昨日は再びのしっとりとした雨でした。
若葉の緑の薫香が心地良い季節です。
しかし、ネコ活動にはあきらめのため息が・・・
昨夜の出来事。
現在、80代のご婦人のお宅で、前足を虐待によるものなのか、謎ですが、ぽっきりと2つに折れ曲がってしまった雌ネコさんを保護していただいております。
そのご婦人が以前から庭で餌付けをして可愛がっていたシロキジネコさんが、
「玄関前で、前足を折り曲げて、座り込み、ぐったりとしている、なんとか助けて欲しい」
とそのご婦人と、その隣人の方からのご依頼があり、何度も捕獲器で捕獲保護を試み、ようやく、一か月ほど前に捕まえられ、そのご婦人のお部屋で保護していただいているのでした。
そのメスネコちゃんが、荷物のぎっしりと詰まって動かせないタンスの引き出し裏に隠れてしまい、そこでトイレまでしてしまっている、なんとかもう一度捕獲器で捕まえて欲しい、と頼まれ、設置するとすぐに捕獲に成功致しました。
そのお部屋は、同居の娘様一家から、一室だけ与えて頂いているそうで、肩身の狭い思いをしている様子がひしひしと伝わってくるほどの状態です。
冷蔵庫をはじめ、すべての生活用品が、大きいベッドと共に、そこに積み上げられていました。
そこに今回のネコさんのケージも置き、何もかもいっしょくたといった感じで、助言をしたくても、どうすることもできないようなご様子でした。
しかし、その前足が折れてしまっているメスネコちゃんを保護してくださっていることは、本当に有難いことです。
お隣の方もたくさんのチャトラネコちゃんや、皮膚病を抱えているメスネコちゃんに餌付けだけしていますが、あとは知らん顔で、私に全部お世話を丸投げして任せて参ります。
何年も洗っていないようなプラスチック容器に安い餌を投げ入れており、近所の通りすがりの人が投げ入れていく、ゴミだらけの庭に汚れきってカビだらけの段ボールが転がっており、その中にネコさん達が棲み、ボウフラが浮いている雨水を飲み水にさせていました。ネコは、どうせすぐに死ぬから、と言ってその餌やり一家はそれを見て見ぬ振りをしており、私は、いたたまれず、庭を掃除し、ネコハウスを設置し、そして投薬をしてあげると皆、元気を取り戻し、毎年見つかっていたネコさんの死骸は見なくなったそうです。
そのお宅の中に一匹だけいた飼い猫ちゃんが急死したと、おうかがいしたので、
「皮膚病を抱えているメスネコちゃんをお家に入れて飼ってくださるのはいかがでしょうか?」
と聞くと、奥様は暗い顔で、
「今は亡くなった子のペットロス中でそんな気になれません」
とおっしゃいました。
皮膚病のメスネコちゃんは、蚊によるアレルギーと見え、蚊からの隔離と投薬が必要です。子ネコからずっと可愛がっているとおっしゃっているにもかかわらず、玄関先のネコハウスの中で、全身をかきむしって血がにじんでいるネコちゃんを毎日見ていて、なにも感じないのか、本当に信じられません。その子には、こちらが毎日、ステロイド剤をちゅーるに混ぜて与え、様子を見守っています。同じお隣同士でも、これほどまでに意識が違うのか、とため息がでます。
その80代のご婦人から、「これ食べて」とたばこの臭いの染みついた小さい紙袋を渡されました。
万年食糧難の私には有難いことと頂き、後に中身を見ると、化石のように固いプロセスチーズと野菜ジュースが2つ入っていました。
なぜにこんなに固い?と思い、賞味期限を見ると、2023年4月とありました。
うーん・・・冷蔵庫の中にあったものを適当に取り出してくださったのだな、とは思い、カラスのご飯にしようかな、とも思いましたが、いや、もったいない、と水に戻し、有難く頂きました。
チーズは何年も熟成させているのもありますから、このくらいでは大丈夫でしょう。
ネコ活動をしていると、すべてネコ様ファーストで、自分の食生活はおろそかになり、どうでも良くなって参ります。
昨日も、大雨の中、ネコちゃんフードを買い漁っていたら、あっという間に一万円を超えておりました・・・
これもネコ神様へのお供えのため、有難いことです。
しかし、本当に、他人にはお見せできないほどの粗食にもかかわらず、やたらと筋肉隆々で自慢したいほどになっております。
ネコちゃんファーストにしていると、不思議と体が楽になり、いろんな物事が知らない間に解決していたりします。
それは後から分かったことばかりで、問題の渦中にいる時は、なぜに自分ばかりがこんなに苦労させられるのか、と恨みつらみのぼやきが出てしまいますが、振り返ってみるとすべて必要なことであったと分かります。
情けはネコの為ならず
(ネコさまへの情けだと思ってやっている餌やりや捕獲保護活動は、実はネコさまのためにやっているのではなく、結局はまわりまわって、おのれのためにやっているのだ!という意味)
