人間界では「迷惑を掛ける人」と「迷惑を掛けられる人」の2種類に分けられると思います。
ちょっときつすぎる言い方なので、それを「お世話する人」と「お世話をされる人」と言い換えても良いかも知れません。
それは常に相手やシチュエーションによって瞬時に立場を入れ替えていると思います。
たとえば、自分のことで言うと、弟はずっと私に迷惑を掛け続け、私は迷惑を掛けられ続ける人間を演じておりますが、ちょっとタイミングが悪く、荷物を宅配のする宅配業者の方にに留守伝票を置かれてしまった瞬間に私が、その方にとって迷惑を掛ける人となり、その方は掛けられる人になってしまうようなものです。
人間界とは、常にそんな入れ替わりの2種類の役柄を演じて分けてバランスを取っているのだと思えます。