昨晩、時刻の変わる頃、捕獲作業で見回りをしていたら、暗闇から突然強烈なライトを当てられ、ハッとしていると、そこにおびただしい数の警官達がぞろぞろと現れ、
「通報がありました」
と突然の職務質問を受けました。
このシチュエーションにはすっかり慣れているため、こちらは冷静な話し方を保ち、エンジェルAさんが作ってくださった、チラシを見せ
・この地域で爆発的に増えてしまっていた飼い主のいないネコ達の捕獲保護活動をしている
・地域の住民の方々には、一軒ずつ訪問し、このチラシを手渡し説明をしている
・自治会長とも話し合いをし、回覧板も回してもらっている
・捕獲器を置いているアパートやコーヒー豆工場、お宅には許可を取っている
・3月31日からほぼ毎晩11時から早朝までの作業で、これまで35匹の捕獲と不妊去勢手術、24匹の保護、そして子ネコ6匹の保護をしている。
・私が深夜の担当で、早朝の担当もいる、他に数人のボランティアさま方のお宅で、捕獲したネコを保護している
・現在は、放したオスネコも、虐待の怖れがあることが発覚したため、保護に切り替えて、再度、捕獲を試みていること
などを手短に説明した後、
最後にたっぷりと大声で皮肉をこめて、
「本来は、ここに住んでいらっしゃる地域の方々がやらなければならない課題を、私のような関係のない人間が、みるに見かねてやっているのです。
私も仕事を持っていて、こんな大変な作業を深夜にやりたくなどありません。
でも、地域の方々がまったく非協力的で、更に、毒餌を撒いたり、捕まえたネコを殺すような疑いがあるため、こちらは動物愛護の観点で、致し方なく、このボランティアをしているのです。
皆さんにご迷惑にならないように一人で静かに音を立てずにもやっております」
とわざと、シンと静まり返った家の中で、寝たふりをして、耳をそばだて外の様子をうかがっている人達に聞こえるように言い放ってなりました。
すると、警官の方々はうーんとうなり、腕を組み、その中のリーダー格らしき偉そうな方が、
「それは酷いお話ですね。本当に申し訳ない、頭が下がります。そういった活動は、うちの埼玉の方では、やはり自治体がやっており、解決しています。この地域は、なんですか?ひどすぎる。皆、知らん顔で、ボランティアさんだけがそんな思いをしているなんて!」
と一緒に怒ってくださいました。
私も
「こちらは順を踏んで、正当な方法で皆さんに説明をし、協力をお願いしているにもかかわらず、どなたも協力をしてくださらず、仕方なく、3か月近くの間、毎晩作業をし続けているのに、今更、通報するなんて信じられません!」
と、わざと憤慨する声をあげると
「まあまあ・・・知らない人か、通りがかりの人だったかも知れません・・・」
と慰め、深々と頭を下げてくださり
「本当に大変なことを有難うございます。どうぞお体お大事に・・・」
と言いつつ、本部に終了の連絡を入れて、申し訳なさそうに一人ずつパトカーや自転車で去って行かれました。
警察に通報されたことは、これまで20回を超えているため、その対処法には慣れてしまっております。
しかし、本当にここの人達の人間性には疑問しかありません。
「来世はあると思うな、あんた方が皆、ナメクジに生まれ変わり、何度も何度も塩を振りかけられては、死にすぐにまたナメクジになる転生を繰り返す・・・」
と密かに呪詛をしております。
そのためか、先日、都議の議員さんと表で話をしていると、ネコに酷いことをして追い払っていた老齢のひとり暮らしのご婦人が、私たちが話している最中に、よろよろと土気色の顔をして、外に無言で現れ、外で待機していた息子さんの車で病院に搬送されて行き、そのまま入院と施設行きになってしまったようです。そのお宅は、もう家具が外に出され、空き家になってしまっています。
これもネコ神様の下した思し召し、とすぐに分かりました。
ネコに酷いことをしていると、本当に分かり易く、報復のようなことが起こります。
その反対に、ネコに良い行いをしていると、良いように助けていただける・・・を実感させられております。
しかし、ふと、いつも警察沙汰になった後は、その現場での作業が終わりに近づく、ということを思い出しました。
残り3匹の手術済みのオス君を捕まえたら、そこには目立ったネコさん達がいなくなります。
冷酷非情な人間達のいる場所にこれ以上、ネコさん達を置いておけません。
あと、3匹捕獲保護したら、終わりです。
白黒マスクの子ネコちゃん達のお父さん。
キジトラの小さな男の子。
インスタグラムで人気の工場長ネコにそっくりなキジ白君。
で終了です。
梅雨が本格的に始まるまでになんとか終わらせたい!と願うばかりです。
ネコ神様、どうぞよろしくお願い致します。

