jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

Gone with November

11月もあとわずかで終わってしまいます。

 

あと残り一枚のカレンダーが薄くはかなくひらひらと風にたなびいております。

 

11月の尊厳意義を守る会の会長?としては、日本よ11月を軽視せず、重んじてください!と主張したく思います。

 

10月の華やかなオレンジに満ちたハロウィーンが終わる日、ショーウィーンドウの明かりが消えた途端に、店内ではそそくさと飾りが撤去され、赤と緑と白いクリスマスの3色に7変化させられます。

 

しかし、外は紅葉まっさかりの樹木に、すっきりとした暖かく穏やかな空気と澄み渡る青空の下に流れるクリスマスソングが不釣り合いに思えます。

 

毎年思うのですが、クリスマス当日の12月25日になると、人々は2ヵ月余りこれでもかと押しつけがましいクリスマスデコレーションとクリスマスBGMに疲れ果てて、飽き飽きとした感があり、気分はもう翌年のお正月に向いていて、クリスマスはもう終わっている、といった感がぬぐません。

 

アメリカであったら、11月はサンクスギビング感謝祭の飾りとなり、商店街は七面鳥とか、野菜果物の飾りに満ち溢れます。

 

この豊穣祭のような飾りつけは、実りの季節の秋にふさわしいとワクワクします。

 

11月の映画ではキアヌ・リーブス主演のスウィート・ノヴェンバ―というものが哀愁漂うもので良い感じでした。

 

ヨーロッパだったら、12月に入ってから翌年の1月中旬くらいまでが、クリスマス期間であり、きりっとした冷たい空気とちらつく雪に、中世から引き継いでいる、古びた石の教会と石だたみの街中のクリスマスデコレーションがとても魅力的に良く似合います。

 

やっぱり日本はキリスト教文化は似合いませんから、11月の秋を大事にして頂きたい!紅葉祭りや豊穣祭をもっと大々的にやって頂きたいと思います。

 

11月は和太鼓のカラカラとした軽い音とずしっとくる低音が似合うと思います。

 

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うさぎ先生の栄養が入ってたわわに実るみかん