本日、3月31日。
いよいよ明日から新しい年が始まります。
今日は全部のカーテンを洗い、窓を掃除し、睡魔にレンジ回りそして排気口もきれいに致しました。
古く汚れて不要なものはすっきりさっぱりさようなら~
旧年中は「6」のバランスの年でしたが、最後になってバランスを取るためなのか、毒だしのようにいろんなことが一気に噴き出してきた感がありました。
かくいう私にもルシファーからの試練が連日のように襲い掛かり、少々心身が疲れておりました。
それでも、天界の使いである天使が降臨し、アース・エンジェルさまの中に入り、私を力強く助けてくださいました。
そして我と我が身の未熟さを痛感しながら、天界を信じ切るしかない、と再度思わされております。
捕獲では、Hさまご夫妻が大活躍をしてくださり、夜中の霊園に共に行ってくださり、捕獲器を仕掛けてくださいました。
私は今でも、どうも霊園が苦手です。
3年ほど前、大きな都営霊園でお盆の時期に真夜中に1週間ほど続けて、一人で真夜中の捕獲作業をさせられました。
もちろん天界の大いなるサポートを受けて霊的なアタックは受けることはありませんでしたが、照明のない真っ暗闇の中で石屋さんの倉庫にだけ、裸電球がぼんやりと灯り、手水の手酌と桶だけが薄明かりに浮かび上がっているものが、なんとも不気味でした・・・
その時のトラウマもあり、今回の霊園での捕獲作業も、一人だと憂鬱だと思っていたところ、Hさまご夫妻がご一緒してくださるということで、ほっと安堵致しました。
今回の霊園の捕獲も、不思議に引き寄せられた出来事でありました。
3月22日の新月の日の餌やりが終わった後、ライトアップがされているというグリーンロードの方になぜか無性に行かなくてはいけない、という胸騒ぎがありました。
肌寒い夜であり、霊園の側でもあり、行きたくもない場所でしたが、無理矢理行かされるように走っていると、その霊園の中から、ここ数年は聞かない明らかに発情しているネコの叫び声が聞こえて参ります。
遠くの方まで響き渡る独特の巻き舌重低音の雄叫びです。
まずい・・・と思いました。
これはなんとかせねば、と思っていると、そこはベテランネコボランティアさんの餌やりスポットであると気付きました。
そこでしばらく連絡を取っていなかったそのお方に電話をすると、なんとその方はすぐ近くのファーストフードのお店にいるとおっしゃいます。
これは偶然ではない必然、と思い、そのお店に行くと、その方はやはりすぐ近くで毎晩遅くに餌やりをしているとおっしゃいます。
なんとかお手伝いを頼むと、その方はその後30分近く、延々と繰り返し繰り返しご自分の身の上話、不幸話と心身の不調を話され、結論としては「できない」ということに達しました。
ネコ愛の強いその方を悪く言いたくはありませんが、これまで5年近く、その方からはさんざんに痛い目にあわされており、再度、「自分よ、いい加減学習しろ、この人に頼ってはいけない」と思わされました。
(いつもその方の特徴として、その人が頼まれた無理難題をこちらに押し付けては、最後に出て来られて、私に事の詳細を聞き出し、そして依頼主に事細かく「私が全部やりました」と言って手柄とお礼を独り占めにしたがります。私は最初は「自己顕示欲と承認欲求のお強く、傷ついたインナーチャイルドがある方」と気の毒に思い黙認しておりましたが、度重なる常とう手段に、だんだんこちらも疲弊して参りました。私は依頼主の方々から、その方の「アシスタント、お弟子さん」と呼ばれ軽くあしらわれています。事実は、伝わっていません。でもその方のハイヤーセルフが全部ご存じであり、罪悪感はないのだろうかと思えます。その方の汚部屋の片づけを何度もさせられ、いえ、お気の毒だと思いボランティアとしてやったことですから、良いのですが後味の悪い思いが残ります。今回のこともきっと自分のご手柄にするのだろう、と思います・・・)
あの発情のネコちゃんの声を聞かされたからには、これは「やりなさい」というサインであるとあきらめ、翌日霊園とその隣接する市営の昔の村という施設の方に、捕獲の許可を取る為に出直しをしました。
霊園の方は所長さんがお留守であると言われ、事務員の方もちょっといぶかし気でありました。
その横の昔村の施設の職員さんはもっとぶっきらぼうで、感じ悪く、「ここも野良ネコがひどいけど、うちの方がもっとひどい。去年産まれた子ネコがいっぱいいる。玄関におしっこはされるし、発情したネコが大騒ぎをしている・・・」とおっしゃいます。
