かなりのハードルの高さのお方です。
しかし、このお方を受け入れられる方には、ものすごい程、天界から祝福があると感じます。
またブー猫ちゃん(失礼!)シエルちゃんも同じ方が受け入れてくださいます。
私はこの子達を見るたびに「アニー」や「赤毛のアン」の物語を思い出しておりました。
養護施設の中で、良くしつけが良くマナーができており、従順そうで可愛く楽そうな子ばかりに、すぐに受け入れてくださる家族が決まっていくのに、少々、個性的で容姿に恵まれず、一筋縄ではいかないような癖のある子は残されていき、ずっと施設で成人するまで過ごすことになる、というところです。
残されていく子達は拗ねてしまい、家族の愛情に飢え惨めで劣等感にさいなまれてしまいます。それなのに、表面ではなんてことはない、と虚勢を張り、意地悪にもなってしまいます。または自分の内側を見せないように良い人を装う人になってしまいます。
その子達の内側には純粋でとても素敵な愛があふれ、良いものもいっぱいあるのに、周りには理解されず、自分にふたをしたまま大人になってしまい、大人になってもねじれた部分がなかなか直せず、ちょっと難しい人と見られてしまいます。
または異常なくらいに自分を良く見せようとして、虚勢を張ったり優等生を演じようとします。
カウンセリングでもちょっと似たような方々に会うことがあります。
幼少期の記憶は大事ですね。人も動物さんも。
でもそれは大人になってある程度の努力をすると記憶の修復もでき、いくらでも克服できます。
猫ちゃん達の場合は、家族になってくださる人の愛情の掛け方でどのようにでも変わっていくようです。
「誰だよ!俺の新しい母さんは!」
「も~。早く抱っこしてよ~」
あと、10日間の辛抱です。