私は改めて最近、クスノキとのご縁を感じております。
まず、実家の近くには「トトロの森」のモデル?とも呼ばれているクスノキの森がありました。
そして前職で私をいろいろと取り立てて使ってくれた会長は楠氏でした。
そして2006年に移り住んだ西宮ではクスノキが市の木と認定されており、驚いたことに西宮の市章(市のマーク)は✡六芒星✡であり、道路端には多くのローズマリーが街路樹として植えられており、この市はなにか魔術的ないわれがあるのでは、と思っておりました。
調べてみると、楠木正成は「橘」姓を名のっていたとのこと。そして井伊家の家紋の一つが「橘」。橘とは藤原一族を意味するようで、井伊家は藤原家に拾われた子孫とのこと。
また歴史は詳しくはありませんが、後醍醐天皇を巡って楠木一族と井伊一族が交わったらしい…。そこらへんはよく分かりませんが。
そしてクスノキの枝葉はなんと防虫剤として有名な樟脳(しょうのう)の原料になっていたのですね。
さらに、あのシナモンもクスノキの桂皮(けいひ)から作られていたのですね。
シナモンは、その言葉自体が魔法の呪文のような響きがあります。
小学校の時にこのシナモンが手に入らなく、憧れの存在でした。
古代エジプトでは、ミイラの防腐剤としても用いられていたようです。
もしかしたら、前世では自分がシナモンまみれになっていたかも知れません。
すべてつながっていることに偶然ではない奇跡を感じます。