員さまであったことも、何かご縁を感じます。

 

実は、ドン・キホーテさんに買い物に行くと、ネコ関連の何か起きることが多かったのです。

 

我がエンちゃんも、2020年の7月の夜、雨の中、ふと買い出しに行った帰りに、大きな街道を渡ったところに、子ネコ特有のだみ声で泣き叫びながら、ぐるぐると走り回っている子ネコを発見してしまい、大慌てで、ボランティアさまの捕獲器を借り、朝方まで掛かって捕獲した子だったのです。

 

今回の小川町のネコ多発地域も、真夜中にドン・キホーテさんにキャットフードの買いだしをした帰りの道で、暗がりの中で多数の光る眼がキラキラをしているのを発見してしまい、ネコ多発問題が発覚したのでした。

 

そして、今回の飼い主さまも、ドン・キホーテさんの店員さまで、真夜中の私を時々見かけて、きっとネコボランティアだろうと思い、顔を覚えていらっしゃったと言います。

 

何か、ネコつながりでドン・キホーテさんにはご縁があるのかも知れません。

 

ドン・キホーテという名前は、小学校の時に読んだ「ドン・キホーテ」物語で深く記憶に残っております。

 

妄想癖のお金持ちのおじさんが、お姫様を救い出すというロマンティックな妄想に駆られて、こぶとりの従者を従えよぼよぼのロバに乗って、不思議なドタバタ冒険の旅をする、といった物語だったと思います。

 

お金持ちだから、なんでもお金で解決して、周りを巻き込み、自分の妄想に皆を引きずり込んでしまう、といった自己中心的ですが、なんとも魅力があり、ロマンもある物語だったと思います。

 

以前は、片田舎に住んでいた為に、お店のドン・キホーテには、縁がなく、また都心で近くを通り掛かっても、どうも、近寄りがたく入りずらい雰囲気がありましたが、今や、特にネコ関連のことが始まって以来は、キャットフードがお安く買えて、常連に陥ってしまっております。

 

みーちゃん・・・なんとなく、おかしな騎士ドン・キホーテが救い出そうと、探し求めていた、やんちゃでお転婆なお姫様のように思えます。

 

私自身はロバに乗って、逃走したお姫様にからかわれ翻弄された、あほでまぬけなドン・キホーテだったように思えて参ります。

 

妄想騎士と冒険姫様の奇跡の生還劇・・・メデタシメデタシ・・・皆々さま、巻き込んでしまいまして申し訳ございません。

 

こちらにいた時のみーちゃん

見つかった時のみーちゃん

以前のみーちゃん

以前のみーちゃん なにかたくらんでいる顔してます

 

みーちゃん!見つかりました!奇跡の出来事の連続でした!

 

みーちゃんが見つかりました!!!

 

奇跡のような出来事でまだ実感が湧かないほどです。

 

夢かうつつか、という感じでおります。

 

しかし、実際に先ほど、みーちゃんに会って参りまして、ようやく夢ではないと感じているところです。

 

古いアパートの2階。すべてネコ仕様のネコ天国なお部屋に、ネコグッズに埋もれた、押し入れの中から、おちゃめな感じでちょっとだけ姿を現してくださった小さくて丸いお姿は、この半年近くの間、ずっと生存を祈り続けていたまさにあのお姿のままでした。

 

昨晩、実は、兆候、兆しサインがあり、もしかして、見つかるのかも知れない、という思いがよぎっていたのです。

 

それは、近くの電柱にこれでもか、とラミネートとガムテープで剝がれないようにしていた、みーちゃんのポスターが無残にも、地面に剥がれ落ちていたからです。

 

それが最後まで、頑張って剥がれ落ちずにいたポスターでした。

 

そのポスターが落ちるということは、もう必要がないのかも、という思いがよぎったのでした。

 

毎日、動物病院から

 

マイクロチップにあなたの名前と電話番号がありました」

 

という電話が来ると信じ、その女性の声のトーンまで何度も耳の奥に再現していたのですが、そのまったくその通りの声とトーンとセリフの電話が、今朝、動物病院が開く時間に掛かってきたのでした。

 

何度も耳の奥で再現していたので、夢かも知れない、と実感が湧きませんでした。

 

