8月になりました!
小中学生であった時は、8月に入ると急に焦りだし、夏休みの宿題どうしよう・・・と思いつつも山積みの漫画本の中に埋もれて床に寝っ転がりだらけた日々を過ごしていたものです。(実は今も怠惰なところはいっさい変わらない・・・)
この7年間、夕方から夜に掛けて餌やりをするようになり、これまでなかった自然界の景色にふれあうことができ、これも感謝だと思えます。
(今日の新聞の記事で「ウォールデン 森の生活」という本の紹介がされていました。H.D.ソローという昔の方の、自然界で過ごした日々と思想をつづった本のようです。できたら原書で読みたくなりました。しかし、また未読の本が増えてしまう・・・)
一昨晩は、以前、竹林の並木道であったところが非情にもすべて伐採され、無残な状態で掘り起こされたむき出しの土壌に、3匹のタヌキさん達家族がひょっこりと現れ、私の目の前を線路方面に向かって脱兎のごとく駆けていきました。この子達は、太古の昔から竹林にすみ着いていたタヌキさん一家の何代目かの末裔でしょう。
冬は暖かく、夏は涼しく水も食料も豊富であった居心地の良かった棲み処を奪われてしまい、一家で新天地を探すために引っ越しをしたのでしょう。その後ろ姿を追い、心が痛み、人間を代表してお詫びを致しました。
今まで、ネコちゃん達の食べ残しフードを集めて、その子達にそっと置いてあげており、これまでは置いた瞬間になくなっていたのものが、置いてもずっと残ったままになっております。人間が、地球の王様であると思い込んで、好き勝手に自然を破壊する人間達。まったく他者の存在を無視し、いないかのように振舞う奴ら。自分達のことだけ、儲けだけを考えている人間至上主義にもほどがあります。そこには、何も知らない移住家族が6千万円以上のローンを抱えて期待と不安の心持ちで越してくるのですね。そして、時々庭に入ってくる外ネコちゃんをも薬を撒いて追い払うのですね・・・
無知とは無恥です・・・
トータル5時間くらい外ネコちゃん達をお世話しながら、怪しく外をうろついているのですが、その時間はあっという間に過ぎ去ります。
脳内はほぼ瞑想状態のような感じです。
その間に、いろいろなことを回想したり、妄想をしたり、しております。
夕方の気温も37度くらいの時もあり、汗だくになっておりますが、いつものように、「自然界と融合する」と心得ると、つまり「あきらめる」と暑さを感じなくなります。
しかし、ハッと我と我が身を振り返ると、客観的な立場で観たら、「毎日決まった時間に外をうろついている引きこもりの、この人かなりやばい人・・・」と思われていると感じて、つい羞恥心が襲ってきて隠れたくなるのですが、目の前に次々にネコちゃん達が現れると、その小心ものの心を振り切り、毎日のルーティーンを乗り切っております。
今の季節は、ちょうど盆踊りの時期であり、あちらこちらの地域で盆踊りの活気ある盛り上がりを見掛けます。
そういえば小学生の時に住んでいた社宅では、毎年社員のための大規模な盆踊り大会が開催されていたな、と懐かしく思い出しております。
社宅の生活は狭くて息苦しかったのですが、父の会社は社員の家族のことまでお世話をしてくれた、福利厚生の手厚い会社であったと思います。おかげさまで夏の思い出の中に「盆踊り」という原風景が刻みこまれました。
時々、お手伝いをしてくださっている男性ボランティアさんの飼い猫君は「バケラッタ」君というお名前だそうです。そこから思い出したのが「オバQ音頭」という盆踊りの歌があったなー最近の子達は知らないに違いない。そのボランティアさんは地方ご出身でいらっしゃるけれども、この盆踊りの歌をご存じでした。昔「オバケのQ太郎」という藤子不二雄さんの大人気漫画がありました。オバケといってもオバケとは似ても似つかないキュートでユニークなキャラクターであったと思います。
ほぼ連日のように、私が出かける時間を知っているかのように、その時間きっかりに目掛けて降り出す夕立の大雨に舌打ちしながら、やけくそに福山雅治さんの「スコール」を雨音に紛れて大声で歌いうっぷん晴らしをしております・・・これは私の魂を浄めるための、白龍からの浄めの滝行の一つだとは自戒をしております。
7月は何かと怒らせられることが多かった気がします。
今思い返すと、別にどうでも良いこと、のように思えて参ります。
しかし、実はどうでもいいことではないかも知れません。
今後のネコ活動が脅かせられ、市全体にご迷惑をお掛けしてしまったことがありました。
すみませ~ん!
でも、もう1,000匹以上もTNRをやったんだからお許しくださ~い!
その原因の人にずっと悩ませられておりましたが、これも私への魂磨きの一つであったと感じます。
自分の額の眉間に皺が寄り、「忍!」という文字が浮き出ているのではと毎日感じておりました。
精神と脳の病気の方の仕業である為に、怒りの矛先を持っていきようがありません。
これまでもずっとこの病気を持つ人々から苦しめられて参りましたが、これも自分の弱点であり、学びの一つだと分かっております。
分かっていても、手を替え、品を替え、ルシファーは、私をつっついて煽り、怒らせてボロを出させようとして参ります。
毎回、まんまとその手に引っかかってしまい、反省し、心を鎮めて、態度をあらため、再びマイナスからやり直すしかございません。
8月は自戒と自制しなくてはならなく、あまりネコ活動もできなくなった為に、有難く、その時間をこれまでやろうとしてできなかったことにあてたいと思います。
これも天界からのご褒美だと思えて参ります。
うちのエンちゃんに出会った4周年記念日を過ぎました。
エンちゃんは奇跡のように私の目の前に落ちてきて、私を救ってくれました。