毎日、猛暑が続いておりますね。世間ではオリンピックも盛り上がっているようで素晴らしいです。
そんな世情をよそにし、ここ最近、気温の暑さに比例して、周囲の方々の怒りの炎の暑さも激しさを増しているようです。
私にも、皆様の行き場のない怒りと悲しみとやるせなさが伝わってきて、私自身も昨日今日と母と弟に八つ当たりをしており、母と弟はとばっちりを受けながらもあきれておりました。
テレビでちょうど「男性中高年の更年期障害からくる怒り」のことを特集しており、それを観ていた母は私に「あんたはまさに、これこれ!」と言って喜んでおりました。
私はテレビを観ていて、なるほど、と納得するところはありましたが、「突然怒りを爆発させる中高年の方々」とは、過去世で天使であった記憶の強い「アース・エンジェルズ」の方々ではないかと思っておりました。
「アース・エンジェルズ」とは、天使であった時の天使の性格と要素を持ち、この地上に人間として生まれ変わっている方々です。そんな天使の性格と要素を持つ方々は、生まれつき周囲に気を使い、自分の我欲や気持ちを押し殺し、人を優先し、優しく良い子を装い、耐えに耐えています。
そのアース・エンジェルズの周囲には必ず、我がままで勝手で我の強い方々(アース・ルシファーズかも知れません…)がおり、そのアース・エンジェルズを振り回し、良いように利用しようとします。
そのアース・エンジェルズが、生まれてからこれまで、自分の中に、周囲に対しての「負の感情」をすべて詰め込んで、自分でも気付かぬ振りをして努めていたものが、若い時代には、なんとか隠しおおせていたものが、人生の分岐点を過ぎるあたりから、容量がいっぱいになってしまい、まるで風船がめいっぱい膨らんでからだからもはみ出そうになってくるはずです。
そんな膨張しまくって表皮が薄くなり、口からも飛び出しそうになっていた風船が、とある事柄が鋭い針となり、大爆発をしてしまいます。
いったん爆発をした風船は、針の穴で開いてしまうと、もう修復できない状態になります。
すべての「負の感情」が、ちょっとした事柄ですぐに反応し漏れる状態になり、内側にとどめておくことができなくなります。
怒りも憎しみも悲しみも、もう抑えることができなく常に漏れる状態になります。
周囲にいる人々は、そのアース・エンジェルズの豹変ぶりにうろたえ「あんなに良いとだったのに突然変わってしまった、更年期障害に違いない」と判断するかも知れません。
そしてテレビでアドバイスがあったように男性であったら「ビーフジャーキーでも食べたら?牡蠣も良いはず」または女性であったら「イソフラボンの入った大豆でもいかが?」または病院に行ってホルモン療法を、と勧めてくるかも知れません。
しかし、根本的な解決にはならない気が致します。
身体の中のホルモンバランスが崩れただけではなく、魂の中の「アース・エンジェルズの負の感情を入れておいた袋が破れてしまった為に、もう不自然に装うことができなくなり、人間的になってやり直し、人間界をまっとうする」ということが原因のようなのです。
その怒りの感情は、我慢をしてためておくのが一番良くないようです。
今までもずっと無理をして優等生を装ってきた自分は、人間的には偽の自分であるはずです。
しかし、それだからと言ってむやみやたらと周囲に理不尽に暴言を吐くのはもっての他です。
それは世間でよくある「弱いものいじめの連鎖反応」を引き起こしてしまう可能性があります。
四六時中会社の中間管理職は部下を叱る、その部下は更に下の社員を叱る、その社員は帰りに駅員さんに暴力を振るう、駅員さんは家に帰って家族にあたる、その子供は学校で弱い子をいじめる、そのいじめられた子は弱い動物を虐待する・・・なんていうことがあるかも知れません。
破れた風船は修復が不可能でしょうけれども、魂の中の袋は修復が可能です。
その聞く耳を持つ魂のレベルの高い人物を探し、その人に伝える時は、感情的にではなく深呼吸をして、真実だけを伝えると良いようです。
家族がいる方々は、家族には真実を飾ることなく吐き出して聞いてもらっても良いようです。
私自身は、仕事として「天界のごみ箱」に徹しております。皆さんが毎日、吐き出してくださる毒素をブラック・ホールのように吸い込み、全部天界の無限の処理場で処理させて頂いております。