おととい保護した怪我をしていた猫ちゃんを「おおにしどうぶつ病院」に連れていきました。
水曜日は休診日であった為に、一日休養をしてもらい、木曜日の午後の診察に間に合いました。
怪我の原因は、餌をあげていた工場の現場の方の証言によると「カラスを捕まえるトラばさみ」に挟まれたらしい、ということでした。
しかし、猫好きとおっしゃるその方々は見ていたにも関わらず、何もアクションをおこさなかったというのは理解できません。
他にも数人、その猫ちゃんをお世話して抱っこまでしている方々がいるにもかかわらず、なぜに今まで放置していたのか、理解に苦しみます。
その場所では数年にわたって精神を病んでいる男性が現れては外猫達を襲い棒で殴り足を折っていた、と餌やりさんから聞いておりました。
きっとこの怪我をした猫さんもそいつにやられたに違いありません。
最近は、私が早い時間から堂々とその場所に行って、電灯を点けて餌やりをしている為に、そいつは現れなくなったようです。
その怪我をした猫ちゃんの症状は、前の左足の指3本の先の方がハサミで切断されていたそうです。
そのまま傷口がふさがっていたようですが、あのような不潔な場所でよく感染症に掛からなかったと奇跡を感じます。
ただ、その時なのか、猫エイズには掛かってしまったようです。
病院での映像はこちら
怪我はしたものの、餌やりさんが毎晩、手作りのフードを十分に与えてくださっていた為に、毛づやが良く健康状態も良い感じです。
可能なら、このまま保護して家猫としてデビューして頂きたいと思っております。
表情が穏やかで以前こちらにいたエリザベスさんに似ている為に「エリザベス」さんと命名させて頂きました。
そして、またこちらで保護している「gel ジェル」ちゃんの経過観察もして頂きました。
まだお若い獣医さんが、ジェルちゃんの足を触診しながら感動して涙を流さんばかりでした。
「この子の手術!本当に超々大変だったんですよ!獣医3人がかりで3時間も掛かったんです!骨がまっぷたつに折れていて、それをつなぎ合わせてピンで留めるのが大変だったんです。よくぞここまで良くなって・・・」
と感激の声を出していらっしゃいました。こちらの映像です。
本当はすべての猫ちゃんを救いたいのです。
でも目の前に現れた子しか救えません。
できることから着実にこなしていくのみです。。。
聖フランチェスコ!私に奇跡のお力を!