悲しいご報告がございます。
垂水のセラピー・ルームで保護して頂いていました3猫、仔猫達の母親代わりになっておりました、イシスさんが22日の午後、原因不明の病で急逝してしまわれたのでした・・・
ずっと4猫ちゃん達を不眠不休でお世話をしてくださっていたミュリさんによると、前日までは普通にご飯も食べていて、仔猫ちゃん達を静かに見守っていらしたとのことですが、22日の早朝から急に呼吸が苦しそうになり、鼻水が流れ出し、風邪のような症状を見せていたということで、動物病院に連れて行こうとしてキャリーバックに入れて自転車のかごに乗せた途端に吐き戻し、そのまま意識がなくなっていってしまったとのことでした。
あまりにも突然のお別れにミュリさんも驚きと悲しみでいっぱいになってしまわれていらっしゃいます。
昨日は、ずっと嫌な胸騒ぎのする日でした。
「誰かが死ぬ」という予感があった日でした。一番弱くはかない存在が犠牲になられてしまいました・・・
しかし、イシスさんは最期は涼しく快適で清潔なお宅で仔猫ちゃん達とミュリさんの手厚い看護を受け、見守られながら天界に召され、とてもお幸せであったと思います。
もし、小平のノーランズ猫ちゃんのままであったら、この暑さの中で弱った体をノミ、ダニと蚊に悩まされながら、そして一人息子ホルス君の行く末を案じながら、亡くなったことでしょう。
イシスさんは、まるで、ホルス君が他の猫ちゃん達と仲良く、自立していく姿を確認した後、潔く身を引いていった感じがあります。
また天界によると、イシスさんは我が子達とたくさんのお世話になった方々の命の身代わりにもなったそうです。
昨日は一日中、うごめくものが苦しみもだえるように暴れ、ぐるぐるととぐろを巻いて、真っ黒い煙の渦を作り出し、その渦の中に多くのものを巻き込み、死に至らせようとする姿のヴィジョンが見えておりました。
私は自分の周囲や家族達の周りにシールドを張りブロックしていたのですが、その中で一番か弱く繊細な存在が、苦しみに耐え切れず、皆の犠牲になってしまったようです。
イシスさんには、天界の昇天の儀式をさせていただきました。
すると、イシスさんはもうすでに純白のまばゆくしっかりとした何重にも重なる厚く光沢のある翼を広げた天使の姿になっておりました。
地上でのお役目を果たし、今は地球全体を翼で覆うような大きな大天使になっていらっしゃいます。
もともとイシスさんは天界のみつかいの天使であったようです。
その天使が、いたずら天使のホルス君が地球に遊びに来たいと願った為に、母猫の姿になって最初に降りてきてから、ホルス君を自分の仔猫として降臨させ、私に結び付けるように仕向け、そしてすべてのお役目を果たし、再び、天界の天使に戻られたようでした。
遅かれ早かれ、イシスさんは天界に戻る準備をされていた方でした。ちょうど昨日は死の渦が蔓延している日であり、その死のエネルギーによってイシスさんは生命エネルギーを絶ったようです。
イシスさんがいなくなった後、ホルス君はしばらくイシス母さんがずっと座っていたケージの上の段で、想いをめぐらすようにうずくまっていた後、すべてを振り払うように勢いよく飛び降りて、クレちゃん、ファラオ君と楽しそうに遊び始めたそうです。
普通に見たら「引き取った野良猫が弱って死んだ」で済んでしまうお話ですが、その裏に隠されている壮大な天空を超えたストーリーを知ると、まったく見方や考え方が変わって参りますね。
天使に戻られたイシス母さん、ありがとう!お役目お疲れ様でした。
あなたはまれにみる美しい猫さまのお姿をしていらっしゃいました。そして献身的な母でありました。