今朝は、「仕掛けてあった捕獲器にさくらネコちゃんが入ってしまい、捕獲が失敗した」という、庭に捕獲器を置いてくださっている方から、LINE連絡があり、病院への搬送は延期になりました。
その方のお庭に10匹はいるであろうとおっしゃっていたために、現在4台の捕獲器を置いてくださっているのですが、ご近所の目が気になり、乗り気でないようで真剣には仕掛けてくださっていない感じが致しました。
しかし、今朝は昨晩の具合の悪くなった偽ゴマちゃんの病院搬送のため、帰ってきたのが夜の11時を過ぎてしまっていたため、しばしの休息を頂いたようでちょっとほっと致しました。
偽ゴマちゃんは現在、マンションの植え込みで餌をくださっていらしたベテランボランティアさんのお宅に保護されているのですが、急激な環境の変化でショックを受けたのか、1段ケージから2段ケージに変えただけで、3日間飲まず食わず、そしてトイレにもいかず、という状態であったそうです。
そしてケージの中に血痕があった為に昨晩、餌やりの途中で、お世話をされているご婦人から電話で呼び出しをされました。
偽ゴマちゃんがとても狂暴で捕まえられないというので、まずは捕まえるところから始めなくてはならず、病院の閉まる時間に間に合うか、かなり焦りました。
こちらから猛獣用の手袋を持っていき、偽ゴマちゃんに何度も噛み付かれながら、なんとか洗濯ネットに入れて、いつも餌やりをお手伝いしてくださっている方のお車で頑張って頂き、ギリギリ病院の閉まる10分前に入ることができました。
いつもながら、看護師さんには迷惑な顔をされましたが、いたしかたありません。
看護師さん達も夜遅くまで働き、早朝もまた出勤されていらっしゃいますから、残業は申し訳なく、頭が下がります。
偽ゴマちゃんを診断して頂くと、獣医さんいわく、あと少しでも遅かったら死んでいたレベルであったそうです。
暴れて診断ができないために、鎮静剤を打ってもらい、診察していただくと、膀胱がグレープフルーツ大まで膨張していたそうです。
しかし、結石や膀胱炎で尿が出なかったわけではなく、緊張からか、わざと尿を出していなかったようです。
もしかしたら、偽ゴマちゃんなりの「こんなに振り回しやがって!」という反発のストライキ行動だったのかも知れません。
獣医さんが、カテーテルを尿道に通し入れて、注射器で何度も尿を吸い出して頂くとかなりな量の尿を排出し、最後は、トマトケチャップ状態の赤血球の塊がドロドロと出て参りました。
こんな酷い状態で苦しんでいたのかと思うと、偽ゴマちゃんをとても気の毒に思いました。
しかし、あのまま外にいたらこのまま死んでいたに違いありません。
餌をあげている外ネコちゃんが突然消えてしまうことが度々あるのですが、このようにネコちゃんは容態が急変して死んでしまうこともあるのだと思えます。
外ネコちゃん全部を見てあげることができない虚しさを度々感じておりますが、せめて、救える命は救ってあげたいものです。
偽ゴマちゃんはどこからやってきたのか、ある日、突然現れたために、餌やりさんは「ポスターにあった脱走した黒ネコで特徴がそっくりなゴマちゃん」だと思い込んでいたそうです。
お二人のベテランご婦人が今回、偽ゴマちゃんを助けてくださったことが本当に良かったと思います。
そんなことで、最近は、2匹の脱走したネコちゃんの手伝い、4か所の捕獲の手伝いで毎日翻弄されています。
プラス、毎日の餌やりが5時から9時PMまであり、これでまた15匹ほどの子ネコが来るという連絡がありめまいがしそうです。
まだ子ネコが来ていないのですが、それまで体力を温存しておこうと思います。
更にネコ神様とご先祖さま方のおかげさまで、有難いことに本業の仕事も増えており、忙しさのスピードがアップしております。
ひたすら目の前のことをコツコツとこなして、ネコファーストを心掛けるしかないと、感謝して取り組んでいたところ、思いがけないところで臨時収入が入って参りました。
ネコ神さま、ご先祖さま方の温情を頂き、実家の朽ち果てそうになっている浴室と洗面所を直すことになりました。
ずっと以前からまだリフォームしていなかった洗面所と不便な古い浴室は歳を取った母には気の毒であると思い、以前からずっとリフォームをしてあげたいと願っていたものの、この6年間の間にネコ費用がやたらと掛かり、実家も母のこともおざなりになってしまっておりました。
しかし、今回、突然、ネコの神様から「母親のことをしなさい」と言われた気がして、臨時収入を念願叶って、母の為に使うことができそうです。
ちょうど母の誕生日と母の日が5月な為に、ようやくささやかな孝行ができそうです。
これもネコちゃん達のおかげさま!ネコの神様のおかげさま!ご先祖さま方のおかげ様さま!天界のおかげさま!皆さまのおかげさま!と心から感謝しております。