jupesjupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

猫ちゃんの新・家族

 

この数日、猫ちゃんシェルターに猫が「0」になったおかげで、できなかった設備の設置、大片付け、大掃除に、そして自分の仕事もできて、以前は当然であった時間がなんと有難いと感謝の気持ちがわいて参ります。

 

猫ちゃん達がいる時は、逃げられたら危なくできなかった窓と扉をいじっておりました。

 

余っていたケージのパネルを組み合わせて網戸を作って窓に設置し、猫ちゃん達に太陽光と新鮮な空気を送り届けることができそうです。

 

そして雨が漏れる扉の上にレジャーシートを被せて雨漏り対策をしておりました。

 

埼玉県の猫ボランティア仲間さまは、次は多頭飼育の猫達や長毛外猫、そして瀕死の状態の老ご婦人が置き去りにしたオオム(鳥は動物園に引き取られたそうです)と3匹の猫達などをこちらによこすと、息巻いていらっしゃいましたが、しばらくはまだ時間がありそうですから、鬼のいぬまの洗濯のごとく、できなかったことを必死でこなしております。

 

猫ちゃん達は時に、「鬼」!「ルシファー」!と感じてしまいます。

 

可愛いけれども試練をたくさんくださいます。

 

まさに猫を通して心身魂の修練をさせられる「ネコ道」です。

 

でも、「ネコ道」が天界の必修選択課目だとしたら、「人間のパートナー問題」を選ぶ代わりに、こちらを選んで正解であった!と思います。

 

今、あちらこちらで産まれている子猫ちゃん達はとても人気があり、保護したい方が多いようで、子猫達はその方々にお任せをし、こちらは引き取りてがなかなか現れない、ハードルの高いちょっと問題あり大人猫と、老猫預かり専門になりつつあります。

 

しかし、多頭飼育家庭から引き出された猫ちゃん達は、人間不信であり、慣れない環境で心をかたく閉ざし、かなり心身を溶解させるのは難しいものがあります。

 

無理やり新・家族に引き渡しても、行った先のご家庭で、しばらくはハードな状態であるそうで、それでも良いとお優しい方々はおっしゃってくださいますが、渡したこちらの方が申し訳なく思ってしまいます。

 

やはり猫は普通に愛でたいものだと思うのです。

 

多頭飼育で飼い主から愛情をもらえなくても、自由に放っておかれても、無理に環境を変えるよも、もう繁殖をしないで済み、雨風をしのげて、食べるものにも困らなければ、それで猫生を多くの仲間とのびのびとまっとうすれば良いのではないかな、と思ってしまいます。

 

こちらのそういった意見は、ポリシーのお強い猫活動の方には分かっていただけなかったのですが、猫の気持ちを感じると、そのままにしておいて欲しいと訴えてくる感じがするのです。

 

猫の家族を見つけるというのは、並大抵のことではありません。。。

 

家族探しのプロセス一例を書き出すと・・・

 

まずは、猫のベストショットを撮るために、ずっと猫を見張り、写真に撮ったものを加工し、4つの有名猫サイトに掲載し、一匹につき問い合わせてくる昼夜かまわずやってくる何十件ものメールとやり取りを繰り返し、その中の良さそうな方々に面接にお越し頂き、何人もの方々と面談を繰り返す中で、一番良い印象であった方を選び、お届けし(Hさまご夫妻大活躍)、数週間のトライアルの間にやはり、何度もやり取りを繰り返し、トライアル成功の後は正式譲渡となり、決定したご家族さまからは、1週間に一度近況報告と写真を送ってもらい、そこにコメントをする・・・

 

ということを繰り返しております。

 

時には、脱走されたという悲惨な事件もあり、その場合は捕獲器を持ってどこにでも捕獲に参ります。

(過去に5件の脱走事件がありました。こちらに伝わっていないだけでもしかしたら他にもあったのかも知れない、と心配になります)

 

今年に入ってからも何匹送り出してきたのか、整理してみると、覚えている限りでは

・・・

 

1,片目の黒ちゃん(埼玉県の公園で産まれて放置されていた女の子)・・・近くのアメリカ人のご主人と臨月の奥様ご夫婦のもとへ

 

2,片目の白黒ちゃん 同上、埼玉県の公園で産まれて放置されていた女の子)、アメリちゃん (もと老婦人から置き去りにされ、その後、ご近所のアイドルであったけれども大けがをして私に捕まった女の子)

・・・新吉原近くにお住まいの楽しく情の深い70代ご兄弟のもとへ

 

3,メイちゃん(ランボリギーニ亀おやじから虐待を受けていた長毛ラガマフィンの女の子) ・・・超エリート歯医者さんのもとへ(この方は現在、同業者にインターネット上でねたみやっかみを受けて叩かれています)

 

4,ミケルちゃん(47匹多頭飼育から引き出された三毛猫女の子) ・・・お近くのとってもご親切な60代のご夫婦のもとへ

 

5,いっちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出された長毛男の子)、にいちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出された茶白女の子)

・・・川崎大師お近くで保護猫3匹を飼っていらっしゃる、博愛精神の素晴らしいご夫婦さまのもとへ

 

6,まるちゃん(同上、47匹多頭飼育から引き出されたキジ白男の子)

・・・帰国子女で大学の講師をしていらっしゃる神奈川の優秀な女性のもとへ

 

7,エイト君(公園に寝泊まりしていた30代のちょっと発達障害系男性が大事にしていた「しゃもじ」と呼んでいた陽気で懐っこい八割れ男の子)

・・・練馬区のお優しくお優しくお若いご夫婦のもとへ

 

8,ミケルちゃん(私の餌やりをしている空き家に突然現れた老三毛ちゃん。とても慣れていたために、その家の長男さんと協力をし、抱っこして捕まえて不妊手術をした女の子)

・・・新宿で24時間営業をしているとっても人情のある居酒屋(猫膳)さんご夫婦と優しい一人娘さんのもとへ)

 

9,チャーリー君(埼玉県の餌やりさんについてきてお宅まで入ってきてしまったという超甘えん坊で陽気な茶色男の子)

・・・自動車の照明器具の会社で働いているという町田在住、きれいな若くてちょっとオタクなお姉さんのもとへ)

 

10,トム君(上と同じ、餌やりさんのお宅に入り込んできたヘルニアを持っていたけれども元気で陽気で甘えん坊のキジトラ男の子)

・・・厚木にお住まいのとっても心優しいご家族さまのもとへ

 

11,ちゃびちゃん(ご近所で重篤な病に倒れて飼えなくなってしまった方からのご依頼、八割れ8歳女の子)

・・・最近、奥様と三毛ちゃんを同時に亡くしてしまい意気消沈していらした埼玉県の60代のお優しい方のもとへ

 

他に、蒲田のお若いご夫婦のもとに行った黒ママが去年のお届けであったのか、今年に入ってからなのか、どちらであったか・・・

 

他にももしかしたらいたのかも知れませんが、記憶がどんどん消え去っていくために、覚えきれておりません・・・

 

新しいご家族さま方は地上の天使かと思えるくらいになかなかお目に掛かれないような素晴らしい方々ばかりです。

 

この猫ちゃん達が元いた環境と比べると天国と地獄、明と暗、雲泥ほどのドラマティックなシンデレラストーリーです。

 

そう思うとやはり、可哀そうなところにいる猫ちゃん達を一匹でも救い出して、明るい幸せな猫生を送らせてあげたいかな、とまたむくむくと野心と欲が出て参ります。

 

矛盾にあふれる心境です。。。

 

 

 

幸せちゃん

幸せ過ぎ!

楽しい~

外が見られて幸せ!