私は聞いたからには、ここも、またその職員さんのお宅も対処せねば、と脅迫的に思えて参りました。
そこで、うかがった住所の方を検索してみると以前からずっとかかわっているネコボランティアさんのお宅のすぐ近くであると分かりました。
その方はとても情の深い方であり、行動の速い方で、さっそく、ワンちゃんの散歩をしながら調査をしてくださいました。
その方の調査結果によると、実は、その職員さんは、近所では有名なネコ嫌いであり、ネコの餌やりさん達ボランティアさん達に相当クレームを言っている人であると分かりました。
また、そのエリヤはボランティアさん方が、市の助成金がない時代から、自費でTNRや保護をしてくださっていたそうで、現在は何年も子ネコは産まれておらず、外ネコの数も激減しているエリアであったそうです。
そのお話をうかがい、ほっと安堵致しました。
表舞台にはあまり出て来られず、(前述した自己顕示欲が強く目立ちたがり屋な方とは正反対の)目立たず謙虚にご活動されていらっしゃる方々のご尽力のおかげで、この市もかなり不幸なネコちゃん達の数が減ってきていることは、本当に喜ばしいことです。
そして、霊園の方も、再度、Hさまご夫妻がご一緒に交渉をトライしてみると、偶然、出かける直前であった所長さんとお話をすることができました。
実は所長さんご自身も、川越の「ねこかつ」さんから保護ネコを譲渡されていたそうです。
また他の職員さんの中に、何十匹も保護ネコを飼っている方もいるそうで、全体的に、ネコちゃん達にお優しい霊園であると分かりました。
これもHさまご夫妻の引き寄せのお力と思い、ありがたやありがたや、と感謝でした。
所長さんから快く許可を頂き、さっそく、その夜9時前くらいに捕獲器を設置に参りました。
天気予報では晴れのはずであったのですが、予報がはずれ小雨の降る夜でした。
雨があたらない場所というと屋根のある事務所前の通路しかありませんでした。
そこに3台、カイロを2つずつくっつけ、タオルとビニールで覆い、トレイルカメラも仕掛けて、朝まで置いておくことに致しました。
(トレイルカメラを見る勇気はまだありません。。。何か別のものが映っている気が・・・)
そして翌朝、Hさまご夫妻が早朝、見に行ってくださると、有難いことに2台の捕獲器が掛かっていたそうです。
ご一緒におおにし動物病院に行くと、一匹は左耳がさくら耳になっているのが見えました。
しかし、確実に手術済みかどうかわからなかったので、麻酔を打ってから見てもらうことにありました。
一匹は確実に発情していたオスでした。
また嚙み合わせが悪かった歯も抜いて頂き、良かったと思います。
さくら耳カットのあった子はメスでした。その子はチケットを使い、ノミダニ駆除とワクチンだけ打って頂きました。
その日の夜、Hさまのご搬送で、その子達は霊園に放し、その夜また空いた捕獲器3台で仕掛けることに致しました。
発情していたオスが入っていた捕獲器は相当、発情した独特な臭気がただよっており、このままでは使えないと思い、霊園の手水用の水道を使わせて頂きました。
ご先祖さま有難うすみません、と唱えながら、霊園の中、遊歩道近くに3台仕掛けさせて頂きました。
昼間は色とりどりのお花が咲き乱れ、桜並木の下の美しい庭園のような霊園ですが、さすがに夜は、墓石の磨かれた表面だけが月あかりのもと、ぼんやりと光り、お墓、という感じを醸し出しています。
捕獲器を設置する作業も、一人であったら、足元が寒く感じるようなものでしたが、3人いたら怖くない、と思えました。
しかし、今回は残念ながら空振りに終わりました。
翌日、有難いことにまたHさまが霊園に見に行ってくださいましたが、まったく掛かっていなかったそうです。
きっとあの発情していたネコちゃんは捕まった一匹だけであったと思います。
旧年中、最後の収穫になりました。
小平市も、ネコ活動を始めてから3,4年は、ネコ島かと思うほど、ネコの数が多く、寿命が縮むかと思えるほど捕獲をしておりましたが、最近は、ほとんどのネコがさくらネコちゃんで、あり、耳カットをしていないネコちゃんは飼いネコちゃんがほとんどとなっております。
目立たない地道で地味な作業ですが、コツコツとやって来たことが成果を出していると思い感謝感謝です。
すべてのことが、これにつきますね。
目の前にあることを地道にコツコツ行う
そうしていけば必ず、道は開ける・・・
これがすべてにおいてあてはまると思います。