昨日の満月の日に、松本さまの外猫の「さくら」ちゃんが天使に戻られたそうです。
満月の月明かりの下で、可憐な桜の花びらが散るかのように「さくら」ちゃんは散って行かれました。
一人と数十匹が同時に「念」の犠牲者となり、その中の代表として、天界に召されて行かれたと感じました。
他の人と猫ちゃん達は復活し、今まで以上にハイパースーパー元気になっています。
エネルギーとは不思議なものです。
しかし、外猫の「さくら」ちゃんにはお気の毒なことを致しました。
松本さまとご主人さまは、突然現れた、さくらちゃん長い間お姫さまのように扱い上質なご馳走を献上し、段ボール製の邸宅まで御用意されていたのでした。
松本さんのご主人さまは、もうそろそろさくらちゃんを家猫としておうちに迎え入れようとしていた矢先の出来事であったそうです。
さくらちゃんは、地元のボランティアさんが以前、TNRでさくら猫にしてくださった女の子の猫ちゃんであり、後ろ足を車に轢かれて、そのままとなり、びっこをひいていた子です。
しかし、とても健康そうで性格も優しい子であったそうです。
さくらちゃんは、最期の数日間を病院のふかふかのタオルケットの上で点滴をされ、上等な家猫のように手厚い介護を受け、満月の朝に静かに穏やかに天界に召されたそうです。
その後、移動式の葬儀車でお骨となりお線香で弔われて骨壺に入れられたとのことです。
お骨は他のワンちゃん、猫ちゃん達と今度、別荘地の美しいお庭の土の下で自然に還ることになるそうです。
なんという幸せな外猫ちゃんでしょう。
なかなか、外猫ちゃん達に対して、このように慈愛に満ちたお優しくご親切なことはできないでしょう。
私も無数の外猫ちゃん達を見送って参りましたが、皆に手厚いことはできず、いまだに後悔することしきりです。
その夜、明日、四国に旅立つ元「マーガレット」ちゃんのお名前が決定しました。
たくさんの候補が出ていて、最初は「サラ」ちゃんになる予定でした。
しかし、私の頭の中に「満月 Lunaルナ」ちゃんという名前が浮かびあがり、いかがでしょう?と提案したところ、その方のご主人さまもルナちゃんという名前を候補に挙げていらしたそうで、最終的に「ルナ」ちゃんに決定しました。
さくらちゃんから、ルナちゃんに命のバトンタッチがされた、と感じました。
祝・ルナちゃん!
他の気の毒なまま亡くなったすべての猫ちゃんの代表の生まれ変わりとして大いに愛され最高に幸せになることでしょう!