そして、最近、魂というものは、亡くなってからも、その念というものが、地上の人々に大いに影響する、ということを、再度、強く思わせる出来事が続いております。
昨年の5月20日に、事故によりマンションの4階の外階段から転落して亡くなってしまわれたRさんの、いろんな影響がここでも、また全国の、私の生徒様のところに現れ、残念ながら、ものすごく迷惑な作用をしてしまっております。
Rさんは、無念の死を遂げてしまった方でした。
まったくご自身では死ぬ気などなく、ただ、月の帝王である、「キング・ギャラクシー」からの招待状を頂いたため、宇宙船から垂らされていた吊り梯子を捕まえようと、階段の踊り場に丸椅子を置き、それに上り、身を乗り出してしまったところ、それが、見えない梯子であったため、空をつかんで、バランスを崩し、そのまま下まで落下し、全身の骨が折れて亡くなってしまったそうなのでした。
検死の結果、自死とされてしまっておりましたが、それはご本人の意図とはまったく異なり、分かってもらえない歯がゆさで、死してなお、分かってもらえそうな人達にいろいろなサインを送ってきています。
それはただただ、自分を構って欲しい、分かって欲しい、というメッセージのサインのようです。
Rさんは生前、物忘れがひどく、しょっちゅう、物をなくしたり、鍵を落としてしまったりしていました。
その癖の影響で、私も、Rさんの死後、やたらと物が消えてしまい、一日の計画が遅れてしまったり、ずれたり、またできなくなってしまったり、とさんざんな目に遭っております。
周囲の方々も、ひんぱんに
「鍵が見つからない」「お財布が見つからない」「携帯電話が見つからない」「ジェムストーン(天界の宝石、Rさんがとっても欲しがっていたものです)が見つからない」・・・
というためいきまじり、焦りと嘆きのお言葉が飛んで参ります。
何かなくなった後に、必ずといっていいほど、車のナンバーで「2525」というものが視界に入ってまいります。
「2525」という数字は、生前のRさんが配信していたSNSのアカウント名の響きとよく似た数字でした。
Rさんは、自己顕示欲、承認欲求のかたまりのようなお方で、いつも
「私は生まれも良い、能力が高い、優秀、きれい、人気者で異性からも同性からも、もてる・・・」
と、弾丸トークで連発するような、自己評価がとても高いお方で、どれだけ褒めてあげても、もっともっと褒めて欲しい、認めて欲しい、分かって欲しい、と他人からの評価を強く求めていた方でした。
しかし、その高い自己評価とは裏腹に、自己管理能力がないようで、特にお金を無計画に湯水のごとく使ってしまい借金地獄に陥ってしまっていたようです。
悲しいかな、Rさんの死後、アパートの郵便受けにあふれ出ていたのは、複数のローン会社からの督促状、請求書ばかりでした。
そして、死を悼む声もあまり聞かれず、
「あの人は精神異常者だった、妄想の塊だった、クレーマーだった、おかしな人だった、迷惑だった・・・」
のようなネガティブな評価ばかりを耳にしてしまい、聞いているこちらの方が傷ましい、気の毒な気持ちに陥ってしまうのでした。
Rさんは世界で唯一、たぶん、私だけが、結構長く話を聞いてあげていたため、私にだけは理解して欲しい、認めて欲しい、分かって欲しい、と求めてきている気がします。
私は、Rさんに天界の光を注ぐワークを繰り返し行い、昇天を助ける作業も繰り返ししているはずなのですが、まだまだ地上に未練がありすぎ、そして、生きて動ける人達が羨まし過ぎて、何度、上に帰っても、また下に戻ってきてしまうのでした。
どうしてもまだまだやり残したことが、消化し切れていなく、受け入れてくれそうな、優しい人達に憑依して、変なことになってしまっているようです。
それはまったく悪意があってのことではなく、ただ、受け止めて欲しいというだけの思いのようです。
もう一年以上、受け入れてくださりそうな、私の周囲にいる人達に入り込んで、サインを送ってきております。
しかし、死後の魂の残されている、地上で作用できる、許されているエネルギーもそう長くは持たないはずで、あともう少しで、エネルギー切れになるはずです。
本当に生きている間に、人生の目的を果たせるように、地上で心身の限界まで、精一杯やり切り、魂のレベルをあげておかなければならない、この人生は、頂いている人間の身体を頂けるラストチャンスである、死んでしまった後は、魂のレベルを上げることはできない、と再度、分からせられている気が致しました。
Rさま、お気持ちはよーく分かります。
地上でのお働きお疲れ様でした。
あとは光の源でゆっくりとお休みください。
あとは生きている後輩たちにお任せください。
上に帰ったら、下の者達を静かに見守ってあげてください。