jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

White Dayの奇跡 2

 

先程、White Dayの2つ目の奇跡がありました!

 

まあ、関係のない方々にとってはどうってことはないお話ですが。。。

 

実は、お世話になっているボランティアさんが、5年越しで捕獲をトライしていた母猫ちゃんが遂に捕獲できたのでした!祝!捕獲!

 

しかもお腹に子がすでにおりました。

たぶん10回以上の懐妊です。

 

その子に餌をあげていた餌やりの方も、その母猫が産んだ子達を、餌やりを始めて2年間の間に10匹以上引き取って苦しんでいらっしゃいました。

 

去年も暑い夏の日中にその方は、毎日毎日、餌やりと仔猫達の捕獲に翻弄されていて、見るに堪えない程疲弊しきっていらっしゃいました。

 

何度も、その方に「お手伝いしますよ」と提案したにも関わらず、その方は変に遠慮され、他のプロの人に高額の手数料を払っては失敗され、またあらゆる方々にも頼んでいらしたのに、なぜか私にはお手伝いを拒否して来られたのです。

 

とってもお優しい自己犠牲の激しい方で、きっと天使の生まれ変わりの方でしょう。

 

全部自分の責任のように思い込まれて、すべてを背負ってしまっていらっしゃいました。

 

最後は、思い余って、ようやく見に来て欲しい、と頼んでこられました。

 

もうひとりのベテランボランティアさんは、その母猫が仔猫の時であった5年前から、捕獲を試みては失敗し、遂に断念していらしたとのことでした。

 

その方にもアドバイスを頼まれ、とても僭越しごくに思ったのですが、去年までの300匹以上の猫捕獲の経験と、そして天界の大天使ラファエルと聖フランチェスコに願い、母猫ちゃんの心の中にアクセスし、何度も唱えました。

 

「ママちゃん、もう産みの苦しみ、そして子育ての辛さから解放されなさい、あなたはもうその本能に縛られる必要はありません。自由に軽やかになりなさい!」

 

と満月の夜に空に向かって天界を仰ぎ唱えておりました。

 

そして、その母猫ちゃんが来ているお宅にボロボロに朽ち果てそうになった倉庫があるのを発見し、そこに捕獲器を仕掛けたら、油断して入る、と聞こえて参りました。

 

それを提案しても、餌やりさんとボランティアさんは、またその場所を警戒してしまうのでは?とおっしゃり乗り気ではありませんでした。

 

そこで私はもう夜中に勝手に行って仕掛けておいたのでした。

 

今朝は掛かっていませんでしたが、なんとなく、今日の雪で他の餌場に行けないだろうから、この倉庫に来るのでは、という気がしておりました。

 

そして、先程、こちらの2時間の餌やりが終わった後で見に行ってみると、捕獲器に入っているではないですか!

 

5年越しの捕獲トライが、たった私の3回目の捕獲トライで終了してしまったのでした。

 

私は最初は、その子をよく見たことがなく、他の子が入ってしまったのでは、と思い、ボランティアさんに来ていただきました。

 

ボランティアさんがその子を見ると発狂したように「ママちゃん!ママちゃん!が入った~!!!」と夜中にも関わらず絶叫して飛び上がっておりました。

 

するとご近所さん達が窓を開け「捕まったの?良かったね~」と拍手をしてくださいました。

 

そのママちゃんは捕まらない猫としてご近所でも有名であったそうです。

 

そして2年間毎日毎日、捕獲を試みていた餌やりさんに捕獲の報告をすると、電話の向こうから嗚咽をしながら泣き叫んでいらっしゃいました。

 

そのお気持ち、本当に心の底から分かります。

 

ずっと母猫のことを思い、2年間は不眠症になっていらしたそうです。

 

これでようやく枕を高くして寝られますね。おめでとうございます!

 

ふと思うと、

なんだか、私はいつの間にか、図らずも猫捕り名人の領域になってしまったらしい。

 

嫌だな~っていう感じです。

 

そんなことで褒められてもちっとも嬉しくもなく、むしろもう逃げたいです。

 

皆さんさようなら~私はもうお役御免です!

 

しかし、天界のお力はすごいです。

 

また見せつけられました!

 

すべての存在に天界の最高最善の愛と光を!