jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

セカンドハンド・エンジェル


年末の慌ただしい時です。

また最後のあがきの浄化が激しいためか、PC器機の不具合が度々生じております。

昨日は実家のPCのアダプターが機能しなくなり、パソコンが起動せずどうしようかと案じておりました。

メーカーに取り寄せを依頼すると正月休みを経て2週間くらいは、掛かってしまうだろうし、新しいものを思い切って買い換えようか、と考えていて、ふとセカンドハンドのPC器機のお店に行ってみようか、と思いつきました。

母と弟と一緒に大きな店内に行き、数千以上種類があるようなアダプターを前にし、もう探すのを諦めて、新しいPCを買いに行こうかと思っている時、突然、横から手がすっと伸びてきて、私の持っていた壊れたアダプターを取り上げ、拡大レンズで点のような字を読みボルトを調べ「あー、なるほどこれは、~~のものだったら代用できる」と声をあげた方がいらっしゃいました。

その方は背丈の小さな年齢不詳の男性で、手のすべての指の爪がすべてとても長く伸びており、まさに森のこびと妖精を思わせるような方でした。

その方は、アダプターの森に入っていくと、まるでキノコをつむように、私のPCとまったく同じぴったりのアダプターを一瞬のうちにつまみあげてくれて、更にそれが機能するかどうかを、いろいろなPCにつけて共にテストを何度もしてくださり、ふと消えたり現れたりして、たくさんの講釈と指導してくれると再びさっとどこかに行ってしまい、そのまま、森の中のまぼろしのように搔き消えてしまいました。

そのあまりの親切さとスマートさに母も弟も感心してしまい「天使が現れた…」と思わず母や弟には似つかわしくない言葉をもらしておりました。

家に帰っても、その話もちきりで「あんなに親切な人がこの世にいるとは…やはり天使に違いない」と二人とも興奮気味でおりました。

本当にあの方が現れなければ、お正月中はずっとインターネットもできずどなたとも交信できず、このブログも更新することさえできなかったかも知れません。

また天使など信じない母まで「天使」という言葉を発したことも奇跡のような出来事でした。

まさに一年の最後に出会えた天使?または精霊?だったと思います。

ありがたや、ありがたや…