jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

満月おめでとうございます!

12月19日、本日は今年最後の満月ですね!

 

地上のすべての存在達に天界の最高最善の愛と光と無限の恵みと祝福を!

 

今朝は、昨日までの大騒動があった、猫ハウスの大掃除をしていたら、4時間もかかってしまいました。

 

満月の日の大掃除で、すっきりと清らかで気持ち良いエネルギーになりました。

 

しかし、昨日6匹減っているはずであったはずなのに、なぜに?

 

なぜに?

 

このカオスのような状態は!

 

最近、部屋に入る度に

 

「予想外です・・・」(絶句!)

 

という決まり文句になって参りました。

 

最近のグループもかなり慣れてきて、私の前でもかなり図々しくなりつつあります。

 

皆が図々しくなってくるとお別れが近づいてくるというパターンが分かって参りました。

 

「とにかく早く出ていけ!」

 

と心の中で叫びます。

 

このところ、なぜかPCの周囲におしっことうんちをされます・・・昨日は特大のごりっぱなうんちゃんが、私の留守中に鎮座しておりました。。。

 

しかし、昨日までに起きた奇跡の出来事を思い出すと、そんなことはどうでも良い、小さいこと、と思えて参ります。

 

 

昨日は、Hさまご夫妻のリフォームされたばかりのきれいなお車(この間、追突事故があり、修理されたそうです。しかしお身体にはなにもけがもなく天界のサポートと猫ちゃんの恩返しの奇跡を感じます)で江戸川の新しいご家族さまのところに「ロシアンブルーミックス家族 4匹全員」をお届けしてまいりました。

 

Hさまご夫妻の最高最善のサポートに感謝!

 

 

ロシアンブルーミックスの仔猫達の募集では、なんと閲覧総数3000件以上、お問い合わせ約50件、訪問して来られた方々約30名でした。

 

倍率3000倍。東大合格よりも難関の譲渡率です。

 

昨日のご夫妻に思わず、

 

「おめでとうございます!お二人は東大合格よりも難関であった仔猫ちゃん達を手に入れられました!」

 

と祝福のお言葉をお伝えしましたが、お二方は「えーすごい」とは言いつつ、あまり実感が湧いていらっしゃらないようでした。

 

生活保護夫妻が多頭飼育をしていた都営団地の押し入れに閉じ込められて飼われていた、白サビママとグレーとクリーム色の仔猫達、ロシアンブルーもどき家族は、予想以上に美しく魅力的で驚くほどの反響を呼んだのでした。

 

掃き溜めに鶴とか、トンビが鷹を産んだ、というようなことわざを用いたくなるような希少な猫ちゃん達でした。

 

実は、橋の下で3人の子達を育てていたという元ホームレス奥様は、電話をしてこられ泣き叫びながら、「クリーム色の子を返して~!」と、駄々をこねていましたが、冷たい私は、きっぱりと、

 

「だめです。ご自分の猫だとおっしゃるのなら、この子に掛かった医療費全額お返しください」

 

と言い放つと、やくざのような風体のご主人は、

 

「俺は一円も金がねえぞ!猫なんかあきらめろや!」と電話の向こうで奥様を諭してくださり、ことは一件落着となりました。

 

しかし、恨みの念はかなり飛ばされているのを感じます。

 

この一家の方々は生き物をなんだとお思いなんでしょう。

 

人間の子も無責任に生み続け、その子達まで皆生活保護を受け、日本の税金の恩恵に依存し続けているという・・・

 

猫まで産ませて他人に任せきりで良いところだけ頂戴しようとしている・・・

 

この依存体質は一生治らないでしょう。

 

あきれ果てて対話の相手にもしたくありません。

 

こういう方々でも地球の必要なパーツの一つだと思うと、イラっと来ますが、バランスを取るために、負の要素となってくださっていると諦めます。

 

この人々と関わってから、本当に大変でした。。。ワンちゃんの去勢手術から、家族募集など・・・

 

