今日で6月になってしまいました・・・
2021年も早、半分が過ぎ去ろうとしているのですね。
あまりにも時が過ぎゆくのが早く、まるで時間が交差して過去と現在と未来がまぜこぜになって記憶もぼんやりとあいまいになっているような感じです。
この最近、はっきりと憶えていることといえば、生徒さまのセラフィアさまのご実家のご近所に猫多頭飼育している問題のお宅があるという情報があり、ご一緒に調査にうかがったことです。
いろいろと資料を準備して、天界に祈りを唱えていると、背中にとても熱いエネルギーを感じ天使の翼がぐいぐいと生えてくるような感覚がありました。
セラフィアさまのお宅に伺うと、早速お母さまがご自分で育てていらっしゃる無農薬の新鮮お野菜と苺まで持ってきてくださり、なんとホンワカな温かいおもてなし、と有難く嬉しい歓迎を受けてしまいました。
そして、その問題とされているお宅に向かうと周囲には確かに猫ちゃん達がたむろし、そのお宅の庭にも猫餌や缶がおもむろにむき出し状態で置いてあるものを見てしまい、背中に緊張感が走りました。
しかし、残念なことにお留守のようでしたので、ご近所の聞き込み調査から始めました。
すると、ご近所の方々はやはり、そのお宅のことをよく思っていらしゃらず、迷惑だと問題視しながらも、ご近所トラブルを避けたく遠慮しているような感じでした。
しかし、何件かのお宅とお話をし、猫の不妊去勢手術の話をし、市の無料チケットを頂くための同意の署名を頂くことに成功致しました。
そうしていると、偶然、そのお宅の方が車で帰って来られました。
開いていた車のトランクにはおびただしいほどの猫餌が積んであり、そこから降りてきた白髪の長髪を後ろに結んでいるちょっとネイティブアメリカンを彷彿させるようなワイルドなオーラをまとった全身汗びっしょりの60代くらいの男性の首には「犬猫みなしご救援隊 えさやり許可証」という札をぶら下げ、そして、こちらに、おもむろにその許可証を見せ、にこやかに挨拶をして来られたのでした。
思い掛けない突然の帰宅と予想していなかった許可証の印籠に、思わず「はは~!」と頭を下げてしまいました。
その方は戸惑っている我々を快くお宅の中に招き入れてくださいました。
玄関を入った瞬間にこのお宅は、隅々まで猫ちゃんの為の宮殿であることが分かりました。
ちょっと去勢していない雄のスプレー臭は気になりましたが、すべてのものが、猫ちゃん達の為にあるという感じで、そこに人が使用人のように仕えているような感じでした。
その諏訪さん、63歳とおっしゃる男性は、満ち溢れる寛大なお優しいお顔や全身にエネルギーをまとった方でいらっしゃいました。
本来は猫嫌いであったにもかかわらず、庭に突然やってきた2匹の迷い猫をきっかけに猫活動が始まってしまい、専門の「みなしご救援隊」のサポートを頂きながら、以来、怒涛のように押し寄せてくる猫や嵐のようにやってくる猫問題を対処し、外猫達のお世話をし、昼間から餌やりを3時間も掛けて行ない、ご近所すべての猫の手術を行ない、更に、ワンちゃん達の活動もし、ついでに、そこに関わる人間達のお世話もしていらっしゃるという、超人的なお方でいらっしゃいました。
続く・・・