冬は部屋の中にいちばんホコリが発生し、たまりやすい季節です。
なぜなら、冬は着用する服の量が多く、脱いだり着たりする時に、衣類から出るわたぼこりが一年で一番多いからです。
以前、セラピールームの掃除をしている時、夏と冬のホコリの量は歴然と差があると思ったものです。
江戸時代から、冬は着物の上に木綿の綿入れを着るようになったそうで、当時の長屋では住人の方々が冬になるとほうきで掃いても掃いても湧いてくるわたぼこりが大変だ、とぼやく川柳を見たことがあります。
しかし、掃除は冬が一番、体力的には楽です。夏の掃除は暑さの為に、息切れとエネルギーダウンが起こり、とても今の季節のようには動けません。やはり大みそかの大掃除というのは昔からの知恵ですね。
ホコリの大元である衣類に関して、洗濯ものを畳む場所も結構ポイントです。
もしベランダで干している方は、ベランダで洗濯物をとり入れながら畳んでいくことをお勧めします。
ベランダがないかたは、バスルームの中で、畳むと良いですよ。
私は、洗濯物を畳みながら、粘着ローラーでわたぼこりを取りながら畳んでおります。
そうすると部屋のわたぼこりはかなり減っていきますよ!