先日、久し振りにうさぎ先生に会って参りました。
大掃除の後で疲れて寝ていると、真夜中にうさぎ先生がやってきて私のささくれだった手をいかにも愛おしそうになめてくれねぎらってくれました。
そして指のささくれを必死に噛み切って食べてくれるのです。
朝までずっと私の手をなめ続け、その後はじっと私が起きるまで上から覗き込んで見守ってくれておりました。
そんなうさぎ先生の姿を見ると母はいつも「守り神」だと言って感動しております。
なんと気遣いのある優しい良い子になったと思います。
以前は、私の寝床に入り込んできて、私の手の平の中に頭を突っ込んできて「なでろ！」と命令をして私の睡眠を邪魔をしていたのですが、最近はとても聞き分けの良い良い子になっております。
そんなうさぎ先生も天敵、虎猫様には叶わなく、昼間、窓の近くで日向ぼっこをしている時に、虎猫様が縁側にのぼりうさぎ先生を睨んだらしく、その後、うさぎ先生は後ろ脚を床にどんどんと叩き付けて威嚇するも、家じゅうを走り回りパニックに陥っておりました。
そして夜まで植木の下にもぐりこんで震えておりました。誰が慰めても効き目がなく、ようやく夜になって落ち着いてきましたが、音にびくびくしておりました。
しかし翌日になるとケロッと忘れてまた庭ではしゃぎまわっていたようです。
畳はうさぎ先生によってボロボロにされてしまいました。こうなるともう諦めの心境です。
まだまだうさぎ先生には元気でいて頂きたいものです。
