jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

アース・スター、アース・エンジェルの子



今年も昔教員だった時の教え子の数人から年賀状や新年のあいさつメールが来ておりました。

はるか以前の教え子達なのにいまだに新年のあいさつがあることは教師冥利につきます。

その一人の方から、私の住所が分からないので教えて欲しいというメールがあり、やり取りをしているうちに、その方が少し前に2番目の子を産んだということが分かりました。

でもどうも様子がおかしいと思ってやり取りをしていると、実はその子は染色体に異常があり、いまだに病院から出られず、産んだ母親の方が先に退院して、落胆の日々を過ごしている、というようなことが分かりました。その方も「なぜうちの子が選ばれたのだろう?」という疑問と自責の念で打ちひしがれているようだったので、

「あなたのお子さんは、天使の生まれ変わりのアース・エンジェルなんですよ、あなたにある学びを伝える為にちょっとだけ天使の王国から降りてきてくれたんです。最初のお子さんは宇宙からきたアース・スターで、星の子でとても甘えん坊でしょうね、その子もあなたに愛される為に星から降りてきてくれたはずです」

という内容のメールをしたところ、その方はものすごく納得してくれて「本当にそう思える。楽になった」と返事をくれました。

その方には私の仕事のことはまったく教えていなかったのですが、意外なほどすんなりとその内容は府に落ちたようでした。

ごく普通の常識的な方でも、このようなお話は分かってくれるのだと思えてよかったと思うと同時に、世の中で多くの方々が自分のお子さんのことで悩みながらも、一般的な子育て論に翻弄されて、自分の子が一般的で標準的な育ち方をしていないことで苦しんでいても、それを誰にも相談できずに悶々としているのではないか、とも思えて残念な気がいたしました。

その教え子の子は、私が最初に受け持った英語クラブの一期生の生徒でした。

ちょっとぽっちゃり体形で歯の矯正をしているためか、いつも自信がなさげで控えめで大人しく、笑う時は口を押えてフフフ…と笑うところが、まだ若く忍耐強くなかった私はその子がいったい何を考えているのか解せずに、その子が笑っているといつもイライラしていたのでした。

私は少々その生徒には冷たく厳しい態度を取っていたと思うのですが、それにもかかわらず、その生徒はいつも私にそっと付きまとい、卒業してからもずっと手紙を送り続けてくれて、学生生活のすべてを几帳面に日記帳にしたものに写真をたくさん貼り付けて送ってくれたりし、卒業以降のすべてを報告してくれていたのでした。

その子は卒業してから華麗な変身を遂げてとってもスリムに美しく成長し、更にあの大人しかった子がエアロビクスのインストラクターになるという驚くべき変化を見せてくれたのです。まさに芋虫が(失礼)アゲハチョウに変身したごとく大きな成長を見せてくれて私を驚かしてくれた方でした。

その生徒から手紙が来る度に人間の成長は素晴らしいと感動を覚えていたのですが、結婚式の写真を見たとたん、相手の方は宇宙系の方だ、と直感していたのでした。

そして最初に生まれたお子さんの写真を見た時も、やはり宇宙から降りてきた子だな、と思っていたのですが、今回の子は、優しい天使系の母親のもとに、更なる大きな学びを運んできたアース・エンジェルだと感じました。

本当に世の中の優しい良い人は皆、天使の生まれ変わりのアース・エンジェルで、今回の人間界で人間を卒業するべく、いろんな試練を乗り越える為に、自分で生まれる前に計画したハードルを家族に託して自分を課しているのですよね。
知らない方にでも、アース・エンジェルのことをほんの少しだけ理解してもらい、肩の力を抜いてそのアース・エンジェルの子が地球にいる間は、母と子としてお互いのミッションを遂行すべく頑張ってもらいたいものだな、と陰ながら応援していくことに致しました。

私もきっとその生徒と子供達とも同じ星にいたことがあるに違いありません。

皆が楽に穏やかな気持ちで地球をまっとうしてもらいたいものです。


(お正月のある夜の我が宇宙人の弟との会話)

私は弟の何かにイラッとして弟に訊いてみました。

私:「あなたは地球に来る前どこにいたんですか?」

弟:「宇宙・・・」

私:「宇宙のどこ?」

弟:「ウルトラの星」

私:「こら!うそをつくんじゃない!お前は怪獣の星だろうが!」

弟:「へへへ・・・実はそう・・・」

私:「やっぱり!ウルトラの星にあこがれていた怪獣の星の怪獣だったんでしょう!ではなぜ今回地球に来たんですか!」

弟:「遊びに来た」

私:「やっぱり!でももう期限が来たから怪獣の星に帰りなさい!ウルトラマンの番組では3分で怪獣はウルトラマンにやられて星に強制退去させられるんだよ!お前は地球に居過ぎ!視聴者はもう飽き飽きしているよ!ウルトラマンもうんざりしてどこかにいっちゃったよ!」

弟:「・・・(無言退去)」

そんな会話がしょっちゅう繰り返されております・・・