昨日は今年最後の外猫ちゃん達の捕獲トライ致しました。
以前から玄関前に来ている雄の子と、他の場所2か所を朝の5時から仕掛けておりました。
他の場所は残念ながら掛かりませんでしたが、玄関前の子はあっけなく捕獲器に入ってしまっておりました。
しかし、よく見ると可愛らしい顔をして真ん丸に太った子で、もしかしたら飼い猫かも知れないと思い、去勢されているかどうか尻尾を持ち上げてみてみると2つのゴールデンボールがとても小さくなんとも見分けがつかず、ご近所さまのところに連れていき、飼い猫であるかどうかもお訊ねしても、見たことがないと言われ、天界に伺うととにかく動物病院に連れていき、見てもらいなさいと言われた気がし、車を出してくださる方がいなかった為に、バスで捕獲器を持って行くこととなりました。
バスは近くから動物病院まで乗り換えなく出ている為、便利なのですが、1時間に1,2本しかなく逃すと大変なことになります。
急いでいると、別の仕掛けていた居酒屋さんのご主人に捕まってしまい、話し込まれた結果、バスに乗り遅れ40分も待つことに。更に自転車のチェーンも外れてしまったようでちょっとさんざんな日でありました。
しかし、その後のバスは順調で行きも帰りも時間に狂いなくロスがありませんでした。
捕獲した雄猫は去勢されていなかったようで、今年の最後に気になっていた玄関前の子達の全部の手術が済んでほっと致しました。
しかし、その子を捕獲器から逃がす時に、寒空の下に放すのは本当に気の毒でたまりませんでした。
もし大きなシェルターがあれば、全部の猫ちゃん達を保護してあげたいくらいです。
しかし、猫ちゃんというのは、本当に感心するくらい忍耐強い生き物です。
昨日、お店の前で飼い主さんが買い物でお店に入ってしまったことで置き去りにされていた、トイプードル君が震えながら泣き叫んでいた為に、抱っこをしてしばらく慰めておりました。
トイプードル君は不安と寒さでブルブルと震えながら全身全霊で泣き叫んでおりました。
そして飼い主さんの行ってしまった方向をきょろきょろと見つめながらおり、まるで死刑執行を言い渡された子のような表情をしておりました。
ワンちゃんというのは感情に正直で敏感な分かりやすい生き物さんとあらためて感じておりました。
猫ちゃんであっても感覚は一緒のはずですが、猫ちゃん達は、その感情をあまりに表に出さずにじっと耐え抜いて我慢をします。
どちらも愛すべき生き物でどちらも魅力があるのですが、猫ちゃん達が、この冬の時期、極寒の夜を地球の片隅で
じっと耐えて生きていると思うとたまらなく気の毒になってしまいます。
せめてカロリーの高いフードだけでも提供してあげようと日々せっせと食料を運んでおります。