NHkで「人体」についての特別番組が始まり、興味深く拝見しております。
超最新科学と最新医学を駆使し、高性能のCGの映像も使われていて、人体の解剖学についてもとても分かり易くて素晴らしい番組だと思います。
医学界も素晴らしい進化を遂げていますね。このような番組をやってくださって有難いことです。
しかし、ひとつだけ気になったことがありました。番組の中で有名な医学博士の方が
「人体とは、以前は脳だけが指令を出し、他の臓器にメッセージを送ると思われてきましたが、実は、すべての臓器がメッセージを送りあって連携している連合体のようなものという、最近の画期的な大発見があったのです・・・」というようなことをおっしゃっていたのです。
これには大変僭越至極で失礼ながら、「なにを今更」と思えてしまったのです。
現代の最新医学の中でも人体というのは、10分の1も解明されていない、とおっしゃっていましたが、たぶん、100分の1も解明されていないのではないかと思えます。
身体の中の臓器が語り人にあらゆるメッセージを出している、というものは古代からずっと言い伝えられていたことだと思います。また長い間それらは精神世界の中で語られてきたことです。
ようやく現代医学が精神世界に少し近づいてきた、ということかも知れません。または、ようやく封印されてきた精神世界に対して現代医学が距離を縮めてきたのかも知れません。
西洋医学がなかった古代の人々は、人間の身体を小宇宙とし、中から訴えてくるメッセージを受け取り、あらゆる方法で対処して病を克服していたようです。
代替療法では病に対して薬草や運動、霊的なものの排除、そして精神的な苦しみなどを取ることによって自然治癒をうながす、ということをしてきたと思います。
それが西洋医学が世の中に広まってから、病気は、最新技術を持った病院で診察を受けて、優秀な医師に診断をしてもらい、最新の機器で手術したり、化学物質の薬で治してもらうと治る、という概念に取って代られてしまったようです。
その発端は、自分自身が子どもの頃、ひどいアトピー性皮膚炎で苦しんだことや、家族がいろいろと病気になってくれて、なんとかそれを治したい、と思う一心からでした。
いろいろな方法を試してきた中でとても興味深かったのが、10数年前にある有名なアメリカ人のスピリチュアリストの方が主催する「スピリチュアル解剖学」という講座に参加することになり、ニュージーランドで3週間の講座を受講するチャンスを持ったことでした。
その講座では、毎日毎日、医師の監修による人体解剖学も覚えながら、人体のすべての臓器のスピリチュアルな意味と病気になる理由を勉強致しました。
高そうなカラー版の重たい現代解剖学の本も大量に配布され、神妙にページをめくっては、自分の身体の内部のイメージと重ね合わせておりました。
また人間の身体の病の原因となることをコメディータッチの物語形式にしたイギリスのビデオを毎日観せられました。これはとても面白く、日本にもやってこないものかと思っておりましたが未だに、輸入盤はないようです。
更に面白いことに、スピリチュアルなワークがたくさんあり、お互いの身体の中を透視し、病気の部分を発見したり、また思い癖を突き止めたりする、ということもずいぶん致しました。
すべて初めての経験で、今まで知らなかった人体の内部の詳細が分かり、更に臓器が持つメッセージと、病気になってしまったら、その病気にならないといけなかった理由、またそこから発せられているメッセージ、また治癒するにはどうすれば良いか、なども知ることができました。
とても内容が充実した深く濃い3週間でした。参加している方々は医療従事者の方々またはセラピストの方々がとても多く、ニュージーランド以外からもヨーロッパやアメリカ、そしてアジア諸国からもたくさんの方々が参加されていました。
本当に目からうろこが落ちるような日々で、素晴らしい講座であったのですが、その間、私自身は、受ける前から小学校以来の酷いアトピー性皮膚炎を発症してしまい、3週間頭頂部から全身に広がってしまい苦しんでおりました。また期間中に胃腸炎も発症してしまい、講座の中頃ではギブアップしそうになっておりました。
主催者のインストラクターの先生に耐えられずに自分の症状を相談したところ、「私が一瞬にして治してあげます」と自信たっぷりに言われ、お願いして数分間施術してもらったのでした。しかし、期待していたほど、ひどい痒みも痛みもいっこうに消えませんでした。
