jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ポルトスちゃんの旅立ち

 

昨日、2か月間、里親探しを試みていた四銃士、4兄弟姉妹の一番気の強い女の子の

ポルトス」ちゃんの里親様が決まりました。

 

ついこの間、ポルトスちゃんとアラミス君は行った先で、可愛くないと言われてリコールされてしまった経緯があり、彼らのトラウマになっていたと思われます。

 

この四銃士、4兄弟姉妹の里親探しではこれまで以上に苦労が付きまとっておりました。

 

なぜかちょっと困った里親様候補ばかりが現れ、こちらの心と時間を振り回してかき乱してくださいました。

 

2組の同性カップルから始まり・・・女性同士のカップルと男性同士のカップル。それが悪いなどとは決して思ったことはありませんが、彼らのドロドロの深い闇と愛憎劇の泥沼に引きずり込まれそうになりました。やはり同性というのは異性よりも愛憎が深いですね。相手に対して完璧なる理想を追い求める為(自己愛の象徴かと思われます)非常に手厳しい評価をし、依存も強く喧嘩になると血を見るような争いもよく聞きます。

 

向こうから断りもされましたが、こちらもその中にこちらの純粋な仔猫を預ける気持ちにはなれませんでしたからかえって良かったと思いました。

 

また水商売をしているような若い女性。それが悪いとは思いませんが、やたらと露出の多い服装で現れ、さんざんこちらの猫達を猫カフェ状態で遊び倒し、何も言わずに去っていった方。なんだったのでしょう。そんなお方はこちらからお断りです。

 

そしてアスペルガー家族・・・異常なる執着心でこの子達が絶対に欲しい!と言っておきながら、受け入れるとすぐに飽きてしまい、猫を物のようにいらない、返却する、と簡単に言って来られる方々。

こちらも仔猫が早く成長してしまい一番慣れて可愛い時期を逃してしまうことに焦りを感じ、つい早まってしまいました。

深く反省です。

 

そして再度、心をリセットし、この子達が最高最善の幸せを手に入れいますように、と天界に願い唱えたところ、何組かの中国の大学生の方々からのお問合せがありました。

書いて来られる文章がとても美しく丁寧で真面目さがにじみ出ており、古き良き時代の日本人を思わせるような感じで、心が洗われる気が致しました。

早速お越し頂くと、賢さが全面に出ているようなお顔の若い大学生でした。

その方は言葉遣いだけではなくマナーも素晴らしく、謙虚でこちらの方が緊張するくらいにきちっとした方でした。

日本で特待生として勉強しているだけあって、全身に賢くきりっとしたオーラをまとっていらっしゃいました。

 

猫を飼う意識もとても高く、すべてメモに取ったり、テレビ電話でお仲間と連絡し合い、気持ちを確かめ、そして一番、ポルトスに魅了されたとのことで、その日のうちにお連れ帰って頂きました。

 

本当に驚いたことに、これまでこのポルトスちゃんは、里親候補が来る度に、ものすごい勢いで逃げまくり、捕まえようとすると私をひっかき噛み付いたりしていたのですが、この方が来る前、まるで待っていたかのようにすんなりと大人しい顔でケージに入り、この方のキャリーバックにもすんなりと入っていったのです。

やはり彼女は運命の人を知っていたのですね。

 

ただ、いつも仲良しであったお兄ちゃんのアラミスが、ポルトスを行かせないように、背中でガードし、私の手に腕でぎゅっと突っ張り抵抗を続けていたことが、なんとも気の毒でなりませんでした。

 

一応、「このお兄ちゃんもお連れ頂けませんでしょか?」と伺ったところ、慎重な彼はやはり「まずは一匹で様子を見たい」と賢くおっしゃいました。

 

賢者の魂の方はそうそう簡単にことを決めないのでしょうね。

 

きっとアラミス君も最高最善の里親様が見つかるに違いありません。

 

地球に国境はありませんね。こちらの猫活動はますますインターナショナルになって参りました。

 

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国立大、理工学部2年生、山東省ご出身のBさま

 

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またね~