本日、2月6日は満月です。
昨日天使になった楽ちゃん、ことラクシュミーさんの名前の由来は
インドの女神 「ラクシュミー」からでした。
豊かさを表す満月は、ラクシュミーのシンボルでもあります。
実は、おととし霊園に捨てられていた三毛猫の「ルナ」ちゃんが、数日前に亡くなったというご連絡があり、奇しくも、昨日、楽ちゃんとほとんど同じ時刻に火葬されていたということなのです。
まるで楽ちゃんとルナちゃんが申し合わせたような出来事に驚かされました。
ルナちゃんは「Luna」月という意味に由来します。
きっと満月を意識して昇天されたのでしょう。
ルナちゃんも楽ちゃんと同じような経緯がありました。
高齢で、腎臓が末期状態に悪く弱り切った状態で、霊園の石屋さんの庭に捨てられていたところを親切な方にお世話され、こちらにやってきたのでした。
その時、ちょうどボランティア募集を見てやって来られた愛の深い方が、ルナちゃんを見て、心が揺さぶられ、そのご家族さまのもとに、ルナちゃんは家族の一員として引き取られていきました。
それからというもの過保護なほど大事にされ、現代医学から、自然療法まで、ありとあらゆる治療をして頂き、そして、ご家族様方が見守る中で、1年半後、最高に幸せな最期を迎えたのでした。
ルナちゃんのご家族さまからも
「ルナちゃんからは本当に多くのものを頂きました。感謝しかありません」
という温かいメッセージを頂きました。
昨日の同じ時刻に、楽ちゃんとルナちゃんは、神々しい黄金の月が輝く、満月前夜に炎の中で天界に昇っていかれたのでした。
楽ちゃんもルナちゃんも月に帰り、もうすでに美しい月の女神として私たちに光を注いでくださっているのでしょう。
この世には偶然と思われますが、偶然ではない出来事ばかりです。
ネコちゃん達を通してドラマティックな場面に遭遇することが数多くあります。
今回の楽ちゃんとルナちゃんも、不思議なくらいに共通点が多くありました。
そして昨日と今日、楽ちゃんとルナちゃんの恩返しなのでしょうか、こちらの子ネコ達が次々に素晴らしい方のもとへと旅立っていったのです。
ごみ屋敷のMさん宅からやってきた4姉妹のうちの、白キジちゃんは、黒猫ムタちゃんのご家族さまのもとへ。
黒に白ひげとソックスの美しいネコちゃんと、埼玉の山に捨てられていた白キジ可憐な女の子の2匹は、私の10数年来の大阪の生徒さまのもとへ。
大阪の生徒さまは、昨年の10月にお父さまを亡くされ、すぐにその後、お母さままで亡くされて傷心の中にいらっしゃいましたが、こちらの子ネコ動画を見て、心が揺れ動き、この子が欲しい!と思われてわざわざ飛行機でお越しになられたのです。
本当は一匹だけ連れて帰るおつもりでしたが、私にご両親さまから、
「もう1匹、連れて帰るように説得してください。私たち2人が家からいなくなった心の穴埋めになるでしょうから」
とおっしゃられたようで、その瞬間に、目に入った、美しい黒い毛並みに白いマークのあるデザイン的にもスタイリッシュで可憐な黒ちゃんをお勧めしてしまったのでした。
その方は、どうしよう、とかなりお悩みになっていたようですが、突然、何か悟られたように、はっとお顔を上げ、
「この子、連れて帰ります」
とおっしゃられて、2匹をキャリーに押し込み、お連れ帰られたのでした。
おぼろ月夜を見上げながら、すべてに感謝
すべてのものに天界の最高最善の愛と光と豊さと祝福を