しかし、その時先生が「ほら、もう治ったでしょ?」と聞かれ、つい「ハイ、治りました。すごく軽くなりました」と、日本人的にお世辞を言ってしまった自分を恥じておりました。
自分では必死にこれはきっと浄化作用に違いないと思い込もうとしておりました。そこでは「Healing Crisis ヒーリングクライシス」という一過性の毒出しの作用が身体に症状として現れると聞いておりましたので、それに違いないと思い込もうと致しました。
しかし、講座中でどんなにそこで習ったヒーリングをしても、ますます症状が悪化し、精神的にも苦痛となっておりました。
その後、振り返ってみると、その講座でのヒーリングは、宇宙エネルギーヒーリングで、私の身体には合わなかったようなのでした。そのヒーリングを受ければ受ける程、身体の中に、電磁波と水銀がたまっていくように重くなっていたのです。
しかし、その講座中、一度だけ大きな奇跡的なことが起きたのでした。
それは、最終週で、皆が先生によってひとりひとり試験を受けないといけないと言われた時でした。
先生は、生徒の意識が神につながっているかどうかと見る、という試験を課しました。
私はなんとか試験をクリアしたようでしたが、その後に続く日本人の生徒さんの通訳を頼まれたのでした。
私はその先生の言葉をひとつひとつ、その日本の方に伝えていたのですが、その先生は突然、深い瞑想状態に陥り、今まで発したことがない言葉を発し始めたのです。
その先生は、今まで宇宙界につながる言葉ばかりを発していたのですが、恍惚とした深い瞑想状態の中で、天界につながる言葉を発し始めたのでした。
それは何とも心地の良い言葉で、3週間の講座の中では一度も体験したことがないような心地よい誘導瞑想文であり、その言葉によって、私と先生と、日本人の生徒さんだけが天界へと導かれてしまったのでした。それは3人だけの秘密になりました。しかし、残念なことに、その試験が終わった後は、その言葉を発した先生も、日本人の生徒さんも、その瞑想文を忘れてしまっていたのです。有難いことに、私だけが、その秘密の文章をしっかりと覚えていたのです。
その秘密の文章が、今、私の行なっている天界の施術にしかと組み込ませて頂いております。
本当にそれは奇跡の瞬間に立ち会わせて頂いたという有難いことでした。
そんなことは、実は、以前にも私が他のスピリチュアルな勉強をしていた時も度々起きていたことでした。
それはまたいつか書かせて頂こうと思います。
現代医学は素晴らしいものなのですが、それに使われている化学的な薬は効果はありますが、その反面、副作用の恐ろしさもひしひしと感じます。
それは我が弟が身を呈して証明してくれました。我が宇宙人の弟は、薬が大好物でいくらでも飲もうとします。当人は、その副作用で、神経系が麻痺し、下半身不随になり車いすに乗っていたこともあります。神経を回復するのに、10年以上もリハビリが必要となりました。それでも宇宙人の弟は薬を止めようとは致しません。
当人が良いのなら仕方がないと止めさせるのは諦めました。しかし、私自身は、自分の身体を実験台にして、いろいろと内臓が痛んでも、打ち身になっても病院に行って薬をもらうのは止めて、内部からの声を聞き、慰め癒して、天界のヒーリングで治そうと試みております。
今年に入ってから、すい臓から下の臓器が一斉に痛み、鈍痛が数か月続いておりました。実は、2010年から大震災の起きた2011年も似たような鈍痛があった為に、同じような地球の痛みが来ているのではないかと思い、ずっと地球の土を癒すという作業をしております。
この間、講座をご卒業された方に最終日に天界のヒーリングをして頂きました。
すると、なんとみぞおちの辺りから、何ものかが抜け出して来て、小さい2本足でとことこと私の身体の上を歩き、肩からジャンプして出て行った感触がはっきりとあったのです。
その後、とても身体が軽くなり、痛みがかなり取れてきたのです。本当に人体とは不思議なものです。
自覚はあるのですが、今年になってから何度も弟の病院に付き添った為に、いろんな病の方々の強烈なる苦しみを受けていたのではないかと思います。
本当に人体とは不思議な大宇宙です。
地球におり、この肉体を貸して頂き体験できるというのは奇跡の出来事だと思い、感謝であります。