jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ストロベリーベル

 

 

私のこのブラス・ストロベリーベルとの出会いは、2006年、西宮に移り住んだ時でした。

 

甲東園の駅前はあとで知ったことですが、セレブの街と呼ばれるような素敵でおしゃれなところであったのです。(駅前スーパーの物価の高さに青ざめましたが・・・)

 

セラピールームを始めてからすぐのこと、駅前を散策していると、こじんまりとした可愛らしいたたずまいの小さな雑貨店を発見し、引き寄せられるように中に入ってみると、自分好みのものばかりで嬉しくなったものでした。

 

関東にはめったに見掛けない天使のモチーフの置物もたくさんありました。

 

ちょうどその頃、セラピールームに置くような飾りものを探していた為、その雑貨屋さんはそれからお気に入りの場所になりました。

 

その雑貨屋さんに立ち寄った最初の日にこのベルを見つけたのです。

 

小さく可憐な姿のベルに魅了され、手に取って振ってみると、なんとも耳に心地良い癒される音色でとても気に入りすぐに購入致しました。

 

お店の方にベルの由来を訊ねてみると、このベルはローマのカトリック教会のシスターが炉型に真鍮を溶かしたものを流し入れて、ひとつひとつ作るから、とっても手間暇が掛ってなかなか手に入らない、とおっしゃいました。

 

そんな貴重なものなのに、2000円前後の安価であり申し訳ない、とも感じておりました。

 

セラピールームでそのベルを何気なく鳴らしてみると、澄んだ音色が広がる空間に一瞬のうちに天使が降臨したように感じられたのでした。

 

そして、自分自身の意識がふっと遠のくような、高いところに移動していくような感覚になったのです。

 

更に、ベルを鳴らしている自分がとても自然体であり、まるでずっと昔からこのようにベルを鳴らし続けていたのでは、というような懐かしさまで覚えて参りました。

 

これを瞑想の時に鳴らしてみたら、とふと思い、今まで単に瞑想誘導をしている時には、瞑想曲だけを使っておりましたが、曲に合わせて同時にベルを鳴らすようになったのでした。 

 

クライアントさまが目を閉じると同時に、ベルを鳴らしてみると、やはりクライアントさまの脳の周波数もあっという間に、アルファー波からシーター波に移行するようにトランス状態に導くことができたのと感じました。

 

ベルの音色は不思議で、どんな場所で慣らしても、その周囲だけ、雑踏が消え去り、空間が清まり、天使達が舞い降りてくるような感じがします。

 

そしていつしか、瞑想誘導をしながら、ベルを鳴らすのが自分のスタイルになっておりました。

 

他のセラピストさんでベルを鳴らす方はいないらしく、クライアントさま方や生徒さまがたからは、とても珍しいオリジナルのスタイルであると言われるようになりました。

 

そしてこのベルの瞑想誘導をされた方々は皆さま、こぞって「とても気持ち良かった、どこか別世界に行ったようだった、一瞬のうちに光が見えた、天使が見えた、虹色が見えた」というようなコメントをくださいました。

 

何人かの方々から譲って欲しいと頼まれた為、甲東園近くの雑貨屋さんに頼みローマから取り寄せて頂き、プレゼントをするようになったのでした。

 

講座を修了された生徒さまには、必ずベルをプレゼントし、このベルを使って瞑想誘導をするように、と指導させて頂いておりました。

 

何年かこのスタイルでやって来ていたある時、東京に来ることとなり、浅草の浅草寺を訪ねた時に、長年疑問であった、自分のベルのスタイルの疑問が瞬間で解けたのです。

 

浅草寺にも大きな鐘が吊り下がっており、参拝者は必ず、その鐘を鳴らしながら祈りを捧げます。

 

浅草寺でも、他のお寺でも必ず鐘があり、それを鳴らすのがお決まりです。

 

そして考えてみると教会でも屋根の上に鐘があるところが多く、教会の集会の時刻を知らせています。またカトリックの教会のミサの中で、司祭やおつきの方々が順次ベルを鳴らしてお知らせをします。

 

お坊さんも読経の時に鈴を鳴らしたりしますね。

 

あるスピリチュアルな本によるとベルの音の周波数が天使や聖なるものを呼び寄せ、人間の魂を清める、と書いてありました。

 

そこで初めて、自分がなぜ、自然にベルを鳴らすようになったのか、という疑問が解けて参りました。

 

たぶん、自分も前世で神に使えるようなことをしていた時がいくつもあり、手にとったベルを自然に鐘を鳴らすように鳴らしていたのではないか、と思ったのです。

 

小学校くらいの時に名作「ノートルダムの鐘つき男」という物語を読んだ時に、ものすごく心が震えたことがありました。もしかしたら自分が鐘つきをしていたのかもと思ったほどです。

 

そんな経緯があり、西宮時代の2006年からずっと甲東園の雑貨屋さんでベルを取り寄せ、また偶然、神戸の三宮の輸入雑貨屋さんでも見つけたベルを取り寄せ続けていたのですが、数年前からローマの方で製造をストップしている、という旨をお店からうかがい、がっかりし、他のベルでとりあえず間に合わせておりました。

 

しかし、諦めきれず、ほうぼういろんな業者さんに輸入元を聞き出し、今回ようやく直に仕入れることとなったのでした。

ただ、それには条件があり、ロット100個でないと製造できない、ということで、思い切って長期的にストックするのを覚悟して、100個取り寄せることとなりました。

 

ちょっと勇気のいる決断でした。

 

しかし、以前も天界のジェムストーンを仕入れた時もかなり勇気ある決断でしたが、結局、製造元が今はなくなってしまった為にとても貴重なものとなり、今となっては、あの時、大量に取り寄せておいて良かった、と思ったものでした。

 

今回の100個は、ジェムストーンを購入された方へのプレゼントとして、または卒業された生徒さまへの瞑想誘導の道具として差し上げることにしております。

 

また一般の方で購入したい方がいらした場合は、ベルに天界の装飾をして純金とプラチナを使い、名前なども入れて販売しようかと思っております。

 

売り上げは、そのまますべて天界の活動、保護猫活動に使わせて頂きます。

 

ローマンカトリックのシスター達の慈愛の心がこもった聖なる天使のベルと天界のコラボをどうぞよろしくお願い致します。