今日も大天使ミカエルが司る太陽のパワーがさく裂しています。
我が部屋の室温はデジタル時計が3時33分を示した時に33度になっておりました。
エンちゃんジェルちゃんもキャンディーのように溶けそうなくらいに伸びています。
しかし、夜になると放射冷却現象なのか、梅雨の時期とは違い、急に涼しくなり過ごしやすくなります。
そんな昨夜、仔猫の捕獲に行って参りました。
以前、こちらに仔猫を丸投げで預けておきながら、やたらとお節介を焼き、介入してきて地獄のような大騒ぎをしてきたお方のヘルプでした。
もう金輪際ご縁を断ち切りたい、とつくづく思っていたのですが、その方から同情を買うような電話やメール抗戦が何度もあり、その方の餌やり地域に推定、10匹もの仔猫達がいる、と聞くと、つい心が動揺してしまい、その自己中心的な激しい性格ゆえ、誰もが去って行ってしまい、助けてくれる人がいない、と伺うと、やはり放ってはおけずに自らヘルプを名乗りあげたのでした。
そして夜の10時半に行ってみるとやはり、可愛い顔をした白黒と黒の仔猫2匹に黒猫のお母さん猫がちょろちょろと出て参りました。
捕獲器の入口に紐を縛って、仔猫2匹入ったら引っ張って閉めるという計画をしていたのですが、2匹入ったところで途中で雄の茶白君が邪魔をしてきて、一匹しか捕まりませんでした。
仕方なく、他の捕獲器を仕掛け、紐を持っている手の甲を蚊に刺されながらも2時間近く粘り、最後にもう一匹の仔猫が捕まりました。
そしてお母さん猫は後日で、ということになりました。
仔猫がいなくなった場所で、お母さん猫が仔猫を探して泣き叫ぶ姿を見るとやはり心が辛くなります。
でもこれも幸せへのステップですから、仕方がございません。
激しい性格の依頼主さんも、猫に対しては強い愛情を持っている為、涙ぐみながら、可哀想を連発していらっしゃいました。
朝方、今日は休みたい、と思っていたところ、以前より捕獲をお願いしていた、鬼ヶ島の鬼婆さん宅近くの方から「一匹捕獲できた」という連絡があり、急きょHさんに搬送をお願いし、おおにし動物病院さんに搬送して頂きました。
しかし、その電話の主の鬼ヶ島の住人の方は、身体じゅうあちこちに入れ墨を掘っている、ヤンキー風なおっちゃんで、言動も不安定な感じで、急に丁寧になったり、ヤンキー風になったり、また朝から酒を飲んでいる風で、どうも信用ができません。
ただ、その地域ではそのお宅以外の人々は、完全無視であり、ヤンキーおっさん宅も、かなりの猫嫌いで、糞尿被害で怒り心頭であるから、猫を減らす為に手伝う、という理由で協力をしてくれるというお宅で、その方にお願いするしか他に方法がないのでした。
その方が捕獲器に入った猫をどこかに持って行って殺さないか、かなり不安を覚えながらも、天界に祈りながらお願いしております。
しかし、今回、捕獲器に入ったという連絡をくださったということは、無謀なことは、とりあえずはしない、と安堵致しました。
掛った雄猫を予約を入れていなかったおおにし動物病院に連れていくと、他団体さんも数多くの猫ちゃん達をミニ・ケージに入れて連れてきていました。
この時期はやはり外ですくすくと育ってしまった多くの仔猫がくといると見え、皆、仔猫ではないくらいの若年猫が数多く持ち込まれていました。
そしておおにし先生から、今日は時間がないということで、その場で手術をされて返されてしまいました。
リターンの時に、捕獲器に入れたまま、ヤンキーおっさんに、「しばらくこのまま安静にして置いて欲しい、そして数時間後に放して欲しい」と頼むと酔っぱらった風のヤンキーおっさんは「そんな面倒なことはしない。そっちでやってくれ」と言われてしまい、仕方なく、麻酔が醒め切れていないその子をそこで放すことに致しました。
その子はふらふらとしながら、捕獲器から出ていき、よたよたとどこに行くか迷っているようでした。
その姿を見て、申し訳なさでいっぱいになりました。
一緒に見ていたHさんは「そのうち醒めるから大丈夫だろう」とおっしゃり、ただただ、その子に天界の愛と光を送り続けるのみでした。
本当にこんな可哀想な仕打ちはしたくありません。
しかし、その鬼ヶ島の鬼婆とそこの住民たちのせいで、どんどんと気の毒な猫達が増え続けてしまい、外部の私のような人間が入って、こんな理不尽極まりない非情なことをするしか方法がなくなってしまうのです。
まだまだその地域とその近くの畑では、猫が増殖しているようです・・・
猫活動が全然浸透しないエリアです。
いたちごっこの虚しさ・・・
本当にもう嫌になりすぐにでもこの野蛮で閉鎖的で時代遅れな地を去りたくなります・・・
しかし、どこに行っても猫はいるのでしょう・・・
心を静めて天界に祈り、猫達と人間達に天界の最高最善の愛と光を送るしかございません。
あの猫ちゃんがご無事で帰れますように・・・