しかし、保護した方に電話を代わって頂き、リアルなお話を聞くと、本当にみーちゃんが見つかった!と実感が湧いて参りました。

 

すぐに駆け付けたい思いを抑え、書類を準備し、シェルターの掃除を終えた後、その方のお宅に向かいました。

 

そのお宅は古いアパートの2階が全部お部屋になっている、古いのですが、快適そうなお宅でした。

 

玄関を入るとすぐにお出迎えのネコちゃんもいて、更にすべてのものがネコのものであふれかえり、まるで保護ネコシェルターのようなお宅でした。

 

そのお優しくしっかりとした女性のお話によると、

 

このアパートの一階の倉庫で10年以上ご近所のネコ達に餌やりをしていたところ、5月の中旬に、いつも来るオスネコちゃんが、一匹のメスネコちゃんらしきネコを連れてきた。

 

その子は首輪が前足のたすき掛けのようになっていて、首がすれて痛そうであった。

 

お腹も出ている気がしたため、妊娠しているかも知れないと思い、手なずけて、抱っこして保護した。

 

ノラネコを見てくれる動物病院がなかなかなく、ようやく連れて行き、首輪を取り、擦り傷を治療し、エコーを撮ったが妊娠はしていなかった。

 

保護した時、まったく汚れていなく、ノミダニもついていなかったため、最近まで、どこかで飼われていたに違いない、と思っていた(脱走したのは、1月31日でしたから、すぐにどこかのお宅で保護され、最近までそのお宅の中にいたに違いありません。そして再度脱走したのでしょうか)

 

そして本日、2回目の治療で一応、マイクロチップが入っていないか、チェックしたところ、こちらの名前と電話番号にアクセスできたので、動物病院から電話を掛けてもらった。

 

私の顔を見たとたん、

「何回か会ったことがあります」

とおっしゃり、それは夜中の「ドン・キホーテ」で私がすごい恰好をして、ネコ缶を大量に買い漁っているのを度々見て、「ネコボランティア」だと感じていた、という・・・

 

すべてが奇跡のような出来事でした。

 

脱走してから、たくさんの方々にご心配頂き、捜索のご協力をして頂いたことを深く深く感謝申し上げます。

 

私も悪夢のようなミーティングの最中にみーちゃんが脱走したと聞き、その日から3日間、飲まず食わず、寝ず、入浴も着替えもせずに死に物狂いで探した結果、声が出なくなるほど体調不良になり、これでは自分がダウンしてしまうと思い、少し休んでから、それでもまた毎晩の捜索で、徐々に精神も危うい状態になっておりました。食欲もなく体力もなくなりそうになりながらも、みーちゃんを見つけるまでは頑張ろうと堪えて参りました。

 

本当にネコちゃんの脱走は、心身の病気になります。

 

今回も気力だけで生きておりましたが、最初の一か月間は鬱症状になっていたと思います。3か月を過ぎると、半分諦めの境地になりながらも、それでも、絶対にみーちゃんを助け出すと心に誓っておりました。

 

願いを現実化するために、周囲の全部のネコちゃんの名前をみーちゃんと呼び、いつも、心の中で、

 

「おかえり!みーちゃん!無事で良かった!」

 

と叫んで、みーちゃんを抱っこして感極まっているビジョンを思い浮かべるようにしておりました。

 

そして電話が掛かってきて、先ほどの

 

マイクロチップにあなたの名前と電話番号がありました」

 

という電話が掛かってくるに違いない、という想定をし、心の中でやり取りをしていたのでした。

 

 

半年近く経って、ようやく・・・ようやく

念願が叶いました!

 

その保護してくださっていた方が、やっぱり

 

「私の年齢だと、保護団体さんからネコちゃんは頂けないので、この子が可愛くて手放したくないから、このまま頂いても良いでしょうか?」

 

とおっしゃいます。

 

こちらはこんなにお優しいネコ愛にあふれたお方であったら、願ったり叶ったり、と思い、ぜひお願いします、と譲渡証も用意してお渡しいたしました。

 

こちらが謝礼をお渡ししましたが、それも返したい、とおっしゃり、更に譲渡金まで渡したいとおっしゃるような、素晴らしいお方でした。

 

奇跡のような出来事

 

天界に感謝

 

私の精神と魂を磨いてくださり感謝

 

命を諦めない強さを、今回も磨いて頂きました・・・

 

皆皆さま

 

ご心配をお掛け致しまして申し訳ございません。

 

たくさんのお励ましのお言葉、贈り物の数々、感謝しきれないほど支えて頂きました。

 

これで、大きな心配ごとがなくなり、かなり心も軽くなりました。

 

また皆さまと共に生きていけます。

 

みーちゃんありがとう!

