jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

うさぎ先生の日常



先日、うさぎ先生に会って参りました。

涼しくなってきて、夏の暑い時よりもパワー全開です。

やはり天然の毛皮の服をまとって生まれて来られた動物さん達は暑い時は辛いでしょう。

うさぎさんは汗をかかずに鼻先と耳だけで温度調整をするそうです。

暑い夏は、いつも鼻から暑い息がふーっふーっと出ております。また両方の耳に熱い血が集まってきていて、そこで冷やし再び全身に血液を戻すようです。耳を触ると血液が熱湯のように熱くなっております。そして、少しでも冷たいところに腹ばいになって、身体を冷やそうとしております。それはそれは見ていて気の毒になります。

ワンちゃんも猫様達もそうですね。ワンちゃんと猫様達は、両手両足の裏の肉球には汗をかくようですね。

しかし、うさぎさん達は両手両足の裏も厚い毛皮に覆われていて汗はかきません。

夏目漱石大先生の「吾輩は猫である」の中の吾輩猫様は、暑い夏は毛皮が暑くて大汗をかく、と描かれてあり、その部分だけは、夏目大先生違いますよ!とつっこみたくなってしまいました。

この吾輩様の描写は、とてもリアルでするりと忍び込んだ屋根裏から天井の穴を通して下の人間を観察しているところとか、木に爪を立ててしなやかに登っていく様など、夏目大先生は猫様に憑依してあちらこちらに活動をし、猫様の目になって人間界を観ているのだな、と思っておりました。過去に英文の哲学書を読んでいたり、芝居鑑賞などをしたことがある、と書いているところは、大先生が読者をけむに巻く計画で、大先生、ほくそ笑みながら書いていらっしゃるな、とそこは突っ込まずにさらっとスルーをしましたが、吾輩様が夏の暑さに耐えきれず、毛皮に大汗をかいているので水浴びをしたい、というようなくだりのところは見逃すことができない、と突っ込みたくなってしまいました。

我がうさぎ先生は、以下の動画のように、秋になってますます活動的になっております。

例年の儀式のように穴掘りを再開し始めました。2メートルほど下に掘り進めるそうです。母が見つける度に、埋めてしまいますが、屈することなく別の良さそうな場所を見つけては掘っているそうです。

その後は泥んこ状態になり、そっと家族に見つからないように家の中の押入れの中にそっと隠れています。見つかると丸洗いされてしまうことが分かっているのです。

でも、そのまま押入れの中に入られると、泥のついた足跡と葉っぱのくずなどがあちらこちらについてしまう為に、なんとか捕まえて洗うことにしております。

うさぎさんを洗うことに批判はあるでしょう。しかしそれは、デリケートで大事にされている家の中だけで飼っていらっしゃるうさぎさんで、その方々は理由なく洗ってはいけないと思います。我がうさぎ先生のように野性的でたくましく、泥んこ遊びが大好きな方なら大丈夫だと思います。

いつも穴掘りをした後で、捕獲されて洗われるのが分かっているので、人目を避けて、ささっと家の中に逃げ込み、穴倉に隠れておりますが、捕まって観念して、洗われている時は、むしろ、結構気持ち良さそうにしております。

お陰で黒い毛並みがつやつやとして、ふわふわで柔らかいです。

ますます賢く家人を癒してくれております。













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