jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

おしんと雪と虹・・・


昨日は、11月だというのに関東は大雪でありました。

ヤフーの天気予報はとても確実で数時間おきの天気予報を出してくれて、いつも感心するくらいぴったりと当たっております。

しかし、この日は午前中に関西に行かねばならず、ヤフー天気予報が外れることを願いながら、そして大天使ミカエルに少し遠慮がちに願いながらも、しかし、きっとこれは雪まみれにならねばならないのだな、と思い諦めの中、駅までの10分足らずの道のりを出発致しました。

両手がふさがるので、大きいかばんに現代の叡智!ビニール袋を何重にも巻き付け、使い捨てのレインコートを身に着け、ひたすらボタン雪の降る中、すべてを真っ白く覆い隠している道のりを滑らないように着実に前を向きながら一歩一歩進んで行きました。

ふと、この情景は懐かしいような...そう、あのドラマ「おしん」の中で山形の冬山の雪降る山道を子供のおしんさんが藁を編んで作られた長靴を履いて下を向きながら、滑らないように一歩一歩進んでいる健気な姿をふと思い出しました。

以前、ドラマを見ていた時に、そのような光景がなんとも懐かしいような気分になっておりましたので、自分も前世であのような山道を歩いていたのかも知れない、と思います。

ゆっくりと歩いたのでいつもなら10分も掛からない道のりを20分も掛けてしまいました。しかし、大雪が降ったにも関わらず、電車はほとんど遅れず、飛行機もまったく遅れはありませんでした。大天使ミカエル有難う!

飛行機の上空で雲の上に出ると、関東のどんよりとしたグレーの空がまるで嘘だったように真っ青な青空が広がっておりました。そして関西の電車の中から外を眺めていると、なんと、海の中から太くまばゆいばかりの2本の虹がまっすぐに立っている光景を見ることができました。

半円状の虹の姿ではなく、海の中から生まれたようにまっすぐ空に向かって立っている奇跡のような虹の姿です。

このような2本のまっすぐに立っている虹を、私は10数年前に山手線の電車の中からお台場の方面に見たことがあります。その前後も奇跡のようなことが連続して起きたことを覚えております。

きっとどなたかに喜ばしい奇跡的なことが起きるに違いありません。ワクワクするような予感があります。