少し以前、ある方が、私に関して虚偽の報告をいくつかの団体にしてくださったおかげで、私はついに、ネコさんの捕獲活動すべてができなくなりました。
行政からも目をつけられてしまったために、今後、去勢不妊の無料チケットは発行されなくなってしまったのです。
その報告を聞いた時は、その首謀者を知っていたために、憤りがマックスになっておりましたが、今は、気持ちも冷却され、これも天界からの思し召し、お役御免のお許しが出たとほくそえみ、心底喜んでおります。
考えてみたら、他の人達がやっても良かった捕獲現場の捕獲を、なんだか分からない自責の念や焦燥感を持って、いっさい引き受けてしまい、全部自分が受け負わなければならない、という思い癖もあり、全部やらなければならない、全ネコさん達を救わなければならない、と自分を責め立てて、必死でやってきたのです。
その間は何も考えず、ただ追い立てられるような焦りを覚えて、ひたすら目の前にいるネコさん達を捕まえては手術させたり、保護したり、医療をかけたりしていたのでした。
それが、4年間お世話をしていた方に、いとも簡単に、終わらされてしまいました。
それも非常に不名誉な終わり方でした。
私がネコを利用し不正をして、お金を儲けているようなニュアンスで虚偽の報告をされていたと思われます。
それをやった張本人が、実は大きな不正をしていたと思われます。
こちらにネコの捕獲作業をすべて押し付けて、その活動の内容と活動写真を盗用して、クラウドファンディングでお金を集めていたということです。
それをいろんな方々から連絡があって、後からようやく知り、そして私自身がその人の代わりにつるし上げに遭い、私の方が墜落させられたのでした。
うーん。。。
と深く考え込んでおりました。
ちょうどその間に、聖人達のことをお話する講座をしており、その中で、とくに大きな裏切りをされた「イエス・キリスト」と「ジャンヌ・ダルク」のお話をしながら、またもや、この学びをさせられているな、と感じておりました。
偉大過ぎるお二方とは比べ物にならないほど、極小な人間ですが、少しは、この方々の思いを知りなさい、とまたまた大きな裏切りを経験させていただいたと思います。
イエス・キリストは、救った人々全員から、そしてお弟子さん達さえからもこっぴどい裏切りをされて、十字架に磔に処されました。
最期まで寄り添ってくれたのは、生みの母と育ての母、両聖母マリアだけでした。
そしてジャンヌ・ダルクも命をかけて救った母国で、王様にまでしてあげた、その王様張本人から、魔女であるという疑いを掛けられ、敵国に売られ、魔女裁判を受けさせられ、やはり十字架に磔にされて火あぶりの刑に処せられたということでした。ジャンヌ・ダルクもやはり実の母によって名誉回復の裁判を起こしてもらい、後にフランスのヒロインに復活したようです。(ジャンヌ・ダルクのヴィジョンを見ていたところ、ちょっと妄想が強い、素朴な田舎の手に届くアイドル的な立場であったのかな、と思えております。10代のアイドルがたった一人で可愛く振舞い、無機質な戦場にいた戦闘好きなオタクおじさん達を奮起させて勝利を勝ち取ったのだな、と勝手な想像をしておりました)
そんな偉い方々とは比べものになりませんが、私も身近でお世話をさせていただいていた方に、こっぴどい裏切りをされ、ついにネコ活動のすべてをはく奪されてしまいました。
これまでやってきた実績も何もかも(といっても大したことはしておりませんが・・・)無となり、というより、マイナスとなって、過去を汚されてしまいました。
イエス・キリストもジャンヌ・ダルクも死後、しばらくは不名誉のまま、時が過ぎ、そして時が来た時に、過去の実績が掘り起こされ、名誉を回復したようですね。
私は名誉などまったく要らないし、すべてを忘れ去ってなかったことにしようと思います。
ただ、ネコさん達のためにやったことは何ひとつとして後悔をしておりません。
むしろ、その裏切った方に対しても、私にそのひどい現場のことを依頼してくれたおかげで、私や、Cat At The Doorさんや、その現場のお近くのEさんを動員して、春から今現在まで、100匹近くのネコさん達を捕獲したり、保護できたことは、本当に良かった、喜ばしいこと、と思えて、感謝の気持ちが沸いてまいります。
SNS上で皆さんは、私にも、書き込みをしなさい、とか名誉回復のためのリベンジをしなさい、とか、いろいろとアドバイスをくださるのですが、私は、それをするつもりはまったくありません。
その裏切った方が、今後、私の代わりに活動をすれば良いだけのことです。
もしできないのであれば、相当な不徳を積むことになり、想像しただけでも恐ろしくなります。
その方からは、この4年間の間に朝から晩まで一日、10回近くも電話があったりしましたが、現在はブロックさせていただいておりますので、今後、煩わされる懸念もなく、ほっとしております。
終わったことは終わったこと、として前に進むしかありません。
過去は学びとして有難く頂き、再び、過ちを繰り返さないように努めようと思います。
これからは、本当に頼まれた時だけ、捕獲作業のお手伝いをするのみに留めようと思っております。
今までたまりにたまった仕事を処理する時間が持てると思い、わくわくしております。
9月3日は新月でした。
新月の誓いとしても、
「朝から深夜までに及ぶ捕獲作業から解放されました!!
有難うございます、皆様!!」
と歓喜にひたっております。
ネコさん達のおかげさまで、以前はひどかった腰痛も消えてしまったし、貧血もよくなった気がします。
感謝感謝
すべてに感謝しかありません。