jupesjupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

1・2・3

 

昨日、1月23日は夭折した兄の誕生日でした。

 

この日に、電話で生徒さまとお話をしていたところ、ふいに生徒さまのお声が変わり、

「お兄さまは生きていた頃は何もおっしゃらなかったかも知れませんが、先生のことをとても深く思っていらっしゃいます。うちの兄もそうでしたが、表現できなかっただけで、とても慈愛があります・・・」

 

というようなことを突然おっしゃいました。

 

生徒さまに兄の魂がふと入り、そう言わせたように思います。

 

予想もし得なかったことで、ふいを付かれましたが、じんと心に染みました。

 

身内のことはどうしても気恥ずかしいというか照れくさいというか、あまり表にしたくないことですが、そのようにストレートに言われると嬉しく有難く思います。

 

思えば、この猫活動の始まりはすべて兄の死がきっかけでした。

 

また書いてしまいますが、兄が亡くなったことで、弟がショックの為にパニック症候群のようになり2カ月も、近くの病院に入院することとなり、その付き添いと世話をする為に、私が今まで通らなかった団地通りを近道と思い、通るようになると、そこの団地前に前足を大けがした猫がおり、その腕をしきりに舐めているのを見掛けてしまったのでした。

 

その猫は一瞬だけ姿を見せるとどこかに消えていきました。

 

その様子があまりにも気の毒でなんとかしてあげたいと思い、次の日から探すようになったのです。

 

しかし、その日以来、その猫は姿を見せることはありませんでした。

(その猫はその後、半年後に再び現れたところをシェルターに保護し、後に前足を切断し、今現在は淡路島のプリンス「ホワイト・イーグル君」になっています)

 

その代わりに、その前を通ると小さな仔猫達がちょろちょろと車道に出て来て、こちらにも近寄りじゃれて来たのでした。

猫に慣れていなかった私は、困惑しましたが、もしかしたらお腹が空いているかもしれない、と思い、キャットフードを生まれて初めて購入し、仔猫達に与えてみることにしたのです。

 

しかし、仔猫達はあまりお腹は空いていなかったようで、それよりも遊んで欲しいと体を擦り付けてくるのです。

 

2,3日ほど、その子達と遊んであげているとある日、その仔猫達はすべて消え去っていました。

 

何かあったのではないか、とその団地内の中庭に行ってみると、仔猫の姿はまったくありませんでしたが、その代わりに成猫たちが、いるわいるわ・・・推定30匹以上も庭に集って遊んでいたのです。

(仔猫達は実は他のボランティアさん達が保護し、里子に出してくださったそうです)

 

こんなに猫が集団でいる姿を初めて見てしまい、ショックを受け、果たしてこの猫達は不妊去勢手術はされているのだろうか、と不安になり、市役所に相談に行ったのでした。

 

そこで、初めて市でも猫のボランティア活動が始まっていたこと、ボランティア登録があること、などを知り、またベテランの方がいるから紹介しましょう、ということになり、「ねこ結び」さんを紹介して頂いたのでした。

 

ねこ結びさんはとっても真面目で誠実そうな印象の方で、もうすでにお一人で10年以上も外猫の不妊去勢手術や保護活動をなさっていらっしゃったと伺いました。

 

そのねこ結びさんと一緒に、気になる団地の猫達の調査をし始め、その子達のお世話をしているうちに、その中の4匹の猫達がある時から、私の膝に飛び乗って来て離れなくなってしまい、真夜中に3時間もそこで動けなくなるような日々が続いてしまったのでした。

 

帰るに帰れない悶々とした日々が過ぎて、心が揺り動かされ、ついに2017年の師走のクリスマスイブの前夜、その4匹の猫を保護する事態になったのです。

 

ちょうどその時、講座を受けてくださっていた生徒さまのSさんがとても動物好きということ、転職とお引越しをお考え、ということをうかがっており、これは偶然ではない必然と感じ、Sさんに4匹の猫と共に保護猫シェルターに住んで頂くのはいかがでしょう、という提案をし、承諾してくださったことでシェルター開始に至ったのでした。

 

そのいきさつがすべての始まりであり、大嵐のような3年間があっという間に過ぎ去り、今に至る・・・ということなのです。

 

やはり兄が私をこの活動に導いたのだとしか思えない気が致します。

 

兄は生前ぜん息に、アレルギー持ちであり、猫には無縁であって、兄と猫活動が結びつくことはなかったのですが、兄の魂が猫を使って、私にミッションを与えたのでしょう。

 

しかし、この猫のボランティアは、これまで行ってきた様々なボランティアの中でも一番、狂気の沙汰と修羅と混乱、その合間に至福の時、悲喜こもごもな魂磨きの最高の試練でありました。

 

以前の所属していたボランティアでは国際交流で世界中の11歳の子ども達とキャンプリーダーの若者が集うキャンプのリーダーを数回させて頂いたことがありました。

そこでも、精神的に不安定な若者が必ず現れ、過去のキャンプ中に時々は自殺者が出るほどのこともあったようです。 

そのボランティアでもかなり様々な個性の強いあらゆる人種の人間達を扱い、自分自身の精神も究極のアップダウンもさせられ、自身をコントロールする、という精神修行をさせられ、もうボロボロになるまで磨かれ、ボランティアはもう懲り懲り・・・もう修め時、とたかをくくっていたところ、まだ磨きが足りない、ということで、今回は猫を通して、魂を磨かれるという試練を頂きました。

 

磨き過ぎて、もう芯しか残っていないくらいに磨かれました。

 

でも猫達、精霊の御使いからは、どんなに辛い時も、ふんわりとした極上の癒しと平安を頂くことがあります。

 

ふわふわの柔らかい毛と暖かく丸い身体と優しく可愛らしいまなざしで、地獄の沙汰にでも一筋の救いの光をくださいます。

 

猫の存在こそ、地上の天使かも知れないと思えて参ります。

 

あともう少しで3年3か月のミッションコンプリートに到達しそうです。

 

激しすぎる日々は過ぎ去った気が致します。

 

そして惨めで暗く辛い段階も終えられた気がしております。

 

次に訪れるのはもっと軽やかで明るく自由な活動である予感がしております。

 

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ヨーダ

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アンモナイト