先日、ご飯やりをしている中の、三毛猫ミケルを遠くで見かけたとの情報がありました。
団地から離れて、2キロ近くの駅の側で、通行人の男性の周りをぐるぐる回り、男性を歩けないように羽交い絞めにして困らせていたそうです。
猫様の足で2キロとは、相当な距離だと思われます。
ミケルは昼間ご主人探し行脚の旅に出ているようです。
ミケルは人一倍、人間が好きで、愛してくれそうな優しそうな人を見つけては「愛して!愛して!連れて帰って!」とアピールをします。
真っ直ぐなつぶらな瞳で見つめられると猫好きな方は、心を撃ち抜かれてしまいます。
でも大きくなり過ぎた三毛猫さんは、なかなかご主人が見つからないようです・・・
なんとか、ひとり占めして愛してくれる聖母マリア様を見つけてあげたいと切に願います。
今、団地の猫様の権力の順位がはっきりと見えて参りました。
ナンバーワンは、グレーのグレーテル(ドラえもんとも呼んでおります)、
次は兄弟猫の白とグレーのジョヒエル、
3番目はミケル、
4番目はグレーのグレーテルジュニア、
5番目はクロブチちゃんのウリエル、
6番目は、まだ若いけれども賢いラジエル、
そして、最後は黒猫ルシフェルです。
あとは、まだまだ遠くからこちらを観察している方々が4匹様ほどいらっしゃいます。
皆、今は、私の腕の争奪戦をしております。
グレーテルがいない時は、ジョヒエルが私の腕の中に入りたがり、あわよくば入るとスースーと寝いってしまうのです。
そんな姿を見ると、また心臓が撃ち抜かれてしまいます。
でもジョヒエルは、他の方が私に近づこうとすると、悪魔に変身し、噛みつこうとします。
本当に皆愛されたいのですね・・・愛が欲しくてたまらない感じです。
猫様達を抱っこしながら頭の中に昔流行った歌のフレーズが流れて参ります。
「をうをう・・・愛をください!をうをう、愛をください!・・・」
最近、結構、たっぷりとご飯をもらっているので、ご飯よりも愛が欲しいようです。
皆、どことなくぷくぷくぽちゃぽちゃとしております。
毛並みも良く、野良さまには見えないきれいさです。
私は、動物さんが飢えてお腹を空かし痩せている姿を見ると死にそうになってしまいます。
普段は冷たく残酷なルシファーの私なのですが、そんな気の毒な方々を見てしまうと思いっ切り食べさせてあげて太らせたくなってしまうのです。
しかし、アフリカの飢えた子どもの可哀そうアピール広告を見ても、あまり感情が動かされません。
人間の子どもはまだ、天界から降りて来たばかりでエネルギーも強いのです。しかもわざわざ、その過酷な土地を選んで生まれて来た直後ですから、可哀そうというのは、お門違いの失礼な気が致します。
昔、アメリカの有名バンドの方々が・・・エイド・・・というものを作ってやたらアフリカの子達を救う活動をしていらっしゃいました。そして数十年後、その命を救ってもらったアフリカの子達が、勝手にヨーロッパに上陸してきて好き放題鬼のように大暴れしておりました。2010年に私が初めてパリに行った時に、暗がりでたむろしているアフリカの方々を見掛け、ちょっと殺気を感じておりました。また連日TVで「違法入国してきたアフリカ人よ出ていけ!」という群衆パレードと違法入国アフリカ人の若者による火炎瓶の投げ合いなどの暴動ニュースもずっと放映されておりました。せっかく救って差し上げたのに、なんとも皮肉なことで・・・
私は「アフリカにはワクチンよりも避妊具を送ろう!」とずっと昔からひとりで勝手に訴えております。猫様達だって避妊去勢されるのですから、皆、平等にしたら良いと思います。
なんとか、あの猫様達に手を差し伸べてあげたく思います。
そして愛してくださる聖母マリアのお母さんを探してあげたいと願います。
でも、タダメシは食わせんぞ!猫様達にも働いて自分で稼いで頂きましょう。
我がうさぎ先生も、ぽちゃぽちゃ丸々と太った体で我が家で天界のエンジェルヒプノセラピーラビットとして大いに活躍しております。