本日、2月20日は、新月ですね!
2,2の日
2は 平等 協力を意味します。
すべての存在達に天界の最高最善の愛と光を
新月の前の日に、天界の奇跡と思えることがありました。
またもや明と暗はありましたが・・・
まず、とても明るい素敵な出来事として・・・
昨日、近くにもらわれていった「ひめ」ちゃん
(昨年の東西合戦の茶トラ軍団からひっ捕らえた、いえ、保護させて頂いた茶トラ4兄弟姉妹の最後にもらわれていった一匹の女の子)
のご家族さまから、呼び出しがありました。
かれこれ、一か月も前から、ご夫婦が他の日が忙しいから、と日にち指定されてくるようにお願いされていたことでした。
「慣れない」「逃げ回って捕まえられない」「爪が切れない」「ソファーにおしっこをする」「なんとかして欲しい」・・・
などという、クレームとも、悲鳴とも捉えられるコメントがあり、可愛がってもらえていないのでは、と少々ゆううつだな、と思いながら、爪切り用の洗濯ネットと、追い詰めて捕まえるための大きいタオル、そして爪とぎポールを購入して、指定の時間に訪問させて頂いたのです。
玄関から入るとすぐにご主人と奥さまがいらして、
いきなり、まのびした奥様の声で、
「じつは~、もう爪切ったから、大丈夫です~」
とおっしゃられ、出鼻をくじかれてしまいました。
「は?」「どういうことで?」
その為に呼び出されたんではないかい?だったら早く言っておいてください!こちらもいろんなことを済ませて急いで走って来たのに!
(このご夫妻、とても純粋?単純?で良い方々だと思うのですが、なにか私とは噛み合わない天然なところがあるようです。年末年始も私も一日くらいは実家の大掃除があるとお伝えしたにもかかわらず「前にも来てもらいましたが、今回もキャットシッターをお願いします。できないんだったらこっちにも考えがあります」と脅迫めいたことをLINEに書いてこられたので、少々恐ろしくなりうかがってみると、ケージの前に大袋の一番安いフードがどっさりと置いてあり、あまりお世話もされていない風であったので、私はもう遠慮せずに電話をしてバンバンと言いたいことを全部言ってやったのでした。結構、素直なお二人は、すぐにロイヤルカナンを発注し、キャットタワーも購入してくださったようです)
しかし、玄関先で、今回も奥様はいきなり私に「キャットシッターって一日何件回ってるんですかあ?」ととぼけた声で訊いて来られたため「キャットシッターなんてやっていません。別の仕事をしておりますので。これはボランティアです」というと、「はあ~そおなんだあ」と分かっていないような答えを返してこられます。もう理解をしてもらわなくて、結構です。とにかくひめちゃんさえ無事で可愛がってもらえていたら十分、と思いました。
そのまま立ったままの状態で、奥さまは、
「じつは~、ちょうど2週間前に突然ひめちゃんが豹変したんですう。その日にいきなり甘えた声ですり寄ってきて、ひざにのっちゃうんです~。それですぐに爪も切れましたあ」
とおっしゃいます。
「あとお~、水の飲み方も変になったんですう~。いっきにがぶがぶと飲んでゲホゲホとおっさんみたいにむせるんです~。あはははは・・・」
そのお話を聞いて、ちょっと震えました。
「その日は、こちらのあの楽ちゃんが亡くなった日です!それに楽ちゃんはそんな風に水を飲んでいました」
というと、ご主人の方が、楽ちゃんを覚えていらして、
「え?あのだみ声のおばあちゃんネコが?死んだんですか?」
とおっしゃいます。
私の中に、楽ちゃんの記憶がいっきに渦巻きました。そういえば、楽ちゃんはその奥様と同じような髪形をした年齢の近い中年の女性が好きで、その方が来るとゴロゴロと喉を鳴らしてすり寄り、お腹を見せてごろんと横になっていたのでした。