 

皆さま ありがとうございました。

 

保護してくださっていたMさま ありがとうございました。

5千枚も刷って頂いておりました!

治療中のみーちゃん

 

終わりの時が静かに・・・

最近の捕獲作業は、なかなかはかどりません。

 

もうすでに35,6匹?ほどの捕獲と不妊去勢手術を行い、たぶん、25匹ほど保護しておりますが、その地域の方々の、外ネコさん達へのご理解がまったくもってなく、放したオスネコ君もすべて保護する方向になりました。

 

うろうろと現れるのは3匹

 

白黒マスク君

 

キジトラの細い男子

 

Instagramで大人気の工場長似のおっさんネコさん

 

この3匹がなかなかどうして・・・と苦戦しております。

 

エンジェルAさんも、業を煮やし、そして地域住民に撲殺されるのではないかと、私をとても心配してくださり、明るい時間帯から捕獲器を仕掛けてくださることになりました。

 

それでも、近くに来るものの、やはり捕獲器には入らず、こちらから投げてもらえるおいしいものを待っています・・・

 

この危険地域にこれ以上、私も餌付けに来ることは避けたく、早く撤退したいと焦りますが、敵はなかなかのつわものです。

 

実家の母からも、執拗に「もういい加減にしなさい。近い将来のことを考えて戻ってきて欲しい」とLINE&電話攻撃が参ります。

 

母のメッセージを見ると、心が重くなってしまいます。湿っぽい実家に暮らすイメージをすると、まだ、こちらで餌やりをしていた方が心が楽なような。

 

すべては天界の思し召しですから、何も計画をせず、何も考えずにおります。

 

こちらでのことも終わる時は、バシッと終了の札が出されるでしょう。

 

先日も、数年間、空き家で黒猫2匹とキジトラちゃんに餌を持って行っておりましたが、突然、そのお宅の方が現れ、

 

「この家は売れました。今後は、隣の家の兄がネコ達の餌をあげることに致しますので、今日で終わりにしてください。長い間有難うございました」

 

とご丁寧にあいさつをされました。

 

まったく予想をしなかった展開でした。

 

やはり「終わる時は終わる」、と実感した瞬間でした。

 

今年は

 

 

「昭和100年の年」

 

革命の「蛇年」

 

そして終わりを表す「9」の年です。

 

ゆっくりと確実に何かが終わっていますね。

 

あの野球界のレジェンド様も遂に昇天されたそうで、大きな節目を感じます。

 

すべては天界にお任せのまま、気持ちを楽に、「なるようになるさ」と力を抜いて生きております。

 

(しかし、来週はアライグマ5頭の捕獲も頼まれました・・・少々気が重い・・・)

 

すべての存在に天界の最高最善の愛と光を

繰り返されるこの地道な作業

大人しくお留守番のエンちゃん&ジェルちゃんに癒されます

 

情けはネコの為ならず

昨日は再びのしっとりとした雨でした。

 

若葉の緑の薫香が心地良い季節です。

 

しかし、ネコ活動にはあきらめのため息が・・・

 

 

昨夜の出来事。

 

現在、80代のご婦人のお宅で、前足を虐待によるものなのか、謎ですが、ぽっきりと2つに折れ曲がってしまった雌ネコさんを保護していただいております。

 

そのご婦人が以前から庭で餌付けをして可愛がっていたシロキジネコさんが、

 

「玄関前で、前足を折り曲げて、座り込み、ぐったりとしている、なんとか助けて欲しい」

 

とそのご婦人と、その隣人の方からのご依頼があり、何度も捕獲器で捕獲保護を試み、ようやく、一か月ほど前に捕まえられ、そのご婦人のお部屋で保護していただいているのでした。

 

そのメスネコちゃんが、荷物のぎっしりと詰まって動かせないタンスの引き出し裏に隠れてしまい、そこでトイレまでしてしまっている、なんとかもう一度捕獲器で捕まえて欲しい、と頼まれ、設置するとすぐに捕獲に成功致しました。

