酷暑お見舞い申し上げます。
連日わがペット不可物件の室温は33,34度を行ったり来たりです。
エンちゃん&ジェルちゃんはその中で少しでも涼しい場所を上手に見つけて健気に生き延びています。(ジェルちゃんは白目をむいて伸び、エンちゃんは洗濯機の中で伸びています)
しかし、外では40度越えの中、作業着を着て作業をしている方々もいらっしゃり、本当に有難く申し訳なく、頭が下がります。
今朝は、今月中に、どうぶつ基金の無料チケットを使い切ろうと、早朝3時くらいから捕獲依頼のあった豪邸の庭の捕獲作業をする予定でしたが、突如、ストップがかかり延期となってしまいました。
実は、とある豪邸(もと小作人であろうと思われる農家)の庭で何十年のも間に増え続けたネコちゃん一族の飼い主?!がまったく責任放棄し、やる気を見せなかった為に、業を煮やし、もうひとりのボランティアさんと共にこちらが全部行うことになってしまったのでした。
本来ならその飼い主?!が主体性を持って実行しなければいけない、と思っていた為に、その他人任せな無責任さに怒りが沸いていたのでした。
怒りを持ったまま全部やってしまっていたら、きっと永遠にそのもの達を許せなかったでしょう。
(私のヴィジョンの中ではそのものたちの来世は、その豪邸庭の芝生に寄生するなめくじに生まれ変わり、飼われていたネコちゃん達が家主となり、そのなめくじに塩を振り掛け退治される、彼らは声にならない断末魔の叫びをあげて縮んで息絶えるイメージが沸いておりました)
仕方ない、とは思いながらも、怒りが沸いてくる自分を了見が狭い、まだまだ未熟な魂と呆れておりました。
しかし、昨日、捕獲の準備をしていたところ、突然、埼玉県のボランティアさんから電話があり、チケットが余っていたら急きょ回して欲しい、と頼まれてしまったのでした。
こちらは、今ちょうど余ったチケットで、豪邸庭の現在9匹のネコちゃん達を手術させてあげようと思っていたのですが、これは、もしかしたら今月の捕獲のストップのサインかも知れない、と感じました。
心がざわざわと騒いだ為に他のボランティアさんとも相談し、Hさまの奥様ともお話をすると、
「やはり主体性を持ってやるのは、ネコを増やした当事者の方が良い、ボランティアがどんどん勝手に早朝の庭に入って捕獲するのは、まるで市の無料の委託業者みたいでおかしい」
という冷静で大人の貴重なご意見を頂きました。
確かに、当事者の家の方は本家であり、ちょうど今、新盆の準備で忙しいようで、ネコのことには気が回らないのは事実であるようです。
結論として皆が少し気持ちを落ち着かせ、もう少し話し合ってから行いましょう、ということに落ち着きました。
私も9匹ものネコちゃん達をたった2人で捕獲するのができるかどうか、緊張していた為に、ちょっと安堵致しました。
今月はずっと連日連夜の捕獲と搬送に保護した子ネコ達のお世話や家族探しで息つく暇もなく、真夜中まで動き回り少しでも時間があるとそのまま失神したように寝ていることが多く,休養が欲しいのは事実でした。
他のボランティアさん達も状況は同じようで、まったくこの状態は異常だと思います。
考えてみたら、地域の環境問題を、市の職員はまったく動こうともせず、市民ボランティアに全部やらせるのは本当におかしいと思うのです。
捕獲作業というのは、野性味を帯びた動物さんを相手に格闘する危険極まる作業ですから、本来は、獣医師のような専門の資格を持った方が、国家公務員となってするべき作業だと思うのです。
ネコに対して心があるだけで、素人の市民ボランティアが命がけで行い、体力と時間とお金をすべて費やして、地域の怠慢の結果のしりぬぐいや責任を全部取るというのは、どういうことだろう?と疑問が次々から次へと沸いて参ります。
これは本来は、絶対的に国がやるべき仕事だとつくづく思うのです。
世界全体で、国家公務員としてネコや犬の捕獲、不妊去勢手術、そしてシェルターでの保護をすべきであると思います。
怒りの矛先は国のトップの人間達と心の底から思います。
しかし、今は何を騒いでも訴えても無駄であると分かっています。
国にとって重要なのは人間ですから、動物さん達のことを考えるのはずっとあとのことでしょう。
国のやり方とは反対に、動物さん達のことを考え動いている民間の方々は増えていると感じます。
テレビのCMでもさくらネコのことを流してくれて嬉しく驚きました。
そして、地球の精霊さん達は、人間よ目覚めよ!と地球全体から訴えていると感じます。
太陽の熱浄化で、地球を消毒し、地震を起こし悪いものをふるいにかけている感じがします。大気と地底と海底の精霊さん達が協力し合い人間淘汰をしている感じがします。
地球に間借りしている身としては、疑問に苛立ちながらも目の前に起きていることが、天界から与えられたミッションと思い、微力ながら対処していくしかございません。
救ってあげられなかった子ネコちゃん達のことを思うと心が辛くなりますが、子ネコちゃんとネコちゃん達の守護天使達、精霊たちにゆだねて、自分のでき得ることだけを精一杯するしかございません。
まだまだミッションの途中です。