おっちゃんの「ロシアン・ブルー・ミックス」の仔猫をペットサイトに掲載したところ、案の定!やっぱり!思った通り!(3回同じ意味を繰り返す)、何千件もの閲覧数になり、応募も殺到してしまい、対応に大わらわです。
その中で真面目な文章の方々だけえりすぐり、面談通知を致しております。
それでも20件程あり、その方々とのやり取りだけで一日つぶれてしまうほどです・・・とほほほほ・・・。
以前、エンちゃんの募集をかけた時も、似たような現象になりましたが、今回はそれを上まわるクレイジーぶりです。
しかし、これまで黒白ちゃん、黒ちゃん達を募集しても一向に動きがなかったにもかかわらず、見た目や種類で、こんなに人の気持ちが変わるとは、なんと現金な人間達・・・と少々憤っております。
動物愛護のお気持ちがあるのなら、どんな種類であっても見た目であっても、家族となってしまえば関係なく愛情を注げるではないですか!と言ってあげたいものです。
人間はしょせん、見た目で心が動くものですから仕方がございません。。。
本日おっちゃんの仔猫達とお母さん猫を引き取って参ります。
しかし、おっちゃんの奥様が一番、可愛いミルクティー色の子を手放したくないと駄々をこねています。それを説得せねば。
奥さま・・・おっちゃんが数年前に橋の下で3人の子どもを育てているホームレスであったシングルマザーの女性を「家に来るかい?」と聞いて連れてきた、とのことです。
饒舌なおっちゃんがペラペラと身の上話を軽やかになんでもしゃべってくれます。
まるで子連れの猫ちゃんを拾うように家に連れて来て、夫婦となったとのこと。
そして夫婦1人ずつ、生活保護を受けているとのこと。なんと。
つい、こちらではその奥さまのことを「橋下さん」と呼んでしまいます。
おっちゃんは、情の厚い方で、その3人の中の女の子がまたシングルマザーになってしまい子を産み、その血のつながらないお孫さんのお世話を毎日、通いでしているとのこと。
団地の中では、まるで非日常的人情ドラマ映画のようなことがよく起きています。
仔猫達のお問合せでは、結構セレブに思えるような方々が多く、おっちゃんの仔猫達も橋下よりもずっと出世することでしょう。