 

そのお部屋は、同居の娘様一家から、一室だけ与えて頂いているそうで、肩身の狭い思いをしている様子がひしひしと伝わってくるほどの状態です。

 

冷蔵庫をはじめ、すべての生活用品が、大きいベッドと共に、そこに積み上げられていました。

 

そこに今回のネコさんのケージも置き、何もかもいっしょくたといった感じで、助言をしたくても、どうすることもできないようなご様子でした。

 

しかし、その前足が折れてしまっているメスネコちゃんを保護してくださっていることは、本当に有難いことです。

 

お隣の方もたくさんのチャトラネコちゃんや、皮膚病を抱えているメスネコちゃんに餌付けだけしていますが、あとは知らん顔で、私に全部お世話を丸投げして任せて参ります。

 

何年も洗っていないようなプラスチック容器に安い餌を投げ入れており、近所の通りすがりの人が投げ入れていく、ゴミだらけの庭に汚れきってカビだらけの段ボールが転がっており、その中にネコさん達が棲み、ボウフラが浮いている雨水を飲み水にさせていました。ネコは、どうせすぐに死ぬから、と言ってその餌やり一家はそれを見て見ぬ振りをしており、私は、いたたまれず、庭を掃除し、ネコハウスを設置し、そして投薬をしてあげると皆、元気を取り戻し、毎年見つかっていたネコさんの死骸は見なくなったそうです。

 

そのお宅の中に一匹だけいた飼い猫ちゃんが急死したと、おうかがいしたので、

「皮膚病を抱えているメスネコちゃんをお家に入れて飼ってくださるのはいかがでしょうか?」

 

と聞くと、奥様は暗い顔で、

 

「今は亡くなった子のペットロス中でそんな気になれません」

 

とおっしゃいました。

 

皮膚病のメスネコちゃんは、蚊によるアレルギーと見え、蚊からの隔離と投薬が必要です。子ネコからずっと可愛がっているとおっしゃっているにもかかわらず、玄関先のネコハウスの中で、全身をかきむしって血がにじんでいるネコちゃんを毎日見ていて、なにも感じないのか、本当に信じられません。その子には、こちらが毎日、ステロイド剤をちゅーるに混ぜて与え、様子を見守っています。同じお隣同士でも、これほどまでに意識が違うのか、とため息がでます。

 

その80代のご婦人から、「これ食べて」とたばこの臭いの染みついた小さい紙袋を渡されました。

 

万年食糧難の私には有難いことと頂き、後に中身を見ると、化石のように固いプロセスチーズと野菜ジュースが2つ入っていました。

 

なぜにこんなに固い?と思い、賞味期限を見ると、2023年4月とありました。

 

うーん・・・冷蔵庫の中にあったものを適当に取り出してくださったのだな、とは思い、カラスのご飯にしようかな、とも思いましたが、いや、もったいない、と水に戻し、有難く頂きました。

 

チーズは何年も熟成させているのもありますから、このくらいでは大丈夫でしょう。

 

ネコ活動をしていると、すべてネコ様ファーストで、自分の食生活はおろそかになり、どうでも良くなって参ります。

 

昨日も、大雨の中、ネコちゃんフードを買い漁っていたら、あっという間に一万円を超えておりました・・・

 

これもネコ神様へのお供えのため、有難いことです。

 

しかし、本当に、他人にはお見せできないほどの粗食にもかかわらず、やたらと筋肉隆々で自慢したいほどになっております。

 

ネコちゃんファーストにしていると、不思議と体が楽になり、いろんな物事が知らない間に解決していたりします。

 

それは後から分かったことばかりで、問題の渦中にいる時は、なぜに自分ばかりがこんなに苦労させられるのか、と恨みつらみのぼやきが出てしまいますが、振り返ってみるとすべて必要なことであったと分かります。

 

情けはネコの為ならず 

(ネコさまへの情けだと思ってやっている餌やりや捕獲保護活動は、実はネコさまのためにやっているのではなく、結局はまわりまわって、おのれのためにやっているのだ!という意味)

 

君らも保護して、良かった!心穏やかに幸せに暮らしている元ノラネコさん達