jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

Kさまからの召集令状

昨日は小平市

 

「東京都動物愛護推進委員会」(なかなか、なれないとっても偉い方)

 

のKさんの召集令状により、ネコボランティアさん、私を含めて6人が、ファミリーレストランを会場にして集うことになりました。

 

その80歳になられるというお偉い方、Kさんは、長年、ネコボランティア活動をされていらっしゃったそうで、現在でも、頼まれたらどこにでも赴き、精力的に捕獲活動もかなりされていらっしゃるようです。

 

昨日も雨の中、カッパをまとったKさんが、捕獲器を載せられるように木枠を設置した自転車の後部に、ビニールで覆ったミニケージを乗せて、40分弱掛けておおにし動物病院さんに運んでいらっしゃるところを、やはりおおにし動物病院さんに行く途中の「ねこだいら」さんに車中から目撃されたそうです。

 

そのミニケージの中には、400グラムの極小の子ネコがたくさん入っていたそうです。

 

Kさんがおっしゃるには、よく車での搬送を提供されるそうですが、それを待っている時間が惜しい、ということで、ご自分で自転車で行った方が手っ取り早い、と自らさっさと行ってしまうそうです。

 

すごい・・・しかし、車道のガタガタみちでスレスレ真横をトラックに追い越されながらの自転車搬送は、怖い・・運ばれるネコも騒音と振動で恐怖でいっぱいではないかな、とちょっと案じてしまいますが、大きなお世話ですね。

 

そんなすごいKさんがご準備して配布してくださった資料の数々は突っ込みどころがないほど完璧で素晴らしいものでした。

 

行政に訴える為に資料を提出される前に、皆さんのご意見を、ということでしたが、誰も何も言えないほど、数々のデータ化した数値の図表もあり、確固たる内容で、主張がはっきりときっちりとしていらして、うーん、うんうん、とうなるしかございませんでした。

 

Kさんの記述通り、全国のネコボランティアの抱えている問題や願いは、皆ほとんど同じであります。

 

ネコに対して愛情、同情、慈愛からくるやってあげたいという思いと自らのキャパシティが合致せず、苦悩を抱えているのです。

 

(高齢者が飼いきれなくなって置き去りにされるネコの保護など)

 

 

ほとんど全員がキャパシティオーバーになっているはずです。

 

Kさんは行政から、活動費用を捻出してもらいましょう、とおっしゃってくださっていますが、それも有難いお話でした。

 

しかし、活動費をもらったとしても、そのお金を使って個人で保護できるキャパシティには限界があります。

 

それよりも同じ思いを持って、一緒に活動してくれる有能な人材が欲しい。

 

保護してくださるお宅が必要。

 

しかし、やってくるボランティアさん方も皆が皆、良い人ばかりとは限らない。

 

ボランティアを育成する必要もある。

 

その為に、行政から市民の方々に幅広く「ネコボランティア公募」をして頂き、可能なら、既存ボランティアが講師となって育成セミナーを定期的に開き、良い人材を育成していきたい・・・

 

結論としては、そこでしょうか。

 

しかし、日頃バラバラに活動している皆さんが一同に集い、募る思いを吐き出せるという機会を作ってくださったKさんには感謝しかございません。

 

またKさんは確固たる実績による、権威も権力もあり、行政にプレッシャーを与えてくださる有力なお方です。

 

そんな方が現れてくださり、リードしてくださることは、本当に有難いことです。

 

私はどちらかというとリーダーが率いるグループの最後尾から離れたところで応援したいタイプです。

 

末端で言いたいことを無責任に愚痴っている方がありがたいのです。

 

私のなんとなくの天界のヴィジョンでは、とりあえず、自分のようなローカルなボランティア達が、皆さんで、こつこつと目の前に起こることを片付けていくようなネコ活動を続けていたら、あと10年以内には、野良猫と呼ばれるネコはほとんどいなくなり、反対にネコが希少動物になっていく・・・。

 

小さい活動が実は大きな力があるということです。

 

それは、精霊さん達が人間の努力のプロセスを見ているからだそうです。

 

手抜きはできません・・・

 

末端ボランティアは、たんたんとしゅくしゅくと、時々の愚痴にとどめ、ちょっとだけの文句で地道に・・・やりたくないけど・・・餌やりTNR、保護・・・続けます・・・

 

Kさま、リーダーのお役目感謝です。

 

有難うございました!

 

またちょっとだけ頑張りましょう!

 

 

楽ちゃんもそういうお年寄りの犠牲になった子