jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

猛禽類・・・



小平のご近所でとても気になっているペットのお店がいくつかあります。

アカシア通りという通りには、うさぎさんの専門店と猛禽類の専門店があります。

うさぎさんの専門店ではいつもうさぎ先生のご飯を購入しているのですが、その斜め前にある、猛禽類のお店も非常に気になっておりました。

うさぎさんのお店の方に以前、禁断の質問をしてしまったことがあります。

「この間までいた大人のうさぎさんは売れたのですか?」すると店主さんは目が空中を泳ぎ「ええ、売れましたよ。大人のうさぎさんが好きなお客さんも多いですからね~」と。

私はやはり怪しい、売れ残ったうさぎさんや、ハムスターさん達はもしや斜め前のお店の鳥さん達のご飯になっているのでは・・・と勘繰ってしまいました。

しかし、それであったらそれで、命を大事にするということで良いと思います。

地上で生きるにはやはり共存共栄が必需ですからね。

先日、長年気になっていた猛禽類のお店のアーケードの中の暗い通路にいくつかある大きな飾りケージのふくろうさん達を眺めていたら、店主さんが出て来てくださって、更にお店の奥に潜んでいた大きなケージの中のフクロウさん達や鷹さん達を見せてくだいました。

またとんびさんもいて、なんとその鳥さん達は足にくさりは着けられているものの、ほぼ放し飼いをしてるらしく、一羽は、近所のマンションのベランダに止まっていて、もう一羽も電信柱のトップに止って悠々と休んでいらっしゃいました。

なんと、ワイルドな店主さんでしょう、と感嘆してしまいました。

声を挙げて感心をしていたら、店主さんは、次第に活気を帯びてこられ、奥からほぼそのままの小鳥の亡骸の餌を持ってきてくださり、お店の横の駐車場で鷹匠の実演をしてくださいました。

「オイ。来い!」と店主さんが叫ぶと、とんびさんと鷹さんが低空飛行で飛んで来て腕の上に止まるのです。この日は風が強かったのと、鳥さん達が空腹ではなかったようで、すぐには飛んできてはくださいませんでしたが、街の真ん中で行なわれた鷹匠の実演に感動しておりました。

街の周囲の方々も、この鷹匠の店主さんにはご理解のあるようでした。

しかし、街中のマンションのベランダに鷹が普通に止まって休んでいる光景を見るというのは普通ではないことであり、さすが!我が小平!かつての徳川将軍のおひざもと、鷹狩の名所!と感心してしまいます。

本当は写真やビデオを撮りたかったのですが、店主さんの突然のご好意のご提案であった為に、カメラを取り出す余裕がありませんでした。

しかし、ホ…本当に鳥さん達は可愛い!!!フクロウさんも目がまん丸でとってもキュート、羽も美しく、そしてちょこちょことたどたどしい足取りで歩きワンちゃんのようになついてきて、すり寄ってきます。

とんびさんも鷹さんが主役になっていることに嫉妬して時々ちゃちゃを入れてくるとか、まるでワンちゃんと変わりません。

オウムさんも近寄るとコンニチハ!と話し掛けてくるし、帰ろうとするとバイバイ!とあいさつをしてくるし、もう鳥さん達は可愛くてたまりません。

本当は以前、シロフクロウさんを飼いたい!と思っていたのですが、頭をくるくると愛らしく回す止まり木に止まっていたシロフクロウさんを眺めていたところ、ふと足に掴んでいた小さい白い息絶えたネズミさんを見て、断念しました。

フクロウさんを飼うには餌を取り扱うことが難しいです。特にベジタリアンの私にはハードルが高すぎました。

このお店は「フジペット」というお店です。素晴らしく情け深く気の良いワイルドな店主さんのいらっしゃるお店です。


どうぞ一度お越しになってください。

鷹匠実践してくださったささやかなお礼にお店のアピール。