jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

大寒波の中で・・・

昨日、今日の大寒波、お寒うございました。

 

皆さまお加減はいかがでしょうか?

 

新聞で、生徒さまがお住まいの新潟の天候が1月になってから連日雪マークであるのを見てお気の毒でたまりません。

 

新潟の外ネコちゃん達は生きていけるのでしょうか・・・

 

人も動物さん達も地球の非情なる自然の試練に耐えております・・・

 

人がどんなに最新の人工知能であらがっても、自然界には太刀打ちできませんね。

 

かくいう私も原始的な方法で寒さ対策をしておりましたが、昨晩の餌やりの時は指先が冷たい感覚を超えて、ちぎれるほど痛んでおりました。

 

ネコちゃんの水を汲んでも、目の前でみるみるとシャーベット状になっていくのを目の当たりにしており、これは仕方がないと思いました。

 

冷たいからといって、止めるわけにもいかず、続けておりましたが、手袋を2重にしていても、その手袋自体が凍りついてしまい凍傷になりそうになる為に、素手の方がまだ良いのです。

 

時々、両腕を振り回すと遠心力で血液が末端までいくためか、瞬間はましになります。

 

 

冬の寒さ対策支度は、まずは帽子、ネックウォーマー、一番厚いコート、2重のズボン、レッグウォーマー、長靴、そしてカイロと重装備で臨んでおります。

 

夏の蚊対策支度は、まずは普通に蚊よけスプレー、竹酢液スプレー、電子式蚊取り線香、小さい蚊取り線香、そして長靴、長靴に強力蚊よけスプレー・・・と最強に蚊に対抗しております。

 

これだけ冬も夏も重装備で自然にあらがっていますが、それでも襲ってくるものには敵いません。

 

そういう時は、ついイラっとしてしまい、怒りの念力で跳ね返しております。

 

こんな寒空の下でも、現在18か所(なんでこんなに増えたのか!)で約60匹のネコちゃん達が時間になると健気に正座して待っています。

 

そして可愛い声で必死でアピールして呼んで参ります。

 

生き抜くには、ネコちゃん達も必死なのです。食べることだけが生命維持に一番必要です。

 

どんどん餌やりさんが知らない間に、するっと退いてしまい、まるで私が最初からやっていたようにされてしまっております。

 

私も好き好んで趣味でやっているのではなく、時間になると餌やりさん達が来るのをじっと待ち続けている姿を見て、人間が裏切ってはいけない、と思い代わりに続けているのです。

 

皆、人間の勝手で増やされ、そして去勢不妊手術をされて、野に放されてしまった子達です。

 

大昔であったら、そんなことをしなくても、自然淘汰で数は増えなかったはずです。

 

私の記憶の中では、昔、住んでいる場所で、それほどネコちゃんの姿は見ておりませんでした。

 

それが近年になって、爆発的にネコちゃん達が増えてしまったのは、皆、人間が何かしら人為的なことをネコにしたからでしょう。

 

ネコを家で飼っていて、飼えなくなったからといって、外に出してしまったり、餌だけあげ続けて放置していたとか・・・

 

そんな人間の無責任で、無知で残酷極まりない仕業の犠牲になって、寒空の下で震えている子達がどれほど多いか・・・

 

私が餌やりをしている時間帯では、皆さんが暖かいお部屋の中で家族団らんで談笑しているのがよく見てとれます。

 

それは良い光景ですが。

 

あの方々は、この時間帯に外で死に物狂いで生きている人間と同じように感覚もあり、感情の豊かな生きものがいるということに気付いていないのでしょう。

 

昨晩も、私が餌やりを頼まれた留守のお宅の庭で、餌を足していると、その目の前のお宅に帰宅したインテリな感じの紳士に呼び止められて、説教をされました。

 

私は思わず、このネコ活動のことや必要性を思いのたけ、怒りを抑えながら怒涛のごとく発してしまいました。

 

すると向こうはタジタジとなり、「分かりました。腑に落ちました。すべては人間が悪いのですね。おつとめお疲れ様です」と頭を下げて引き下がって行かれました。

 

分かってくださる方が少しでも増えたと安堵致しました。

 

そのお宅もこれまで、猫嫌いの人が多いからと黙ってヒッソリと餌を置いているようなのですが、もっと堂々とやっても良いと思えて参ります。

 

 

しかししかし・・・

 

これをひとりでずっとやり続けていくのは無理だと思います。

 

午後の5時から9時まで4時間、毎日時間を取られてしまいます。

 

餌やりさん達が勝手にいなくなってしまうこと、それは止めようがありません。

 

それは仕方がないのですが、家の中で暖房を最強にして、外に冷風を送り出している方々に意識を持ってもらいたい。

 

自分の家の前だけでも、外にいる地球の同胞に手を差し伸べて頂きたい。

 

人も動物もイコールです。

 

自分は関係ないと言い放ち、人任せな方々。

 

気付いて欲しい。

 

というより

 

「気付きなさい!」

 

と天界からお𠮟りを受けています。

 

この子達は山で捨てられていました。放置されていたら今頃、凍死していたでしょう。