新月の日に、もうひとつの奇跡的な出来事を目撃してしまいました。
ランチに入らせて頂いた洋食屋さんの軒先にあった燕の巣にいた3羽の子燕たちの一羽の巣立ちの瞬間に立ち会わせて頂いたのでした。

3羽のうちの一羽は、お父さんお母さん燕と同じくらいの大きさになっており、小さい巣の中で目いっぱい大きく育っておりました。
洋食屋さんのオーナーさんも、今日か明日かと巣立ちをワクワクとしながら見守っていらしたようです。
その飛び立つ瞬間に立ち会わせて頂いたのでした。
今までじっとひたすらお父さんお母さんの持ってきてくれる羽虫を食べ続けて、巣の中でじわじわと成長し、まったく翼を広げて飛んだこともなかった子がいきなり、ぱっと翼を最大限に広げて、何事もなかったように大空に舞って飛んで行く・・・
生物の神秘ですね・・・
まったくの躊躇なく、恐れもなく、未練もなく、執着もなく・・・
人間もこうありたいものです。
