昨晩から、エンちゃんとジェルちゃんが部屋の中で大暴れをし、朝方まで大サーカスを繰り広げておりました。
その前に、私の留守中にエンちゃんがキッチンの棚を扉を上手にこじ開け、高カロリーのおやつの袋を5個もかじっており、私に大目玉を食らいました。しかしまったく反省の色もなく、もっと頂戴、と甘えて参ります。
その後、2匹とも異様に興奮が始まり、いつもならとっくに寝ている真夜中まで、大騒ぎでした。
ジェルちゃんまで空中に何かを見つけては飛びつき、捕まえる動作を繰り返しておりました。
その姿は部屋に侵入しようとしている小鬼を捕まえては退治してくれている様子でした。
そして今朝は早々に、コピー機の点検の方が来られ、初めて来られたその方のお姿も(失礼ながら)小鬼そのものでした。
今まで結構、爽やかな若者が来られて、丁寧なあいさつや少々の会話があったのですが、今回の方は50代くらいのずんぐりむっくり小太りの不愛想な方でした。
きっと仕事がきつい為に若者はすぐに辞めてしまい、上司である方々が外回りを余儀なくさせられ、その上司の方々も不本意な業務に機嫌を損ねてすねている、といったことが予想されます。
その方は挨拶もなく、ぶっきらぼうでいきなり部屋に入って来たかと思うと無言でコピー機に突進して、素早く作業を終える動作はさすがでしたが、大きなカバンを部屋のあちらこちらにぶつけ、最後は、玄関に飾ってあった陶器の水差しを思いっ切り落として壊してくださったのでした。
平謝りに謝っていらっしゃるお姿が気の毒な赤鬼、という風貌で「こんな物は捨てようと思っていたものですから気にしないでください」と言うと、突風のように去って行かれました。
陶器の水差しが思いっ切り破壊されたおかげで憑き物が取れた感じですっきりと致しました。
そしてそのネガティブエネルギーを祓う為の大掃除もし、久し振りに部屋が浄まった感じがありました。
小鬼さん達、有難う。
昨日今日と素敵なお菓子の差し入れがあり、有難く心が温まりましたが、その直後に真っ黒いもので、その清いものを汚そうとする働きが参ります。
毎日が High & Low で Negativi &Positiveです。
しかし、世の中の仕組みを客観的に見てみると、すべてが上がったり下がったりであり、ポジティブとネガティブにできているのだと思えます。
例えば、猫活動に関わる方々の多くは、なぜ良いことをしているのに?と思う程、暗いネガティブエネルギーを発していますが、その猫達のご家族になってくださる方々は、とっても爽やかで明るくポジティブエネルギーに満ちています。
その対比があまりにも両極端で驚くほどです。
自分自身も前者の猫活動のドロドロネガティブな方に所属しているのだと思います。
こちらも明るい方々にしか、大事な猫ちゃん達を託せないと思っておりますので、面接では、最初から明るいエネルギーを発していらっしゃる方々だけを絞ってしまいます。
そのご家族さま方には、猫ちゃん達を捕獲保護してお世話をしてきた苦労話などはあえて避け、あまり話さないようにしております。
こちら側の苦労話など、どうでも良いことです。それに新たにご家族として迎え入れる猫ちゃん達の暗く悲しい過去は知らない方が良いと感じるのです。それよりもこれから始まる20年間くらいの人生の中での気付きの方が、そのご家族さま方にとって重要だと思うのです。
これからの約20年間に比べたら、こちらのお世話した短い期間の苦労などなんてことはございません。
猫活動では、こちら側がドロドロネガティブ側を引き受けておりますが、世の中の他の場面では、こちらが爽やか側になり、他の方々にネガティブ側を引き受けてもらっている、とよく感じます。
例えば、毎日、お世話になっている清掃業者の方々に対してです。
こちら側は「燃えるごみ」の日に、いつもものすごい量の猫トイレの砂と汚物を出してしまい、申し訳ない思いもありますが、家から外に出してしまえばすっきりとしてしまいます。
そのドロドロネガティブなものを、仕事とは言え、清掃業者の方々が炎天下の中で大汗をかき、引き取ってくださっています。
こちらはすっきりとしますが、向こうは大変な思いが一日中続きます。
その対比も明らかだと常々思います。
ある場面では自分は楽な側に、ある場面では辛い側に、と瞬時で役割を変えて演じているのですね。
地球はそういう対比にあふれている・・・
そろそろ学びは終えて上に帰りたいものです。