しかし、グレーの3兄弟姉妹を、ペットサイトに出すと、来るわ来るわ、一斉にお問い合わせが飛び込んで参りました。

 

訪問していただいた皆様は、ご立派なバックグラウンドがあり、猫を譲渡するのには、支障ないとても良い条件の方々ばかりでした。

 

しかし、皆さまがおっしゃることは、口をそろえたかのように「ロシアンブルーが欲しかった」「可愛い仔猫を一匹だけ欲しい」「見た目が可愛いから欲しい」「子どもの教育の為に欲しい」「先住猫の遊び相手として欲しい」と同じようなことをおっしゃいます。

 

うかがっていると、見た目が絶対、という方々ばかりでした。他の仔猫達をお勧めしても、「やっぱり飼うなら猫は可愛くないと。。。」など、臆せず、はっきりとおっしゃいます。

 

その方々が帰られた後、心中では「ご自分も容貌で差別されたらどんな気がするでしょう?もしかしたら、あなた方は見た目にコンプレックスを抱いていらっしゃるから、求めるものは美しいものばかりなのでは?」と思ってしまっておりました。

 

心理学的にも、外見コンプレックスを抱いている人は、美しいアイドル的なものを信仰する傾向がある、というものがあります。

 

今回は、ほとんどの方々がそんな感じで、会ってお話をしているだけで疲れてしまいました。

 

その中で今回のロシアン一家のご家族に選ばせて頂いた方々は、仔猫達にお乳を吸われているお母さん猫を一目見た途端に

 

「お母さんよく頑張ったね。この子達を引き離さないからね。家族全員でうちに来てね」

 

と涙を流しながら、おっしゃった奥様とそのご主人様でした。

 

ご主人様は、お若いころ、友人から拾った病気のシャムネコを託されてしまい、その子を助ける為に、何十万円も費やしたけれども亡くなってしまい、その悲しさから、もっと多くの気の毒な猫達を助けたい、という思いが始まり、それからというもの、可哀そうな猫達ばかりをお世話し続け、現在、4匹の保護猫をすでにお世話されている、というお方でした。

 

奥様も感化されて、おふたりで保護猫達を大事に大事に育てていらっしゃる方々でした。

 

やはり候補の方々の中で、唯一、優しい光のオーラを放っている方々であり、このお二人に最終決定したのでした。

 

募集を停止しても、いまだに、「ロシアンブルーが欲しい」とアクセスしてこられる輩が多くいます。本当に現金な方々です。ロシアンブルーが欲しいのなら、ブリーダーさんのところで数十万円で購入して欲しい、と思ってしまいます。

 

昨日、ロシアン家族のお届けでおうちに伺うと、そこは、南向きの角部屋のおうちで一番日当たりが良く、眺望も良いお部屋を、4匹専用の部屋にしつらえておいてくださっていました。

 

またなんと、こちらで使っていたものとまったく同じケージを新調してくださっており、キャットタワーもキャリーも、なにもかも新しく購入しておいてくださり、その意気込みを感じておりました。

 

先住猫ちゃん達もおっとりとした穏やかな子達で、大事にされている、と感じておりました。

 

数多くの候補の中から、この方々を選んで心から良かった、と思います。

 

ロシアン家族は、ものすごく強く、こちらにいた時も我が物顔で、お母さん猫が、仔猫3匹を引き連れ、部屋の中をかっぽし、大きい仔猫達を蹴散らし、フードを家族占めにしていた方々です。

 

さすが!団地押し入れ育ち!サバイバル精神も最高で生き強い!

 

新しいお宅でも王様一家と君臨し、末永くお幸せな一生を過ごすことでしょう!

 

本当にこの結末でよかったです。

 

家族のいる部屋の窓からはスカイツリーもどきの塔が見え、反対側の出窓からは本物のスカイツリーが見えました。

 

ロシアン家族の新しい生活を祝福しているようでした。

 

続く・・・・