jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

弟の分析…



昨年末は私自身も、生徒様の皆様と共に自分自身の内面をずっと掘り進めていく天界のセラピーをしておりました。

それは「怒り」の感情を解き放つというワークです。

人間が最初に持った感情は「怒り」であり、それは生きる情熱にもなるエネルギー源でもありますが、多すぎると人間を腐食させる毒にもなります。

私自身に関しましては、その怒りの頂点の矛先に出てきた対象物は「弟」でした。

私の一生涯を通しての学びはこの「弟」にあると改めてつくづく思い知らされました。

弟がこの地球に誕生して以来、苦しみと共にあらゆる学びを与えてくれて感情を呼び起こしてくれるのはいつもこの弟です。

私は公の場所では以前からあまり感情の起伏がなく周囲からいつも人形のような無表情な顔であるとか、クールすぎるとか非情、と言われ続けておりました。しかし、弟が目の前にいるだけで、ものすごい程に感情がかき乱され、まるで活火山の溶岩が噴き出すかのごとく、様々な感情が噴き出して参ります。

なぜこれほどに弟は私の人生に多大過ぎる影響を及ぼすのか、弟を分析してみることに致しました。

そこで弟をいろいろなものに置き換えてみました。

「火星人」気が荒くて乱暴。そして火を怖がる割に、たばこを異常に吸う。きっと燃えるものが好きに違いない。また水道水を異常なくらいに使い、そこら中にまき散らす。入浴中は風呂桶の水をすべて使い切ってしまうほど水を放出する。きっと自分の火を消そうとしているに違いない。また電気もガスも紙類も全部無駄に使う。きっと地球の資源をどんどん無駄に使用して、地球の精霊達を困らせ、地球を火星化しようとしている火星の陰謀の為に送り込まれた流浪者に違いない。私は火星人に対して怒りを爆発させる水の精霊の立場。

「赤鬼」まさに乱暴者の鬼。でも姑息で気が小さくて泣き虫である。可愛い小さくふわふわとしたものが好きであり、うさぎ先生を異常に愛する。また乙女ちっくな鬼でもある。私は大好きなワンちゃん達を従えて鬼退治をした桃太郎の立場に違いない。

エデンの東」の双子のカレブ。兄を嫉妬し、親の愛を異常に求める。ものすごく愛情に飢えている。またものすごい被害妄想の持ち主。私はこの物語の中ではカレブをさとすリーの立場かも知れない。

年末に、リアル「エデンの東」のような出来事がありました。兄が腎臓がんである疑いを掛けられて入院をしてしまったのです。その時は、弟はうろたえて今まで兄を嫌って嫉妬していた自分を責めて「兄が死んでしまう!どうしよう!」とパニックになっておりました。そこにさらい追い打ちをかけるように母は「そんなに心配であったらあんたの腎臓をひとつあげなさい」と本音をつい口に出してしまった為に、更に大パニックを起こし、兄のことは救いたいが自分の腎臓はあげたくない。そして母が自分よりもやはり兄のことを思っていたということを知り、大嫉妬の炎を燃やし大暴れをしたのです。しかし、兄のことはやはり心配であったようで、ドナー探しをし出したり、またすべてのアルバムの中から兄の思い出の写真を集めて一冊の思い出のアルバムを作り、また自分の給料から出せる最大限のお金を集めて、私のお金ももぎ取り、新しい財布にお金を入れて見舞金をつくり、更に買えるだけのお菓子を買い集めてお見舞いに行ったのでした。しかし、兄から冷たく一瞥を与えられて拒否をされ、更に怒りの頂点に達してまた大暴れをしておりました。私は弟が怒ったり心配したり、暴れたりするその様子がまるで芝居を観ているようで、おかしくてならず、ひとりでほくそ笑んでおりました。

「スサノウノミコト」大暴れをする神様にそっくり。でもまあ実は気が小さく、家族思いでもあり、馬鹿力がある。大蛇に苦しめられていた民や姫を救う正義の味方である部分もあり。大蛇よりはましか。姉の天照大神は弟の大暴れぶりに苦しめられて岩穴にこもってしまうが、私はこの天照大神の気持ちがものすごく分かります。自分そのものかと思ってしまう。

「井伊の赤鬼の名を取った、井伊直政」弟は昔、彦根城井伊直政像を一目見て『これは俺だ!なんでここにいるんだ!』と真っ青になって叫んでいた。私達は『お前のようなあほがこの偉人の生まれ変わりなどであるものか!』とたしなめておりました。しかし、伝説では井伊直政はものすごく荒っぽく命知らずで乱暴なところもあった為に、赤鬼と呼ばれていたらしい。そうなると、私は直政を幼少のころ引き取って面倒をみていた井伊直虎の立場だろうか。

こういろいろ分析してみると、やはり家族の中にすべての要素が詰まっていると感じざるを得ません。

家族はソウル・ファミリーであり、天界というゴールを目指すチームであります。
皆一人一人が様々なお役目を演じているのですね。

我が弟にも感謝です・・・どうかな・・・