昨日は、さび姫姉妹2匹を「王子」の里親さま宅にお届けに行って参りました。
王子の里親さまは、4月に「白三毛ママの美香ちゃん」の里親さまでしたが、つい先日、美香ちゃんが原因不明のまま急死してしまい、特にご主人さまの心がダウンしているということで、「なんとか次の子を」と所望してこられたのでした。
このご夫婦は奥様の方が年上の看護師さんでしっかりとしたお方でご主人さまをかなりフォローして気遣っていらっしゃるご様子です。お二人ともとてもお優しく猫ちゃんに対しても、手厚いお世話をしてくださる方々です。
美香ちゃんは、見た目がとっても美しい長毛の珍しい三毛ちゃんでしたが、あまり懐かず、「観賞用の猫だった」とおっしゃられていました。
こちらに来た時から静かであまり動かない猫ちゃんだと思っていたのですが、譲渡されてから、ご主人が食べ方がおかしいので、よく見てみると歯が一本しかなかったということで、生まれつき虚弱であったと思われます。
亡くなる数日前から血便を垂れ流すようになり、おむつをしてあげていたそうです。お尻を洗おうとして、ご主人は美香ちゃんから指を貫通するほど噛まれ、腕も爪痕だらけになっていました。病院で破傷風の注射を打つなどの手当てをしてもらっていたそうです。それほど頑張ってお世話をしていたにも関わらず、急死してしまい、ご夫婦共々がっくりとされていました。
今回のさび姫達は野性味のあふれたパワフル姉妹ですから、きっとご夫婦を元気づけてくださることでしょう。
大人しい子は「ルナちゃん」激しい子は「ミクちゃん」と命名されました。
4月に王子を訪ねた時は、桜が満開で駅のすぐそばの川沿いは、昭和の雰囲気を残す情緒あふれた桜並木川で、感激しておりました。
また渋沢栄一公のテーマパークを偶然にも見つけて、渋沢公のエネルギーを頂いて参りました。
今回もまたここに呼ばれたのは、渋沢栄一公のおかげかも知れない、と思っております。
また地上の天使であった美香ちゃんが身を犠牲にしてまでも、次の子達の終の棲家を譲ってくださったのかも知れません。
今回も渋沢栄一公のテーマパークにちょっとだけ立ち寄りましたが、あまりにも日差しが強く少々、熱中症気味の頭痛になり早々に退散して参りました。
これで、今回預かっていた仔猫達は全部、良い里親さま方に譲渡が完了致しました。
本当にほっと致しました。
仔猫達は可愛いのですが、リトルモンスターという感じで、脱走はされるわ、引っ掻かれるわ、噛みつかれるわ、フードもトイレもひっくり返されるわ・・・と大人猫の数倍もエネルギーを使います。
この間までいたアメリちゃんなど、なんと楽であったことか・・・。
お世話をしてくださっていた松本さまにも申し訳なくも感謝感謝です。
この子達はめでたく譲渡できましたが、まだ他の遠いお宅で14匹の猫達の譲渡を頼まれております。
あーエンドレス・・・・
猫活動という仕事は、国家公務員の仕事にすべきです。
絶対に、「動物愛護課」というものを設けて、全国地方で職員を応募して頂きたい。
猫の捕獲など、専門家でないと本来は危険な作業です。
そして不妊去勢手術も公務員の獣医さんが、国の予算ですべき。
産まれてしまった猫達は国のシェルターで保護すべき。
餌やりは、すべての地域で地域猫のお世話をするという法律を作って頂きたい。
個人レベルでは、もう到底追いつきません。
これは国の重要な仕事です。
Olympicは夢物語であったとして、もう手放しましょう。
すべての存在に天界の最高最善の愛と光を