先程、関東に待望の雨が降りました。
真夏のような稲妻が走り大轟音と共に雷も落ちました。
私は雷がとても好きなのですが、すかさず、パソコンのプラグは抜いておきました。ずっと大昔、ワープロであった時に、近くで雷が落ち、瞬間に打っていたデータがすべて消えたという痛い経験があった為に、雷が鳴り始めるとすぐに電器関係を気にします。
我が宇宙人の弟は、容貌が漫画に出てくるような雷様そっくりの癖に雷がとどろき始めると真っ青になって、家じゅうの電気を消し震えております。きっと前世で雷の王様から何かで叱られて地球に落とされたに違いありません。
大雨は一瞬の間でしたが、おかげさまで夜空が美しく清められて、半分になったお月様がゴールドに輝いております。
この季節は暖かくて有難いのですが、どうも年々、この季節になると空気中に以前にはなかった化学的な微粒子が混じって飛んでいることが多くなった気が致します。
先日、都心に出てみると、目が開けられないくらいチクチクと痛みだし、その痛みが3日間くらい取れませんでした。
私は田舎に育ったおかげで、花粉症にならずに済んでいるのですが、この得体の知れない、化学的な微粒子にはまだ免疫が出来ていないようです。
これは中国から飛んできているPM2.5だけではなく、黄砂や、また東京のいろんな空気中に排出されているものと混じり合い危険毒物になって人を攻撃しているに違いない、と勘繰っております。
私は予定がない時はほとんど部屋からでなくなってしまった為に、部屋の外のものにデリケートになってしまいました。
ずっと以前は、予定がなくてもふらふらと出てばかりいたのに、今では、暗い場所で菌のように根を張ってひっそりと生きております。
そして誰とも話しをしません。しゃべらなくて良いのなら、このままずっとしゃべらなくても良い気がします。
天界のマスター達によると「人は生まれる前に、今回の人生でのあらゆることに対して、おおよその量」のことを計画してきているとのことです。
例えば、分かり易いところでは、「使うお金の額から、病気になる頻度、そして寿命」 ・・・など
細かいところでは、「食べるものの量、出掛ける回数、人としゃべる回数」・・・などなど、
そのことをマスター達からうかがった時に、私はとても納得したのです。
以前、私は出掛け過ぎたし、人としゃべり過ぎておりました。カウンセラーであった時は、365日で出ずっぱりで、一日20人のカウンセリングをしたこともあります。
なので、それらのあとの残りがきっと少ないと、どこかで感じているのだと思います。
それで、今の仕事をするようになってからは、仕事の時だけにエネルギーを使う為に、なるべく無駄なエネルギーも使わず、無駄なおしゃべりもせず、いざという時にとっておこう、としている気がします。
母から見たら「なんとみじめな人生」と言われておりますが、自分ではなにも気にならなく、何も感じなくなってしまいました。
ただ地上の菌のようにニュートラルに生きていきたいものです。
菌は、ファンガス Fungusと英語で呼びます。以前、ある講座に出た時、生徒の間でお互いに「ファンガス」と呼び合うことが流行ったことがありました。
今夜は、湿度が増して嬉しいファンガスです。