楽ちゃんは、こちらに来た時から、腎臓病末期で、多飲多尿であり、ものすごい勢いで水を飲み、その後、歩きながら、ゲホゲホとせき込んでいたものです。
楽ちゃんが、ひめちゃんに入ったのだと確信しました。
それから、楽ちゃんの思い出話をいろいろとさせて頂きました。お二人はとても素直な方々でちゃんとお話しをすると従順に聞いてくださる方々でした。
ただ、魂がお若いと見え、いろいろとお教えしないと、ご自分たちではネコちゃんに関しては動かない方々でした。
今回も2時間ほどゆっくりとお話をさせて頂き、楽ちゃんが入ったひめちゃんを安心してお任せできると嬉しくなりました。
楽ちゃんの魂が茶トラの女の子に3分の2くらい入って、若返ったのですね。そして一匹で伸び伸びと真新しいデザイナーズハウスで暮らせるなんて、最高です。
楽ちゃんにとっても、ひめちゃんにとってもそしてそのご夫婦にとってもすべてに良い結果となりました。
「また旅行に行くときはシッターお願いしますう~」
と言われても、
「良いですよ」(喜んで楽ちゃんに会いにきますよ)という気持ちになりました。
そして、次の出来事。
その日に着信したLINEで、先日旅立った黒子ネコちゃん姉妹の「あずきちゃん」と「あんず」ちゃんのご家族の奥様から
「亡くなった先住ネコのちいちゃんが、なんだかあずきちゃんに生れ変わったみたいに見えて泣けてきました。あずきちゃんは、ケージから出るとちいちゃんが使っていた寝床に迷わずまっしぐらに走っていって、そこで寝たり、ちいちゃんのおもちゃをみつけて遊び出したんです。すごいです。こんな奇跡ってあるんですね!」
とありました。
「そういう奇跡だらけですよ」
とお伝えすると、
「毎日、ネコちゃんの奇跡ばかり発見して涙ばかり流しています」
と返って参りました。
これも、楽ちゃんが起こしてくれた奇跡だと思います。
楽ちゃんが天使になってから、急にそれまで滞っていた、譲渡がいっきに加速したり、懐かなかったひめちゃんが懐くようになったり、と素晴らしいことばかりが起こっております。
(思い出したことに。楽ちゃんを捨てたオバアサンも、かなり天然な人でした。ぼんやりしたしゃべり方も似ていた気がします・・・)
そういえば、茶トラ軍団は、楽ちゃんのことをおばあちゃんのように慕っていた気がします。
ネコちゃんが幸せになって、人も幸せになる、素敵なことです。
その一方で、愛されるネコもいれば、憎まれるネコもいるのです。
昨晩、また外ネコちゃん用に置いたフードの中に薬の粉のようなものを入れられてしまいました。
今回のお皿は、空き家の縁側に置いていたために、外部の人間は入ってこれないはずです。
それを不法侵入してまで(私もですが・・・)入ってきて、ネコを殺す目的で、フードに毒を入れたに違いありません。
それをみた途端に、それまで高揚していた気持ちが一気に地獄に落ちてしまいました。
自分の置いたフードのせいで外にいるネコちゃん達が死んでしまったら、どうしたら良いのか。
罪悪感の塊になります。
後悔してもし切れません。
これまでどんなに自己防衛しても悪魔のようなうごめくものは、地獄の沙汰と化して執拗に追い打ちを掛けてきます。
とにかくネコちゃんのフードは極力隠すしか方法がありません。
そして、新たに設置するために、屋外用の防犯カメラを購入しました。
警察に行っても結果は分かっています。
捕獲の時に、誰かの通報があると、何台もパトカーがやってきて、警察官も10人くらい来て、正しい人間を犯人扱いし取り締まるくせに、こちらが、ネコの虐待疑惑犯人追求を依頼するようなことでは、鼻であしらわれる程度です。
新月の日に、天界に正しい裁きを願います。
すべてが最高最善の結果になりますように。
すべての存在達に天界の最高最善の光が注がれ、正しきものが明るいところに立てますように。
きっとそうなります。
天界の最高最善の愛と光を