5月頃、いつもの餌やりの場所にふらふらと現れ、あえなく保護された三毛猫ミケルちゃんのその後・・・
心優しいご家族さまにお譲りさせて頂き、とっても幸せになっているようです。
この子はいったいどこから来たのか・・・
保護した時は、ドロドロに汚れてがりがりでした。
今、こちらに保護している「楽ちゃん」と同じような状態でした。
獣医さんの診断ではまだ歯がきれいだから4歳くらいでしょう、ということでしたが、どう見ても10歳は超えているように見え、血液検査でも内臓疾患だらけで、しかもあちらこちらで粗相も繰り返し、家ネコには難しい、もう看取りしかないと覚悟しておりました。
しかし、ある日、夜遅く、子ネコをご見学に来られたあるお宅のお嬢さんとそのお父さまが、この子を一目見て、とっても心を打たれたようで、「この子が欲しい」とおしゃってくださったのです。
その方によると、以前飼っていて亡くなった三毛猫に少し似ていたから、とおっしゃっていました。
こんなボロボロのネコが良いなんて、なんという奇特な方々と感動致しました。
ただ、いつ戻されても仕方がない、と覚悟をしておりました。
しかし、お届けしたそのお宅は、失礼ながら、おうち全体がネコ仕様の家であり、そこに人が住んでいる、というようなネコの精霊がたくさん住んでいるような雰囲気のお宅で安心致しました。
そのご主人さまが、有難いことに「ミケル物語」としてツイッターに詳しく保護記録をつけてくださっています。
新宿で経営されているお店!宜しくお願い致します。
加工の画像で隠していますが、実はかなり汚れていました。何度拭いても汚れが落ちませんでした・・・