jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

タンバリンちゃんの旅立ち

昨年後半のネコさま変化・・・

 

・黒仔ネコであった「タンバリンちゃん」の家族が現れ、無事に譲渡となりました。

 

タンバリンちゃんは、例の!お隣の市の遊歩道に現れた仔ネコ兄弟姉妹の一匹でした。

 

捕獲した時は、もうすでに4か月を過ぎていたと思われ、かなりワイルドで狂暴で、翌日元の場所に放す予定であったのですが、その日があまりにも強風で、そして捕獲器の中をよく見ると、まだ幼い顔をしている女の子の黒ネコをその風の中で放すのがはばかられ、一時保護してくださる大ベテランさまのお宅に預けたものの、ますます狂暴になり、手が付けられない、ということで、こちらにやって参りました。

 

手を出そうものなら、シャーといって引っかかれ、時に嚙みつかれ、これは、もうしばらく静観するしかない、という感じで、他の穏やかなネコさん達と共に静かに見守っているだけでした。

 

タンバリンちゃんは他のネコさん達とはとっても仲良しで、ネコには好かれておりました。

 

また、こちらのネコハウスに訪れる方々からは、このタンバリンちゃんは結構な人気で、「見ているだけで癒される、美しい・・・」といった声がちらほら上がってきたために、思い切って譲渡サイトに出すことに致しました。

 

すると、やはり結構な人気となり、良さそうな候補者の方々が数名お越しくださいました。

 

皆さん、とてもきれいなタンバリンちゃんが気に入られたのですが、やはり手を出すと、バシっと爪の強打が飛び、皆さん恐れおののいて退散となってしまっておりました。

 

もう諦めて、こちらで終生飼育かと思っていたところ、また数名、候補者が現れ、その中で、とてもやりとりの文章がきっちりとしていらっしゃり、真面目なお人柄の女性が来られ、

 

その方が

 

「このままで良いんです。何年も掛けてゆっくりと仲良くなりたいです」

 

と殊勝なお言葉を------69/*458/*458 ← ジェルちゃんが打ちました・・・

 

おっしゃってくださり、その方を信じて託してみることに致しました。

 

その方のお宅には、ネコボランティア天使のAさんと共にお運びし、一緒に脱走防止対策をしっかりと指導させていただき後は、お願いすることに致しました。

 

その前に動物病院で、マイクロチップを入れ、軽く麻酔を打ってもらい生まれて初めての爪切りもして頂きました。

 

その後、本当にその女性は真面目にまっすぐにタンバリンちゃんと向き合い、お世話をしてくださいました。

 

タンバリンちゃんが血尿を出して膀胱炎になった時は、お姉さまを呼んで一緒に部屋の中で捕まえて動物病院にもちゃんと連れて行ってくださいました。

 

本当になんという最高の飼い主さまでしょう。と感心しきりです。

 

 

今年は、ネコ家族さまに150枚の年賀状を出したのですが、5名の方が引っ越されて、行方が分からず、ちょっと案じております。

 

皆さん、ものすごく真面目な方々で、素晴らしい職業の方々ばかりでしたので、大丈夫、と信じるしかございません。

 

タンバリンちゃんのご家族さまにも信じて託そうと思います。

 

末永くお幸せに!

 

タンバリンちゃん!

可愛らしい方でした。