外で暮らす猫ちゃん達は一年中、いろんな危険にさらされています。
そろそろ害虫の季節です。
いろいろなノミダニ駆除の薬がありますね。
こちらでは「フロントライン」「レボリューション」「アドボケート」などを動物病院か、個人購入しております。
触ることのできない猫ちゃん達に塗布することは、なかなかの試練です。
美味しそうな缶詰の餌を置き、後ろからそっと近寄って上から首元をねらって液体を数滴たらします。
猫ちゃん達は薬が落ちてくるとヒヤッとするようで、ビクッとして上を見上げております。
それで塗布成功か、と安堵します。
暖かくなってくると皆、毛をかゆそうに掻きむしり、耳など掻きすぎて血がにじんでいたりします。
家猫ちゃん達と違い、ノーランズ猫ちゃん達にとって、地球はなんと過酷な世界でしょう。
本当は全部の猫ちゃん達をノミダニ蚊がいない安全な場所に保護してあげたいと切に願います。
しかし、猫ちゃん達も生まれる環境も境遇もすべてを分かって生まれてきていますから、勝手におせっかいな救済など必要ないかも知れません。
すべてを受け入れて自然に生きて自然に死んでいくことが良いのかも知れません。
伝説の白猫ちゃんの「白」ちゃんにも無事に「フロントライン」塗布できました。
気まぐれで気位の高い女王さまです。なかなか写真を撮らせてくださいません。
駅前で誰かが来るのを、一年中待ち続けている白猫の白ちゃん。
この白ちゃんがご縁でつながった人達が、「白ちゃん」の会を結成して、時々集まっているそうです。
多くの人達をつなげて、助けて癒している、精霊さんでもあります。
時々、桜の木に登って枝の上で休んでいます。
暗がりで目が光っています。桜の木の妖怪にも見えます。